作者 | ボマーン | 作者HP | ![]() |
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掲載誌 | まんがタイム(芳文社) まんがタイムオリジナル(芳文社) |
単行本数 | 2巻(連載終了) | |
Wikipedia | ヒントでみんと! | |||
チャート | ![]() |
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内容 | 「藤代みんと」(小学2年生)とお隣さんのいっちゃんこと「楠一樹」(作家のタマゴ・大人)は名(?)コンビ。 というのも、みんとには不思議な力があり、困った時には頭の中にヒントが浮かぶのだ。 みんとのヒントといっちゃんの推理で今日も難事件解決・・・か? 大きな特徴は2つあり、1つはみんとのヒントを基に推理が行われるため、ちょっとした推理探偵モノとしての色があるということ。 もう1つは対象年齢を低めに設定していると思われること。 これは主な登場人物が小学生たちであることにも所以する。 彼女達の日常で巻き起こるちょっとした事件をほのぼのとした目線で描く癒し系作品。 なお、タイトルは往年の人気番組「ヒントでピント」からきていると思われる。 |
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感想 | でゅあるてぃーちゃーや「ほほかベーカリー」と比較すると、やはり対象年齢が低め、という印象を受けます。 そのため、チャートをはじめとする評価を「どの目線で」するのかちょっと悩みました。 恋に推理に家族愛にコメディに、子供らしい姿を描いた作品ですね。 まあ、そういうわけであくまでも「大人である私の視点から見たこの作品」という形でのレビューで落ち着きました。 多分、このサイトにはお子さんは来ないだろうなぁ・・・ってことで。 ※ちなみに"大人"の定義は「サンマの苦いところを食べられるかどうか」を基準にしています(個人の基準です)。 というわけで、先生の他の作品と同じ雰囲気ではあるんですが、あまり「ネタメイン」という感じがしません。 むしろ、みんとたちの子供らしさを前面に押し出しているような作品ですね。 推理探偵モノのお約束、怪盗(怪盗パープル)との対決(?)もあったり。 この辺りも作風がそのまま出ていて、「対決」という感じが全くしないです。 なんかもう、ほのぼのしてます(恋愛感情が絡んでいるのもあるんですが)。 3つの美術品(作中に登場するキーアイテムと思われたもの)に関しても、もうちょっと掘り下げて作品に絡めるのかな?と思っていたらなんかあっさり出てきちゃいましたね。 なんかこの辺りの緩さもこの作品っぽかったり。 兎にも角にも、肩の力を抜いて読める作品です。 ・・・けど、やっぱり対象年齢は低めかなぁ。 ちなみに、一番好きなのが2巻の描き下ろし、「人生のヒント。 〜みんとの相談所〜」です。 いやはは・・・やっぱこういうシュールなネタ、好きです。 2巻の巻末には戦友達からの寄稿も多数。 考えてみれば、「もえよん」出身の方って、今も大活躍の先生方が多いんですよね(作品自体がまだ続いている方もいらっしゃいますし)。 ・・・なぜにあっという間に消えたのやら。 そして、なかま亜咲先生、やはりやってくれましたか。 この方は他の方の作品に寄稿する際、「必ず1本目は『素晴らしすぎて』掲載できない」というジンクスがありますからね。 どこでも全力な方だ・・・ 1巻の裏表紙のネタ、磁石という漫才コンビの「犯人は、世の中にいる!」というネタを思い出しました。 や、特には関係ないんですが。 |
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雑記 | OYSTER先生の「毎週火曜日はチューズデイ」という作品のラストにゲスト寄稿された時もみんとちゃんが登場。 チューズとみんとちゃんというステキなコラボが実現。 両先生のファンなら必読ですよ。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2008年4月7日 ・2巻:2009年4月7日 |
試し読み | まんがタイムWeb:オススメ4コマ紹介 |
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