作品ID:467
あなたの読了ステータス
(読了ボタン正常)一般ユーザと認識
「ストーリー・オブ・ジャスティス」を読み始めました。
読了ステータス(人数)
読了(129)・読中(2)・読止(0)・一般PV数(867)
読了した住民(一般ユーザは含まれません)
ストーリー・オブ・ジャスティス
小説の属性:一般小説 / 未選択 / 感想希望 / 初級者 / 年齢制限なし / 休載中
前書き・紹介
第2章 1話
前の話 | 目次 | 次の話 |
ここは港町ウォーラ。
物流が主な産業で、人も賑わっているわ。
「ねえヴァニス。」
「なんだ、突然?」
「いい加減『お前』って呼ぶのやめてくれないかしら?」
私たちは日常的な会話をしていたわ。
周りの話し声で私の声は周りには聞こえてないみたいだけど。
「まだ他人だからな。っつっても俺が勝手に同行したいって言った訳だし。」
「私にはリノっていう名前があるの!『お前』じゃなくてね!」
こんな大きめの声も、この街では話し声に分類されるらしいわね。
「じゃ、人前でその名前で呼んでいいのか?」
「そりゃ、私は王宮を飛び出してきたわけだけど・・・」
「だろ?だから暫くは『お前』でいいじゃねえか。」
なんか言いくるめられて悔しかったりしたんだけど、「あること」に気づいたの。
「そういえば、なんで私の旅についてきてるわけ?私としては助かってるけど。」
「ん?そのうち話す。それより何か買いそびれとかないか?」
また軽く言いくるめられた気分になったわ。
(なんでこんなのと旅してるのかしらね・・・)
「おい、聞いてるのか?」
「ええ、勿論よ。今は特にないと思うんだけど。」
「・・・・それ以前に、お前目立ちすぎだろ。」
「え?」
言われてみて気づいたのだけど、私の髪は金色で長いから、行く人が横目で見ていたわ。
「でもどうしよもないじゃない。」
「・・・・・・髪を切るってことを知らんのか、お前は。」
「本当は切りたくないんだけど・・・・」
「そんなこと言ってると死ぬぞ?」
「分かったわよ。宿に戻ったら自分でやるから。」
「そうか。」
(盗賊に襲われたのがまるで夢ね。こんな日常を過ごせるなんて。)
私はこんな風な生活がしたかっったから王宮を抜け出したのかもしれないと、密かに思っていたわ。
物流が主な産業で、人も賑わっているわ。
「ねえヴァニス。」
「なんだ、突然?」
「いい加減『お前』って呼ぶのやめてくれないかしら?」
私たちは日常的な会話をしていたわ。
周りの話し声で私の声は周りには聞こえてないみたいだけど。
「まだ他人だからな。っつっても俺が勝手に同行したいって言った訳だし。」
「私にはリノっていう名前があるの!『お前』じゃなくてね!」
こんな大きめの声も、この街では話し声に分類されるらしいわね。
「じゃ、人前でその名前で呼んでいいのか?」
「そりゃ、私は王宮を飛び出してきたわけだけど・・・」
「だろ?だから暫くは『お前』でいいじゃねえか。」
なんか言いくるめられて悔しかったりしたんだけど、「あること」に気づいたの。
「そういえば、なんで私の旅についてきてるわけ?私としては助かってるけど。」
「ん?そのうち話す。それより何か買いそびれとかないか?」
また軽く言いくるめられた気分になったわ。
(なんでこんなのと旅してるのかしらね・・・)
「おい、聞いてるのか?」
「ええ、勿論よ。今は特にないと思うんだけど。」
「・・・・それ以前に、お前目立ちすぎだろ。」
「え?」
言われてみて気づいたのだけど、私の髪は金色で長いから、行く人が横目で見ていたわ。
「でもどうしよもないじゃない。」
「・・・・・・髪を切るってことを知らんのか、お前は。」
「本当は切りたくないんだけど・・・・」
「そんなこと言ってると死ぬぞ?」
「分かったわよ。宿に戻ったら自分でやるから。」
「そうか。」
(盗賊に襲われたのがまるで夢ね。こんな日常を過ごせるなんて。)
私はこんな風な生活がしたかっったから王宮を抜け出したのかもしれないと、密かに思っていたわ。
後書き
作者:ルカナ |
投稿日:2010/10/24 00:48 更新日:2010/10/24 00:48 『ストーリー・オブ・ジャスティス』の著作権は、すべて作者 ルカナ様に属します。 |
前の話 | 目次 | 次の話 |
読了ボタン