作者 | 大宮祝詞 | 作者HP | SpecialCappcino | |
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掲載誌 | ぱれっとLite(一迅社) | 単行本数 | 1巻(連載終了) | |
Wikipedia | 倭トトは神様である! | |||
チャート | ![]() |
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内容 |
ひょんなことから見習い神様の「倭トト」に懐かれた「吉備ササネ」。 幼馴染の「三輪スモン」と共に日々トトの行動に振り回されることになるのだが・・・ サボり癖はあるが、一人前の神様になるためにあれこれやるトトと、それに対しツッコミを入れるササネ。そして、解説役兼百合ネタ担当のスモンの賑やかな日々を描く作品。 主な話もトトが「神様としてのポイント」を稼ぐために神様らしい事をしようとする話が中心。 後半になると、他のキャラクター達との絡みが増え、ポイント稼ぎ以外の話も増えた。 ドタバタとまではいかないが、賑やかな日常を描く作品、という印象を受ける。 |
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感想 |
同作者さんの「はなまるべんと!」とはまた雰囲気の違う作品です。 ノリ自体は楽しいコメディで、そこは変わりませんが、今回は準レギュラーではなくメインキャラの中に百合なキャラであるスモンがいるため、百合ネタが増えたというのもあります。 ネタは「内容」で書いていある通りで、見習い神様のトトと保護者のササネ、百合ネタのスモンを軸とした神様ステップアップコメディ(?)です。 前作同様、設定の中にミステリアスな部分もあり、それについてはかなり綿密に調べられたのか元々お詳しかったのか、非常に下地(設定)のしっかりした作品という印象を受けます。 やはりベースがしっかりしている作品というのは、何をやっても安定感があります。 本作も、話がブレず、非常に安定した印象。 それだけに、まだまだ続けることが出来たのでは・・・とも思います。 伏線、という感じでもないのですが、まだまだ先があるような雰囲気を多分に残したまま終了してしまった、というのが印象です(作者さん自身もご自身のサイトで「もうちょっとやりたいことはあった」と語ってらっしゃいます)。 安心して読む事が出来、ネタも面白かったので、個人的には好きな作品なんですよね。 そういう作品が短命なのは、やはりちょっと寂しいです。 なによりも、設定や伏線が消化不良な感じがしちゃうんですよね(実際、続いていればそれらのネタを活用したネタが展開されたんでしょうし)。 神託は出来ませんが、占いなら出来ます。あと、作品の紹介や解説ならお任せ。Wikipedia職人・乃凪いるかです。 そんなこんなで、こちらに今回も色々と書いておりますよ。 |
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雑記 | きららMAXで連載された「はなまるべんと!」のキャラクター達もちょこちょこ顔を出していますね。 「甕星聖」と「永倉陽」はそちらを読んでいればお馴染ですよね? 聖の苗字が違うので、「同じ立場・設定だが違うキャラクター」というやつかもしれませんが(その時は「沖田」という苗字でした。ちなみに永倉は変わらず)。 あの頃は一年生で、生徒副会長も別の人(近藤夕)だったので、同じ人物だとしても、時間軸は少し先なのかもしれません。 んで、P116では「はなまるべんと!」のメインの一人、「桐崎あやめ」も登場(セリフはありませんでしたが)。 相変わらず料理音痴のようで、安心しました。 |
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単行本 | 発売日 | ・1巻:2011年2月22日 | 試し読み |
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