複雑な家庭。
信一朗君もそうですが、義父の信二さんも両親を早くに亡くし妹と2人。
「らいか・デイズ」でもらいかちゃんの母・房江さんは両親を早くに亡くして兄と2人。
近年は家族の形も色々ですが、4コマ一般誌での作品はそういった世相を早いうちから反映しているのでしょうか?
などと深読みをしてみましたが。まあ、単なる偶然だと思います。
新キャラクター参戦。3巻でははつみちゃんの従姉妹のともみちゃん。
通常、登場直後にイジられて2話ほど中心になった後レギュラー化するのが一般の作品。
が、初登場はさらり。その次の話ではもっとさらり。まるで元々いたかのよう。
その次の話でがっつり話に絡むというちょっと変わったスタイル。
多分これはタイオリとラブリーで並行連載していたからなんでしょうね。
そして、登場からしばらくは「ちょっと変わった友達の少ないはつみの従姉妹」というだけの存在。
本領発揮は3巻の終盤に入ってから。
正式に達也にライバル宣言!
これにてキャラクターが確立され、達也との関係性も。
バレンタインには後輩ちゃん(英子ちゃん)の滋養強壮に良さそうな謎のチョコも定番化し、主人公を差し置いてラブコメでは達也が中心になる事が多いです。
当然、残念な目に遭う事がほとんどですけどね!
ほんと、達也とともみちゃんっていいコンビです。
4巻P107の「人類は全てライバルだぞ」「今の時代 男も女もあるか」は至言。
その後の「掘った墓穴は深かった・・・」も大好き。
こちらはひろえちゃんのネタですが、何だかこの子を象徴しているみたいで・・・
報われない系女子、好きやわ〜。
4巻では信一朗君の元同級生のミカも登場。あえてここでは「ちゃん」や「君」という敬称は外しておきましょう。まだ読んでいない方のために。
先生方も出番が増えました。
並行連載ということで「子供サイド」と「大人サイド」に分かれているため(完全に住み分け!という感じではなく、比率が多いくらいの分け方の様子です)。
失恋マスター七夕先生や店舗什器マニアの加賀先生が増えました。
加賀先生は段々と「大人のシングル女性の苦労担当」という立ち位置の方が濃くなっていきましたね。
ご近所の独創的な料理でお馴染みの山崎さんちも相変わらず活躍中。
特に4巻P100のネタは本作屈指のお気に入りネタ。