1. トップ
  2. レビュー
  3. きららMAX
  4. はなまるべんと!

はなまるべんと!

作者 大宮祝詞 作者HP SpecialCappcino
掲載誌 まんがタイムきららMAX(芳文社) 単行本数 2巻(連載終了)
Wikipedia はなまるべんと!
チャート
内容 今日も大繁盛の購買部。その前に突如現れた調理部の「桐崎あやめ」。
ところがその料理はとんでも風味で・・・
高校を舞台に料理を主軸としたコメディを繰り広げる4コマ漫画。
ネタに絡めて料理の作り方(レシピのような細かいものではなく大まかな調理の流れ)も出てくるのが特徴。
1巻は購買部・調理部の活動をメインとした話が多いが、2巻ではそれ以外のキャラクターやテーマが多くなった。
あやめが恐ろしい料理を作り、「高原珠樹」がツッコミを入れ、「斎藤千佳」が料理の解説をする、というのが大まかな(初期の)基本パターン。
後半からは彼女達とは別の視点、科学部の「本田晃」と、彼女の作ったアンドロイドの「スズ」と「ライト」にスポットを当てた話が挟まるようになる。
なお、後者のグループの話では基本的に料理とは無縁。

連載が完結するも、最終巻が発売されないという不遇の作品。
感想 4コマ界では珍しい「料理」をテーマにした作品。
とは言え、料理そのものではなく、料理風景やそこに至るまでの過程、完成物の販売が主なテーマです。
でも、序盤は千佳のお料理解説(お菓子担当は珠樹)があったりして、「料理漫画」という感じでした。
徐々に料理をテーマにしつつも、それに絡んだ学園生活に軸が移っていきました(それでも、ちゃんとお料理関係の話も多いですよ)。
そして、スズ&ライトのアンドロイドコンビのお話も出てきて・・・
2巻からは生徒会メンバーも加わり、学園生活ネタが増えていきました。
全体的に頭を使わずに気楽に楽しめるお話が満載。
そういう作品が好きですし、この絵でこのネタ・・・正直ツボです。

読みやすい絵と明るいネタ、そしてそれぞれのキャラの立ち位置が分かりやすいです。
その中でも一番好きなキャラは「五十鈴アスカ」です。
簡単に言えば、いつも腹ペコな明るい貧乏キャラです。
“アスカ”という人物名を聞いて某巨大人造人間のパイロットではなく、こっちのアスカを想像してしまうのは私だけでしょうか?
っていうくらい好きです。
やはり明るい貧乏キャラは大好きです。
2巻P14左の1コマ目、簀巻きにされてよだれを垂らすアホっぽい姿が印象に残っています。
あとは2巻P63左のネタとか(ホント、アホっぽいなぁ)。
と言いますか、この子のアホっぽい顔や言動はなんか癒されます。

ちなみになんですが、どうもやはり結末が気になったため、MAXの外套のバックナンバーをコンプしました。
・・・我ながら訳の分からない行動力です。
相変わらずの3人と周りの皆様。
幾つもの伏線が1つに繋がっていく物語。
そして、その先にある彼女達の日常、でした♪
ん〜・・・やはり何かの形で1冊にまとまって頂けると嬉しいです。
雑誌のバックナンバーって、2年以上昔になると入手が非常に困難になっちゃいますので。
芳文社様、やっぱ単行本になっていない分をWebサイトで公開したりして頂けませんか?
会員限定ページとかで、いかがでしょうか?
読み切り作品とかもそういう風に読めると嬉しいなぁ・・・(ここで言っても仕方がないんですが。あ、雑誌のアンケートでも書いてはいますけどね)
雑記 研究レポートの「未単行本化作品」でも触れているのですが、実は完結していながら最終巻が発売されていない作品です。
単行本にするには、1話足りないため、第3巻が発売されませんでした。
その纏っていない内容をレポートにしてみました。
「単行本未収録」にて雑誌のバックナンバーと、大まかな内容を。
ご参考程度に。
さらに雑記 1巻P63で珠樹が電子レンジでチョコを溶かしていましたが、ちょこっと注意が必要(ダジャレぢゃないよ)。
というのも、電子レンジでは均一な温度とならず「ブルーム現象」というのが発生します。
短い時間温めて、混ぜる、また温める・・・を繰り返します。
通常は「テンパリング」という技法を使います。
簡単に言えば、お湯でチョコの温度を一定に保つ技法。
これを行うと口当たりも滑らかになりますよん♪
詳しくはググってみよう!
単行本 発売日 ・1巻:2007年12月26日
・2巻:2009年3月26日
●試し読み まんがタイムきららWeb:1巻
まんがタイムきららWeb:2巻
関連項目 ●ジャンル 未単行本化作品
料理モノ
●チャート
-
●データ 関西のキャラクター
作品の舞台
名前の規則
名前の規則
●作品研究
-
●作者別 倭トトは神様である! ●各巻感想
-

戻る