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永遠の終わりを待ち続けてる
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 完結
前書き・紹介
サヨナラをあなたに
前の話 | 目次 | 次の話 |
「リーデ、ちゃんとお別れしよう。君が言った通り、僕はヴィマラをみつけられなかったんだ。それが一つの答えなんだよ」
イヤだと泣いて叫ぶ目の前の愛しい子。『ごねてもくれないヴィリーなんか嫌い』と泣いて叫んだ。けれど、彼女は解っているのだ。気付いてやれなかった僕へのヴィマラの怨みは大き過ぎる。
そして、ヴィマラはリーデのことさえ憎んでいる。ヴィルフリートは絶対に自分を傷付けたり悲しませない、裏切らないとヴィマラに言い切った、『シエルリーデ』を。
シエルリーデの言葉を信じたヴィマラに、ヴィルフリートが怨まれるのは当然のこと。けれど、ヴィマラはシエルリーデでさえも怨んで憎んで、赦してはいないのだ。
ヴィルフリートにしてやれるのは、別れを告げてやることだけだ。別れを告げて、ヴィマラの怨みと憎しみがいつの日か落ち着くことを願ってやること。それだけだ。
シエルリーデはヴィルフリートの言葉に傷付いた色を湛えた瞳で大きく涙を零しながら、涙で濡れた顔をぐちゃぐちゃに歪めて、それから静かに微笑んだ。
「そうね、お別れしなくちゃね。でも、さっきと同じはもう辛いから、一言だけで済まさせてね。さよなら、私の一番愛する人。いいえ、私の一番愛した人。
私がこんなに泣いて叫んで訴えているのに、貴方はとても冷静なのね。いいわ、怨んであげる。ヴィマラじゃなくてシエルリーデは貴方を怨んであげるわ、永遠にね」
零れる涙もそのままに微笑んで、シエルリーデとしてヴィルフリートを永遠に怨んでやると言ったリーデの瞳は、怨みではなく孤独の闇に満ちていた。深い絶望に。
「……リーデ、僕の話を聴いて? 僕はヴィマラをみつけられなかった。それは一つの答えだ。だけど、リーデ。それなら、こうも考えは出来ない? 消されたはずの君は僕をみつけてくれた。それも一つの答えだと。そう、考えてみることは出来ない?」
ヴィルフリートの言葉の意味が解らないというように、可愛い子は傷付いた瞳に怯えの色を宿している。ヴィルフリートから何を言われるのだろうかと、これ以上何を言われるのかと、瞳がはっきり怯えていた。
「リーデ、君が一番解ってるだろう? 七つのヴィマラの怨みの大きさを。今の君がどれだけ泣いて叫んでいても、僕には君の手を取ってやれない。ヴィマラがそれを赦さない」
「…………そうよ、ヴィマラは赦してくれない。だけど、もう、私だって許さないわ。貴方なんて永遠に怨んでやるわ。私は永遠に輪廻を繰り返し、その度に貴方を思い出すんだもの。怨んでやるわ」
ヴィルフリートは傷付いた瞳で、繰り返し繰り返し怨んでやると自分に言い聞かせている、永遠に愛しい大事な子の目元に、そっと手を伸ばして涙を拭った。
「聴いて、リーデ。僕はヴィマラに犯した罪を贖わなくてはいけない。ヴィマラの怨みと憎しみが落ち着く日を、願ってやらないと」
「聴きたくない!! これ以上何も聴きたくなんてないわっ!! さよならは言ったわ、もう、貴方の言葉は聴きたくないっ!!」
ヴィルフリートの言葉に、傷付いた瞳で叫び、両耳を塞ぐ、ヴィルフリートの大事な子。傷付けたいわけじゃない。哀しませたいわけじゃない。出来ることなら今直ぐその手を取ってやりたい。
けれど、今のヴィルフリートにその資格はなく、それをもし実行させたとしても、ヴィルフリートの大事な子は苦しむだけだ。インドに生きた、七つのヴィマラに怨まれ、憎まれて……。
「君は人間だ。死の眠りに就いてもまた生を受けてくる。リーデが眠りに就いて、ヴィマラが生を受けたように。ヴィマラが眠りに就いて、綾袮が生を受けたように。僕は千年綾袮の中の君の記憶を封じるよ」
「聴きたくないっ!!」
ヴィルフリートは静かに続ける。
「綾袮が眠りに就くとき、僕は綾袮の前に現れて、君の記憶を解放する。それから、次に生を受けてくる君を探すよ。今度こそ、僕がみつける。どんな手段を使っても、君をみつけてみせる。
そのときにヴィマラが赦してくれたなら、僕は君をそのまま僕達の世界へ連れ去っていく。僕らの永遠の世界へ。だけど、そのときにはまだヴィマラが赦してはくれないというなら、僕は同じことを繰り返す。
君の記憶を封じて、綾袮の次の生を生きる子が眠りに就くときに、君の記憶を解放する。それを何度も繰り返すよ。君がヴィマラの怨みの声に苦しむことなく、僕の手を取れるその日までね」
「…………そんなのってあんまりよ。何処までも残酷なのね、ヴィマラがそんなに大事なの。貴方はもう、私じゃなくてヴィマラの方が大事なのね」
「リーデ、僕がヴィマラを大事に思えないわけがないよ。だけど、ヴィマラは君と比べる存在じゃない」
ヴィルフリートの言葉に、愛しい子は瞳の絶望を深い色へと変えていったから、ヴィルフリートは即座に否定した。絶望させたいわけじゃない。そんな目をさせたいわけじゃない。
「ヴィマラは君と比べられる存在じゃない。だって、ヴィマラはシエルリーデだ。僕のリーデ、君自身でもあるだろう? だからこそ、ヴィマラの怨みの声に君はそこまで苦しんでる。
僕はね、ヴィマラがシエルリーデだから、無視出来ないんだよ。名誉挽回のチャンスを与えてもらいたいんだ。君が何を苦しむことなく、シエルリーデに戻れるように。そして、僕の手を受け取れるように」
ヴィルフリートの申し出る贖罪は、あまりにも残酷なものだとルーシアも思った。それは、シエルリーデにとってだけではなく、ヴィルフリートにとってもあまりにも残酷なものだ。
綾袮の中にリーデの記憶を完全に封じて、綾袮が眠りに就くときにリーデの記憶を解放すると。そして、綾袮の次に生を受けてくるリーデをみつけると彼は言う。
そのときにヴィマラが赦したならば、彼はリーデを彼らの世界へ連れていくと。けれど、そのときのヴィマラがまだ赦さないなら、彼は再びリーデを封じる。
そうして、輪廻を繰り返すリーデを何度も彼はみつけるという。何度もみつけて同じことを繰り返すと。ヴィマラが彼を赦すまで。ヴィマラがリーデを、シエルリーデを赦すまで。
リーデの記憶を封じる以上、リーデは綾袮として生きる中で誰かと結ばれることだってあるだろう。それは、綾袮の次の生でも、その次の生でも同じこと。ヴィルフリートとて承知の上なのだろう。
ヴィルフリートの顔はとても苦しそうで、哀しそうな瞳をしている。それでも、ヴィルフリートはその道を選ぶ。赦される日は、数百年も数千年も先かもしれない。人の輪廻はそうそう簡単には回らない。
リーデが人間である以上、永遠に続く輪廻の終わりを探して、彼は永遠を生きる。それが彼のヴィマラへの贖いだと言って。ああ、こんな永遠を望んだわけでは誰もなかったのに……。
「私は幸せな永遠を夢見たのよ。そんな哀しい永遠を見たいわけじゃなかった。けれど、貴方はもう決めてしまっているわ。哀しい永遠を繰り返すことを。あんまりな永遠をね」
「うん、僕はもう決めた。君の永遠が終わる日を探しながら、僕は僕の永遠を生きるよ」
「なに、それ。私の永遠が終わる日なんて来ないわ。輪廻は延々と永遠に続く」
「それは、君が人間の間の話だろう? 僕が赦された日には僕は君を連れていくんだよ? 遠い昔に誓った『永遠』の世界に。君が永遠に僕の傍で生きる世界にね。リーデ、まさか今更忘れてないでよ?
僕はヴァンパイアだ。それとも、もう、僕と同じ命はイヤだと今になって君は言い出すの?」
ヴィルフリートの言葉に、可愛い子はぼろぼろと大きな涙を零した。
「…………綾袮の次に生まれたら、出来るだけ小さな女の子が夢見るような方法で現れてね。七つのヴィマラが夢に描いたように、牢屋の中から救い出してくれるような」
「前提がもうおかしくない? 牢屋に入れられてる前提?」
「それなら、森の中に佇む魔物の城に閉じ込められてるところから?」
「それ、暗に僕の城を指してるようにも取れるよ? まぁ、努力するよ。僕だって出来るだけ早く君の手を取りたいし、連れて行きたいからね」
ヴィルフリートの言葉にシエルリーデは泣き笑いの表情を浮かべた。
「そう、それなら、努力してね。リーデの王子様はヴィリーだったのよ、ヴィマラの王子様だってヴィリーなんだから。さようなら、ヴィリー。ヴィルフリート・アルヴィス・フォン・レ・ラインフェルド」
「うん、さようなら。僕の可愛いお姫様、僕の一番大事な子。永遠に僕が愛する、たった一人の女の子。
『シエルリーデ・セントカティルナ・ドゥ・ルディエット、千年綾袮の中に眠れ。ヴィルフリート・アルヴィスが、闇の眷属の名の下に、ラインフェルド公爵として命じる。我が言葉に従え』」
イヤだと泣いて叫ぶ目の前の愛しい子。『ごねてもくれないヴィリーなんか嫌い』と泣いて叫んだ。けれど、彼女は解っているのだ。気付いてやれなかった僕へのヴィマラの怨みは大き過ぎる。
そして、ヴィマラはリーデのことさえ憎んでいる。ヴィルフリートは絶対に自分を傷付けたり悲しませない、裏切らないとヴィマラに言い切った、『シエルリーデ』を。
シエルリーデの言葉を信じたヴィマラに、ヴィルフリートが怨まれるのは当然のこと。けれど、ヴィマラはシエルリーデでさえも怨んで憎んで、赦してはいないのだ。
ヴィルフリートにしてやれるのは、別れを告げてやることだけだ。別れを告げて、ヴィマラの怨みと憎しみがいつの日か落ち着くことを願ってやること。それだけだ。
シエルリーデはヴィルフリートの言葉に傷付いた色を湛えた瞳で大きく涙を零しながら、涙で濡れた顔をぐちゃぐちゃに歪めて、それから静かに微笑んだ。
「そうね、お別れしなくちゃね。でも、さっきと同じはもう辛いから、一言だけで済まさせてね。さよなら、私の一番愛する人。いいえ、私の一番愛した人。
私がこんなに泣いて叫んで訴えているのに、貴方はとても冷静なのね。いいわ、怨んであげる。ヴィマラじゃなくてシエルリーデは貴方を怨んであげるわ、永遠にね」
零れる涙もそのままに微笑んで、シエルリーデとしてヴィルフリートを永遠に怨んでやると言ったリーデの瞳は、怨みではなく孤独の闇に満ちていた。深い絶望に。
「……リーデ、僕の話を聴いて? 僕はヴィマラをみつけられなかった。それは一つの答えだ。だけど、リーデ。それなら、こうも考えは出来ない? 消されたはずの君は僕をみつけてくれた。それも一つの答えだと。そう、考えてみることは出来ない?」
ヴィルフリートの言葉の意味が解らないというように、可愛い子は傷付いた瞳に怯えの色を宿している。ヴィルフリートから何を言われるのだろうかと、これ以上何を言われるのかと、瞳がはっきり怯えていた。
「リーデ、君が一番解ってるだろう? 七つのヴィマラの怨みの大きさを。今の君がどれだけ泣いて叫んでいても、僕には君の手を取ってやれない。ヴィマラがそれを赦さない」
「…………そうよ、ヴィマラは赦してくれない。だけど、もう、私だって許さないわ。貴方なんて永遠に怨んでやるわ。私は永遠に輪廻を繰り返し、その度に貴方を思い出すんだもの。怨んでやるわ」
ヴィルフリートは傷付いた瞳で、繰り返し繰り返し怨んでやると自分に言い聞かせている、永遠に愛しい大事な子の目元に、そっと手を伸ばして涙を拭った。
「聴いて、リーデ。僕はヴィマラに犯した罪を贖わなくてはいけない。ヴィマラの怨みと憎しみが落ち着く日を、願ってやらないと」
「聴きたくない!! これ以上何も聴きたくなんてないわっ!! さよならは言ったわ、もう、貴方の言葉は聴きたくないっ!!」
ヴィルフリートの言葉に、傷付いた瞳で叫び、両耳を塞ぐ、ヴィルフリートの大事な子。傷付けたいわけじゃない。哀しませたいわけじゃない。出来ることなら今直ぐその手を取ってやりたい。
けれど、今のヴィルフリートにその資格はなく、それをもし実行させたとしても、ヴィルフリートの大事な子は苦しむだけだ。インドに生きた、七つのヴィマラに怨まれ、憎まれて……。
「君は人間だ。死の眠りに就いてもまた生を受けてくる。リーデが眠りに就いて、ヴィマラが生を受けたように。ヴィマラが眠りに就いて、綾袮が生を受けたように。僕は千年綾袮の中の君の記憶を封じるよ」
「聴きたくないっ!!」
ヴィルフリートは静かに続ける。
「綾袮が眠りに就くとき、僕は綾袮の前に現れて、君の記憶を解放する。それから、次に生を受けてくる君を探すよ。今度こそ、僕がみつける。どんな手段を使っても、君をみつけてみせる。
そのときにヴィマラが赦してくれたなら、僕は君をそのまま僕達の世界へ連れ去っていく。僕らの永遠の世界へ。だけど、そのときにはまだヴィマラが赦してはくれないというなら、僕は同じことを繰り返す。
君の記憶を封じて、綾袮の次の生を生きる子が眠りに就くときに、君の記憶を解放する。それを何度も繰り返すよ。君がヴィマラの怨みの声に苦しむことなく、僕の手を取れるその日までね」
「…………そんなのってあんまりよ。何処までも残酷なのね、ヴィマラがそんなに大事なの。貴方はもう、私じゃなくてヴィマラの方が大事なのね」
「リーデ、僕がヴィマラを大事に思えないわけがないよ。だけど、ヴィマラは君と比べる存在じゃない」
ヴィルフリートの言葉に、愛しい子は瞳の絶望を深い色へと変えていったから、ヴィルフリートは即座に否定した。絶望させたいわけじゃない。そんな目をさせたいわけじゃない。
「ヴィマラは君と比べられる存在じゃない。だって、ヴィマラはシエルリーデだ。僕のリーデ、君自身でもあるだろう? だからこそ、ヴィマラの怨みの声に君はそこまで苦しんでる。
僕はね、ヴィマラがシエルリーデだから、無視出来ないんだよ。名誉挽回のチャンスを与えてもらいたいんだ。君が何を苦しむことなく、シエルリーデに戻れるように。そして、僕の手を受け取れるように」
ヴィルフリートの申し出る贖罪は、あまりにも残酷なものだとルーシアも思った。それは、シエルリーデにとってだけではなく、ヴィルフリートにとってもあまりにも残酷なものだ。
綾袮の中にリーデの記憶を完全に封じて、綾袮が眠りに就くときにリーデの記憶を解放すると。そして、綾袮の次に生を受けてくるリーデをみつけると彼は言う。
そのときにヴィマラが赦したならば、彼はリーデを彼らの世界へ連れていくと。けれど、そのときのヴィマラがまだ赦さないなら、彼は再びリーデを封じる。
そうして、輪廻を繰り返すリーデを何度も彼はみつけるという。何度もみつけて同じことを繰り返すと。ヴィマラが彼を赦すまで。ヴィマラがリーデを、シエルリーデを赦すまで。
リーデの記憶を封じる以上、リーデは綾袮として生きる中で誰かと結ばれることだってあるだろう。それは、綾袮の次の生でも、その次の生でも同じこと。ヴィルフリートとて承知の上なのだろう。
ヴィルフリートの顔はとても苦しそうで、哀しそうな瞳をしている。それでも、ヴィルフリートはその道を選ぶ。赦される日は、数百年も数千年も先かもしれない。人の輪廻はそうそう簡単には回らない。
リーデが人間である以上、永遠に続く輪廻の終わりを探して、彼は永遠を生きる。それが彼のヴィマラへの贖いだと言って。ああ、こんな永遠を望んだわけでは誰もなかったのに……。
「私は幸せな永遠を夢見たのよ。そんな哀しい永遠を見たいわけじゃなかった。けれど、貴方はもう決めてしまっているわ。哀しい永遠を繰り返すことを。あんまりな永遠をね」
「うん、僕はもう決めた。君の永遠が終わる日を探しながら、僕は僕の永遠を生きるよ」
「なに、それ。私の永遠が終わる日なんて来ないわ。輪廻は延々と永遠に続く」
「それは、君が人間の間の話だろう? 僕が赦された日には僕は君を連れていくんだよ? 遠い昔に誓った『永遠』の世界に。君が永遠に僕の傍で生きる世界にね。リーデ、まさか今更忘れてないでよ?
僕はヴァンパイアだ。それとも、もう、僕と同じ命はイヤだと今になって君は言い出すの?」
ヴィルフリートの言葉に、可愛い子はぼろぼろと大きな涙を零した。
「…………綾袮の次に生まれたら、出来るだけ小さな女の子が夢見るような方法で現れてね。七つのヴィマラが夢に描いたように、牢屋の中から救い出してくれるような」
「前提がもうおかしくない? 牢屋に入れられてる前提?」
「それなら、森の中に佇む魔物の城に閉じ込められてるところから?」
「それ、暗に僕の城を指してるようにも取れるよ? まぁ、努力するよ。僕だって出来るだけ早く君の手を取りたいし、連れて行きたいからね」
ヴィルフリートの言葉にシエルリーデは泣き笑いの表情を浮かべた。
「そう、それなら、努力してね。リーデの王子様はヴィリーだったのよ、ヴィマラの王子様だってヴィリーなんだから。さようなら、ヴィリー。ヴィルフリート・アルヴィス・フォン・レ・ラインフェルド」
「うん、さようなら。僕の可愛いお姫様、僕の一番大事な子。永遠に僕が愛する、たった一人の女の子。
『シエルリーデ・セントカティルナ・ドゥ・ルディエット、千年綾袮の中に眠れ。ヴィルフリート・アルヴィスが、闇の眷属の名の下に、ラインフェルド公爵として命じる。我が言葉に従え』」
後書き
作者:未彩 |
投稿日:2015/11/18 22:42 更新日:2015/11/18 22:42 『永遠の終わりを待ち続けてる』の著作権は、すべて作者 未彩様に属します。 |
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