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きららMAX 2013年夏の読書感想文コンクール 4コマの達人賞

これまで4コマに関わってきましたが、あくまでも自分のサイトが中心。
雑誌の読プレに名前が載ることもありましたが、それはあくまでもリアル世界での名前。
「乃凪いるか」として4コマ作品や雑誌に関わることは出来ませんでした。
きららMAXの2013年8月号で募集がスタートし、Webでの特設ページで応募出来た「2013年夏の読書感想文コンクール 〜読んで、伝える、その気持ち〜」。
自分がどれだけMAXの作品を好きなのかを伝える企画。
サイトを始めて3年弱。4コマに出会ってから4年ほどが過ぎた2013年9月19日。
きららMAXの2013年11月号が発売されました。
そこに・・・「乃凪いるか」の名前が掲載されました!
そう、冗談で「「落花流水」の感想文を書いて『4コマの達人賞』狙いです」なんて言っていたら・・・本当に受賞しちゃいました!
「乃凪いるか」として初めて4コマに関わる事が出来たのです!
何より、全国の方々に「乃凪いるかは落花流水が好き」という事を伝える事が出来た♪
それが嬉しいのです。

正味な話、大賞は狙えないと思っていました。基本的に文章力が無いので。
胸に響く表現や言葉選び、センスやその他諸々・・・
加えて、奇を衒ったものはなおのこと無理です。
では私には何があるか?
個人的な意見ですが、作品に対する愛は比べようがないと思っています。
一番作品を愛しているのは言うまでもなく先生ご本人ですが、それ以外のファンについては全員が同率2位だ!というのが私の考え方。
では、何か差をつけることは出来るか?
私にアドバンテージがあるのはたった1つでした。それは、かけた時間。
この企画が告知されてから締め切りまでの短い時間。ほとんどの方はその中で書かれます。
一方私は・・・正味な話、3年かけました。
「落花流水」のレビューはこのサイトを立ち上げた当初からありました。最初に書いたレビューの1つ。
そして、3年間様々なレビューを書きながら創意工夫を繰り返しました。
文字だけでどう書けばより作品の魅力を伝える事が出来るか。試行錯誤を続けた3年。
その中で「落花流水」のレビューも2度書き直しています。
各巻のセパレートレビューも行いました。
その積み上げてきた全てを組み合わせ、「感想文」という視点で再構築。
加えて「様々なデータや分析」「独自の視点」「他の作品も絡めて」「弓道始めちゃいました」。
自分にしか書くことのできないテイストをミックス。
自称4コママイスターとしての3年の集大成のつもりでの感想文だったのです!
そのかけた時間と工夫。それのみが武器でした。

実はMAXの2013年11月号発売の少し前からへこんでいました。
原因は本業で上手くいかない事が続いていたため。
しかも「自分の気持ちを上手く相手に伝えられない」ということが理由でした。
元々べしゃりが好きで人と接することも好き。それでも自分の熱意を相手に伝えきることは難しい事でした。
そのために自信喪失に近い状態に。
そんな折、1本の電話が。
それが芳文社様からの受賞を伝える電話でした。
正直、そんな誉に恵まれるなんて想像もしていなかったためびっくりしました。
それと同時に「自分の気持を100%ぶつけた感想文が評価された」という事が嬉しかったです。
「自分の気持ちを相手に伝えること」に対して自身を失い、やや臆病になっていました。
そんな中の連絡だったのでなおのこと喜びは何倍にも。
まあ・・・それもあってちょっと暴走してしまいましたが・・・
それくらい嬉しかったんです!
連絡から数日後、再び本業で同じように自分の熱意を伝えるチャンスが訪れました。
その結果、ずっと「やらしてほしい!」と言っていた仕事をさせてもらえる事になりました。
「本気で伝えれば伝わる!」という自信を得て熱意をアピールできた結果です。
その結果が出たのは奇しくもMAX発売日の翌日でした。

かつてへんこんでいた時(それも深刻なレベル)に4コマに救われました。4コマの笑いが元気をくれたのです。
そんな4コマをもっと知ってもらいたい。自己満足半分、自分勝手な恩返しの気持ち半分でこのサイトはスタート。
ですが、恩返しどころかまた4コマに人生を救ってもらったようです。
こりゃ、これまで以上に頑張らないとね!

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