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ほほかベーカリー

作者 ボマーン ほほかベーカリー
作者HP
単行本数 2巻(連載終了)
掲載誌 まんがタウンオリジナル(双葉社)(休刊) → まんがタウン(双葉社)
Wikipedia ほほかベーカリー
チャート
内容 ホホカはパン屋さんで働く外国人の女の子。
でも、外国人の筈がなぜか日本人より日本人で・・・
ちょっと変わった異文化コミュニケーションベーカリーコメディ4コマ。
独特な感性のネタと可愛らしい画風。マニアックなネタも無く、非常に読みやすい作品。
共感するようなネタや日本語に関するネタ、ホホカの妙に日本人テイストなネタが多い。
同作者の「ヒントでミント」よりも「でゅあるてぃーちゃー」に近い、笑いに重点を置いた作品。

あるあるネタ可愛い
ヒロインのホホカ(1巻P52・1コマ目)なんか可愛い・・・(2巻P87・3コマ目)

当然ではあるが、舞台がパン屋のためパンにまつわる話も多い。
「一本独立型」の作品であり、たまに一話に渡ってテーマがあることもあるが、一本目はほぼ独立したネタになっている。

なお、2巻以降も連載が続いたが、3巻は出ていない。
感想 「お見事!」と言いたくなる独特の感性のネタです。
「日本人っぽい外国人」という、ある意味ベタな設定ではありますが、他の作品とはまた違った角度での「日本人ぽい描写」が特徴です。
いわゆる“あるあるネタ”なんですが、ホントに些細なところを的確に拾ってネタにしています。
また、“日本語”だけでなく、“懐かしい日本”も時々飛び出します。
1巻P88のロケットえんぴつはホントにその単語自体を久々に聞きましたね。
まあ、やっぱメインは1巻あとがきでも書かれていますが、「日本人のヘンなところの再認識」でしょうか。
ホント、改めて言われると「日本人って・・・」なネタが多いです。

あるあるネタ変な日本語
日常やあるあるネタ満載(1巻P62・2コマ目)日本人のヘンなところの再認識(2巻P16右3コマ目)

2巻では「パンの神様」が登場(ホホカの夢の中ですが)。
この方のネタは・・・秀逸!ええ、正直大好物です。
たった一言で全てを持って行く破壊力のネタ。お見事!

まー、何と言ってもネコが可愛いのなんの(作者さんのサイトではGIFアニメもあります。可愛いです♪)。
他の作品でもちらりと登場することはありましたが、本作ではがっつりレギュラーです。
そして、2匹登場します。
んで、トラねこの方は関西弁です。
あと、SD風味なホホカちゃんも可愛いのなんの。

同じく双葉社さんで連載中のOYSTER先生の作品とどこか似た香りがしたのは、きっと4コマ目のツッコミが似た雰囲気だからなんでしょう。
どこかシュールなネタがあるところも似ていますしね。
雑記 本作も2巻まで出て、その後も連載が続きながら3巻が出なかった作品。
新キャラクターであるふわの活躍が単行本では楽しめないのです!
というわけで、集めました。雑誌のバックナンバーを。
それを「単行本未収録」に纏めています。
簡単な内容紹介ですが、ご参考まで。
数が多いのと、なかなか見つかんないのとで苦労しました・・・
さらに雑記 2巻P12・13で「年越しうどん」がネタになっていましたが、
うどん食文化の関西や讃岐などでは普通に大みそかにはうどんを食べることも多いです。
単行本 発売日 ・1巻:2008年4月12日
・2巻:2009年10月10日
試し読み
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関連項目 ●ジャンル 未単行本化作品
お仕事モノ
●チャート 万人ウケ(高い)
●データ 単行本未収録
関西のキャラクター
血液型
●作品研究
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●作者別 作者別作品一覧 ●各巻感想
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うぃずりず
「日本人以上に日本人な外国人」を描く作品。
ネタの方向性は違いますが、その要素は共通です。
こちらは行事やブラックなネタが多いです。

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