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ねーちゃんとオレと、ときどき先生。

作者 TOもえ ねーちゃんとオレと、ときどき先生。
作者HP -
単行本数 3巻(連載終了)
掲載誌 まんがくらぶ(竹書房)
Wikipedia -
チャート
内容 成績優秀でクールなマセガキ(小学生)「胡蔵アイ」の家庭教師としてやってきたのは一見すると完璧超人な女子高生「神延瞳」。
けど、そんな瞳先生は実は極度の女の子好き!
しかもアイの姉で女子中学生「こころ」がモロタイプだった。
マセガキ×天然JC×残念美人JK
属性が多いものの一般誌掲載作品らしく読みやすさもあり、一方で個性豊かすぎるくらいのキャラたちの色もある。

残念美人マセガキ
残念な美人さん・・・(1巻P19左4コマ目)マセガキアイ君(1巻P83左4コマ目)

帯に「性癖チェック」(2つ以上当てはまる人、読みましょう。)
・おねショタ
・百合(?)
・女装少年
・セーラー服
・変態美人
・男子小学生
とあるが、これが全てを物語っている。
コミティア新人賞大賞受賞作(当時は「弟アイくんの××な日常」というタイトル)にして作者初のオリジナル4コマ。
感想 はい、上記の性癖チェックで「変態美人」が特にドストライクないるかです。
いいよね、残念美人(orイケメン)って!しかもそれを隠さないって最高♪
あと、最近「おねショタ」もいいかな、って傾向があります。
男女を問わず「年齢差」「身長差」が好きなのです。
そんな個性的でありながら一般誌らしさも忘れない作品。
そのあたりのバランス感覚ってすごく大事だと思います。

仲良し姉弟ギャップ萌え
仲のいい姉弟(1巻P84右4コマ目)ギャップ萌えありマス(1巻P43左5コマ目)

アイ君、マセガキなのに子供っぽいところがやたら多かったり、なんだかんだで姉のことが大好きだったりがまたツボ。
こころ、天然で言動全てが個性的なところがツボ♪
瞳先生、その性癖も欲望に忠実なところも表情も、全てがツボです。
とにかくキャラが魅力的なのです!
主要キャラは3人のみ(というかこの3人しかほぼ登場しない)で、設定も一見で分かるものなので凄く読みやすいのも特徴です。
新人ながら大賞受賞作品の看板は伊達ではありません。
実はその受賞作品として雑誌に掲載された当時から「来る!」と期待していた作品♪

個性豊かなキャラたちではありますが、くどさはないですし、毒もないです。
そういった意味で万人受けする優等生作品。
なぜだろう・・・瞳先生あんなにぶっ飛んでるのにマニアックな匂いがしない作品。
ちなみになんですが、瞳先生はこころや学校の知り合いの前では「優等生」で通しています(こころは気づいていないだけか?奇行を目にしている筈なのだが・・・)。
つまり、瞳先生のぶっ飛び具合を知っているのは実はアイ君だけだったりします。
当人たちはそんなこと気づいていないと思いますがね。
単行本 発売日 ・1巻:2015年11月27日
・2巻:2016年10月17日
・3巻:2017年10月27日
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