作品ID:431
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ストーリー・オブ・ジャスティス
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
第1章 4話
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「・・・今ここでは名乗れないわ。知りたかったら後で宿屋まで来て・・・」
私はそう小声で話すと早足で宿へ戻ったわ。
(本当に来たらどうしよう・・・本当のことを話すべきかしら・・・)
そう思いながら宿への道を歩いていると、武具屋で砥石が売っているのを見たの。
(さっきの試合で刃こぼれしてるわね・・・)
そう思って、私は砥石を買ったの。
これからも剣は使うだろうし、刃こぼれも気になってたから。
代金を支払って宿へ帰ったの。
「ふう、今日も疲れたわね・・・」
外を見るとすっかり日も暮れていたわ。
そんなとき
コンコン
ノックの音が聞こえたの。
「俺だ。」
(うそっ、本当に来ちゃったの!?こうなったらもう覚悟を決めて本当のことを言うしかないわ!)
そう意を決すると
「いいわよ、入って。」
そう言うとヴァニスは入ってきたわ。
「礼は戦う者にとっては基本だからな。」
「分かったわ。私はリノ。リノ・クライラ・グランドパレスよ。」
「グランドパレスって言うと、最近王女が国内に入ることを禁じたっていう・・・」
そこまで言うと察してくれたみたい。
「ってことは、アンタはグランドパレスの王女様ってとこか。」
「ええ、そう。あの国が嫌になって国外に出たってわけ。」
「こんな王女じゃ国王もあんなお触れだすわな。」
そこまで言うと、彼は部屋の入り口に立って、
「邪魔したな。聞かないほうがよかったか?」
「ううん。他人に話せてスッキリしたわ。心のモヤモヤが晴れた気分よ。」
「そうか」
そう言うと彼は、部屋を出て行ったの。
私はそう小声で話すと早足で宿へ戻ったわ。
(本当に来たらどうしよう・・・本当のことを話すべきかしら・・・)
そう思いながら宿への道を歩いていると、武具屋で砥石が売っているのを見たの。
(さっきの試合で刃こぼれしてるわね・・・)
そう思って、私は砥石を買ったの。
これからも剣は使うだろうし、刃こぼれも気になってたから。
代金を支払って宿へ帰ったの。
「ふう、今日も疲れたわね・・・」
外を見るとすっかり日も暮れていたわ。
そんなとき
コンコン
ノックの音が聞こえたの。
「俺だ。」
(うそっ、本当に来ちゃったの!?こうなったらもう覚悟を決めて本当のことを言うしかないわ!)
そう意を決すると
「いいわよ、入って。」
そう言うとヴァニスは入ってきたわ。
「礼は戦う者にとっては基本だからな。」
「分かったわ。私はリノ。リノ・クライラ・グランドパレスよ。」
「グランドパレスって言うと、最近王女が国内に入ることを禁じたっていう・・・」
そこまで言うと察してくれたみたい。
「ってことは、アンタはグランドパレスの王女様ってとこか。」
「ええ、そう。あの国が嫌になって国外に出たってわけ。」
「こんな王女じゃ国王もあんなお触れだすわな。」
そこまで言うと、彼は部屋の入り口に立って、
「邪魔したな。聞かないほうがよかったか?」
「ううん。他人に話せてスッキリしたわ。心のモヤモヤが晴れた気分よ。」
「そうか」
そう言うと彼は、部屋を出て行ったの。
後書き
作者:ルカナ |
投稿日:2010/10/17 21:24 更新日:2010/10/17 21:24 『ストーリー・オブ・ジャスティス』の著作権は、すべて作者 ルカナ様に属します。 |
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