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空想科学X

作者 saxyun 空想科学X
作者HP
掲載誌 電撃「マ)王(アスキー・メディアワークス)
単行本数 5巻(連載終了)
Wikipedia 空想科学X
チャート
内容 ハカセと助手のコトちゃんが発明したり、ボケたり、野球をしたり、ボケたり、悪ふざけをしたり、ボケたりするシュール系4コマ。
作者特有のゆるゆるした空気感の中で行われる、ボケとツッコミがメインの作品。
タイトルに「科学」と付いているが、科学的なところはなく、
主に「発明」の意味でタイトルについている。
毎回テーマに沿った発明を博士がして、それについてボケる。
初期ではツッコミ専門だったコトちゃんだが、次第に積極的にボケるようになっていったため、ボケとツッコミの境界線が微妙にあやふやでもある。

2巻以降の巻末にはコトちゃんの昔話、「すこしふしぎまんがコトちゃん」が掲載されている。
さらに後には「ハカセくん」が掲載されている(こちらは1巻から)。

1話が短い(1話4ページないし6ページ)ため、まだ3巻までではあるにも拘らず、2005年12月から続く長期連載作品でもある。
ただし、描いていたのは1巻発売時点(2007年10月)で10年くらい前からであることがあとがきにて語られている。
感想 先生の初期の頃からの作品で、コトちゃんの顔が初期は微妙に違いますね。
初期は髪の毛の向かって右側を縛っていますし。
んで、かなり早い段階で画風も安定し、コトちゃんも今の髪型になりました。

時々、ミヨちゃんや春ちゃんも出ますが、基本的にはずっとハカセとコトちゃんの漫才。
おまけに完全に「ボケにいく」タイプのボケです。
なおかつシュールなネタが多いです。
というわけで話のテンポが速くてライトな作品です。
この方の作品は「ゆるめいつ」もそですが、ホントにさっくり読めるので気軽に手に出来ますね。
内容もゆるっとしていますが、絵も空気感も読みやすいので、短時間でも読めちゃいます。
各自が積極的に狙ってボケるので個人的には非常に好みです。
やはり珍妙な発明とボケって相性がいいんだなぁ、と感じさせられます。
独特の感性のボケで、時にシュールなものもあります。
なんでしょう・・・ホントにこの方の作品って、「読んでもらわないと分からない」タイプの作風なんですよね。
・・・一番試し読みが必要な作品かもしれません。下に試し読みサイトを掲載しています。
2巻はなぜか本編ではなく、巻末の「すこしふしぎまんがコトちゃん」ですが、本編も似た空気です。
(※同作者さんの「ゆるめいつ」に関してはうちのサイトで一コマを引用させて頂いています)
ゆるくてシュールなのでハマる人にはとことんですが、分からない人には訳が分からないかもしれません。
あたしの様にシュールが大好物の人にとっては、常に側に置いておきたい作品の一つになります、多分。
もう、設定とかすら曖昧ですからね。
取り敢えずハカセと助手のコトちゃんです。以上!それ以外はふわっとしています!

2巻以降の巻末にはコトちゃんの昔話が載っています。
今のコトちゃんとかなりキャラクターが違いますが・・・何があって今のツッコミの立ち位置になったのか・・・?
というくらいボケボケな立ち位置のコトちゃんです。ツッコミは別の人がやります。

登場人物が基本的にハカセとコトちゃんだけで、発明品についてボケたり遊んだりしていく話なので、何も考えずに読むことが出来ます。そして笑えます。
「ゆるめいつ」同様、ゆるっとした笑いが欲しい時にお薦めの1冊ですね。
雑記 2巻のハカセ王決定戦での競技。
「スパゲティーを鼻から早く食べる」「ピーナッツを目で食べる」
・・・ドラえもんでのジャイアンのムチャぶりが元ネタ?
単行本 発売日 ・1巻:2007年10月26日
・2巻:2009年4月23日
・3巻:2010年9月27日
・4巻:2012年9月27日
・4巻:2014年11月27日
試し読み 電撃オンライン:2巻(本編ではなく巻末の「すこしふしぎまんがコトちゃん」)
電撃オンライン:3巻
関連項目 ●ジャンル シュール
少人数
●チャート 笑い
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●作品研究
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●作者別
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●各巻感想
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