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ふたりずむ

作者 古居すぐり 作者HP
掲載誌 ぱれっとLite(一迅社) 単行本数 1巻(連載終了)
Wikipedia ふたりずむ
チャート
内容 「小守夏流」と「小守春乃」は双子の姉妹。
姉の夏流は妹の春乃が大好きで、いつも過剰な愛情表現を繰り返し、春乃はそれを邪険にしつつもやっぱり姉が好き。
仲のいい双子の緩やかで優しい日常を描くほのぼの4コマ。
話の多くは夏流が春乃のために奮闘し、過剰な愛情表現を全開にするも、春乃にスルーされたりうんざりされたりするのだが、最終的には夏流に感謝したりやっぱり仲良し、となるエピソード。
夏流の最大の喜びが春乃の喜ぶ顔、といういわゆる「無条件の愛」に近いもののため、より微笑ましさが際立つことになる。
作者曰く「双子姉妹のほのぼので愛激!な4コマ」。
「攻めた作品」が多いぱれっと作品の中で、比較的万人ウケしやすいタイプの作品。
なお、作者にとって初の連載にして初の単行本。
感想 一応ジャンルとしては「百合」のカテゴリには入るのでしょうが、どこか少女漫画チックな雰囲気と可愛らしい絵。そして中学生という年齢設定もあるのでしょうが、どちらかというと「微笑ましい」という表現がぴったりです。
緩やかで優しい雰囲気で、読むと優しい気持ちになれる作品です。
姉妹モノ好きだけでなく、優しい作品が好きな人にもお勧めです。

「笑いが絶対正義」な私ですが、この作品は「あったかい話がツボにはまった」から好きな作品です。
そういうわけで、チャートにありますように、笑いがメインではないです。
仲のいい双子姉妹のほのぼので愛激!な日々を覗いてみて下さい♪
きっと優しい気持ちになれますよん♪

そっくり(双子なので)な姉妹で、姉が妹を溺愛。
そんな姉に振り回されながらもやっぱり仲のいい姉妹♪
優しい雰囲気の作品で、温かいエピソード中心。
キャラクターも丸っこくて可愛らしいです。
徹頭徹尾この二人がメインのエピソードで、夏流の熱烈なアピールとそれに対する春乃のツッコミがメイン。
それ以外にも二人の愛らしい仕草や中学生らしい可愛らしい言動が特徴です。
双子好き・姉妹好き・ほのぼの好きの方でしたら満足して頂けること請け合いです♪

ぱれっとLiteではVOL.35まで掲載され、それが最終回となったのですが、掲載誌自体がVOL.38を最後に休刊。
そのVOL.38には同作者さんの「ほめきゅん」という作品が読みきりとして掲載されました(そちらも面白かったです)。
ということは・・・もしかすると、掲載誌があのまま続いていたら、この作品もそのまま続いていたんじゃないかなぁ・・・なんて考えてます。
多くのぱれっと姉妹誌の作品のように「特定のターゲットを攻めた作品」ではありませんし、「タイム系列」や「ライフ系列」で掲載されても不思議では無い雰囲気でしたね。

Wikipediaの記事も30本目。本作も僭越ながら記事を書かせて頂きました。というわけで、登場人物詳細はそちらを見て下さい。
好きな作品の記事を書いて、多くの人の見て頂ける(うちのサイトとは比較にならない利用者数ですしね)。ありがたいことです。
雑記 実は前身となった作品があり、そこから設定や名前を変更しての連載化となりました。
タイトルは「ふたみごろ」。読みきりで3回掲載されました。
色々と差分はありますが、掲載情報と併せて「単行本未収録」に纏めています。
なお、読み切りの「ふたみごろ」については単行本に収録されていません。
単行本 発売日 ・1巻:2011年1月22日 試し読み
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