酸素計画

日記など雑多な文章

日記未満のことを書きます。

映画『逃獄兄弟』『逃獄兄弟2』『逃獄兄弟3』の感想です。

【注意】
・作品の内容に触れています。
・気持ち悪いオタクが書いています。
これは感想です。レビューではありません。

#鑑賞記録




※日本語字幕のないディスクを見ているため、絶対に誤解がある感想です。


手に入れたので見ました。
20250917234325-tegaroguadmin.jpg

ボックスセットで持っている映画が『殺破狼』シリーズ、『ムカデ人間』シリーズ、『逃獄兄弟』シリーズで、2/3が香港版で日本語字幕がないうえ、くせがあるなと思いました。


『逃獄兄弟』の感想

・タイトルを見た瞬間に「脱獄しないで刑に服してください……」と思いましたが、好きな俳優さんが出られるので手に入れました。
脱獄をしないでほしいと思っている私が見ても大丈夫なのか……?!

・私の好きな俳優さんの刑務所長を演じる率が割合高いような気もしますが、刑務所長より警察関係者を演じる率の方が遥かに高いため、単純に刑務所が出てくる作品が母体数として少ないんだろうな……と思いました。(実際、ディスクの特典映像でも刑務所が舞台なのはあまり〜みたいな雰囲気がありました。)

・コミカル寄りの始まりからの暴力!!!!で「は、早い!!!『狂獣』とか『プリズン・オン・ファイヤー』並みに暴力が出るのが早い!!!秩序は????!!!」になりました。
『プリズン・オン・ファイヤー』を見ていたことで暴力は覚悟していましたが、最近作られた映画なのに『プリズン・オン・ファイヤー』くらい暴力があって驚きました。(作中の時代が比較的近いので、当時の刑務所のイメージを描いているという意味ではしっかりしているのかもしれないと思いました。)

・刑務所内が怖すぎる……嫌……暴力はやめてください!!!!

・滚筒さんとの顔合わせで早速暴力が出るのがすごい。怖い。なんで殴るんですか?
殴るのに迷いがなくて素早いので感動しますが。これは私がアクション好きなために嬉しいだけで、冷静に見ると怖いです。

・それにしてもこういう役を演じられる譚耀文さんをあまり見たことがなかったので、新鮮でした。
怖いのにしっかり情に厚くて段々と応援したくなる人柄が見えてくるのが最高です。
しかし、人を殴るのに躊躇いがなさすぎて怖いですが……

・陳浩正さんは面会に来てくれる家族とのやり取りに笑顔になっていたら、母の病気で……そんな……になって辛かったです。
あと腎臓を移植をすることへの抵抗がなく、かっこよかったです。葛藤するのが当然の事態なのに本当にするのが当然くらいの意思決定の早さで、家族思いで潔いというか、覚悟を決めると覆さない性格なんだ……と分かって好きです。

・監獄長に頼んでも、たぶん囚人の出入りについての権限は持ってないのでは……?と思いました。
日本だと病気か、妊娠などで刑務所の外自体には出て治療等を受けられはずですが、それも規則だと思うので……
恩赦を狙うしかないのでは?だが、そんなの無理では……
(囚人あたりの人権活動とかしている個人、集団に連絡を取って「〜〜の事情で出たいが認められない。人権侵害だ」みたいなことを訴えてもらうとか……?)

・監獄長からしたら「えっ……出られないですけど……できたとしてもすぐには難しいのでは……」しか言いようがないはずなので、私が同じ立場だったらめちゃくちゃ困るなと思いました。
別に嫌がらせのために出させないとかではなく、権限がないからできないだけなのに立場的には憎まれるやつなので嫌です。

・仮にも頼んでいる相手でなおかつ立場が上の監獄長(刑務所内で立場が上とか嫌ですが、刑務所で秩序を保っていて自由があるのは看守たちなので立場が上と書いています。)に言葉を荒げる陳浩正さんに、「それはやめてください!!!!」と思いました。
悪手!!!!せめて舌打ちとか……いや、舌打ちもだめだろ……

・グラウンド〇〇周みたいなやつを久しぶりに見て、「許すな!!!」になりました。いいことがないし、暴力はやめてください。

・それにしても、監獄長が振る舞ってくれるお茶は絶対に飲みたくない〜〜〜!!!!!と思いました。
こんなの飲んだら勝手に合意したとみなされて面倒くさいことになりそうなので。
『ドラゴン✕マッハ!』の獄長なら、「仲間にしてやったのに」とかあとで言いそうだなと思いました。

・でも、鄧瀚宗監獄長が直々に淹れてくれたお茶か……保存しておきたいかもしれない……と考えたところで、気持ち悪すぎて「やめろ!」と言っていました。
考えていいことと、悪いことがある。

・本格的にお茶を淹れてくれる監獄長に、結構いい生活をしていて味とかにこだわりがあるといいですねと思いました。
気持ちの悪い妄想はやめろ。

・麥建天さんが懲役5年だったので「模範囚で頑張って……脱獄しないで……」と思いましたが、想像を遥かに上回る暴力と容赦なく殺しにかかってくる刀疤さんに、「脱獄しましょう!!!!一刻も早く!!!」になるのがすごかったです。
脱獄というヘイトを招く行為をいかにヘイトではなく、見ている側に応援させる行為にさせるように見せるかがうますぎる!!!!

・刀疤さんの爪と指の間に鋭いものを刺すという手段に「マジの拷問が出てきたな……サスペンスやアクション映画とかの拷問・尋問シーンでもあまり出ないのに?!?!!い、痛そう……」となってよかったです。
(この拷問は死ぬ危険性が低い割に効果てきめんなのですが、やはり真似しやすいので映画ではあまり映さないのかなと思いました。私としては「拷問に向き合ってくれている……嬉しい……(メギド72のフルカスさんか?)」と思いますが。) 

・懲役30年と終身刑は日本だと殺人、強盗殺人とかかな……?怖!!!!!えっ……となってよかったです。
なってよかったか?

・みんな服に名前が書いてあるおかげで、人の顔が覚えられない私でも見やすくて助かります。
みんな囚人ということを除けばいいですね!!!!でも、名前がぱっと分かる人はみんな囚人なんだよな……

・陳浩正さんも滚筒さんも、それぞれに脱獄する理由が共感できるのと、丁寧に動機が描かれるので「冷静に考えたら応援しにくいけど、がんばれ〜!!!脱獄したい気持ちは分かる!!!!」になるのがよかったです。

・滚筒さんに娘さんの写真を見せるところで(もしもこれが偽物だったら……最悪……)と一瞬思いましたが、すべてが本物でよかったです。
それにしてもパソコンが古い!!!写真の流し方が映画の特典についてくるフォトギャラリーみたい!!!あとパソコンの古さの割に画質がいい気がする!!!当時ってこんな感じでした?といろいろ懐かしかったです。
でも、父親のことを知らなそうな娘さんを思うと、犯罪を犯して服役中の父親の存在を娘さんが知りたいと考えているだろうか、会いに行っていいのだろうかとも思います。
(過去にこう……いろいろあったら、親に対してもう会いたくない、生きてると知ったからといって何がしてほしいの?お金の無心でもするのか?と思う人もいるだろうと想像しています。)

・脱獄DIY(DIYというか破壊と工作)が始まってめちゃくちゃテンションが上がりました。
脱獄に向けて具体的に動き始めると一気に物語が進んでいって面白いです。
それにしても麥建天さんの発想と行動力と知識がすごくて、見ていて楽しいです。

・ダクト?を開けるところで、不安定な足場が組まれて「『ドラゴン✕マッハ!』だと崩れるやつだ……大丈夫ですか?!」と思いましたが、大丈夫でよかったです。

・監獄長の定期見回りがゲームでの敵回避イベントみたいで楽しかったです。
監獄長の役割が鬼ごっこの鬼役とはっきりしているので、監獄長だ!!!隠せ!!!!になるのが分かりやすくて物語としてめちゃくちゃ見やすくなっていて最高です。
(松井優征先生の言葉を借りると「防御力が高い」のでとても見やすいです。この作品全体を通して本当に作りがうまくて、無駄な描写もなく、ストレスがかかる場面とすっきりする場面の因果もしっかりしているうえ、各人物の役割も明確でヘイトコントロールも丁寧にされているため、攻守ともに高いすごい映画になっています。香港映画はだいたい攻撃ばかり異常に高いピーキーなものが多いので驚きました。私は香港映画に謝れ。)

・監獄長が見に来てくれるの……ファンサービス?!と思いました。
それはともかく、刑務所でトップの立場が現場でしっかり動いているのは好感が上がります。
(上の立場がデスクワークばかりで現場に出たがらないとかだと、現場を見下してるのかな……印象が悪いと感じるためです。)

・鍵の型を入手するために、ゲロを吐くことで足止めしていて脱獄への覚悟が最高でした。案としては優秀ですが、かっこいい俳優さんたちにやらせていいことではない絵面が見られてすごかったです。
あと吐瀉物がリアルで好きです。
(ホラー映画やアクション映画を見ていると、よくゲロを吐くシーンが出てくる気がするのですが、どろどろで固形物がない吐瀉物より、消化途中の食べたものが混ざっている吐瀉物の方が私はリアルと感じて好きです。)
(ちなみに、この映画を見る前に見ていた『暗殺風暴』でもゲロを吐く場面があり「なんで無関係の映画を見ているのにゲロが続くんですか?!!!」と思いました。しかし、前知識なしでレンタルした映画5作品のうち3本にゲロの描写があったこともあるので、私に謎の悪運があるだけです。)

・滚筒さんと刀疤さんの決闘に、「決闘罪……?!」になってよかったです。いいか?
いや、戦わせるな!!!!アクションは嬉しいですが。
牢屋の中に人を入れて戦わせてその様子を外から見ている看守みたいなシチュエーションにめちゃくちゃよくない方向へテンションが上がってしまい、「自分はこの状況が好き……?!えっ?そんな……」と思いました。自分で自分に引くな。

・脱獄に備えて各々がんばるところが好きです。滚筒さんが腹筋して上体を上げた先に娘さんの写真があるところが面白くて、この作品のシリアスとギャグ(コミカル)なバランスがすごかったです。

・中秋節のイベントに、日本の刑務所も祝日やお正月は少し特別な料理が出るらしいことを思い出しました。
……あってよかったか?刑務所の知識。

・偉そうな人が来ているときに重大インシデントを起こされる監獄長に同情しました。ストレスで胃が溶けそう!!!

・年代の割に監視カメラの映像がきれいですが、リアリティよりも映画としての見やすさを優先して見る側のストレスを減らしたのかなと思います。
(リアルよりフェイクを優先させる方が、フェイクよりリアルを優先させる方よりもメリットが大きそうです。)

・唐突に脱獄メンバーに加入した刀疤さんがいいところなしで「こいつなんなんだよ!!!」となってよかったです。
脱獄がスムーズにいかないようにするためのキャラクターだとしても、面倒事しか起こしてない!!!何なんだ???ここまで来たら上辺だけでも強力してがんばって逃げようよ!!!!
がんばれば脱獄ですよ!!!!(しかし、脱獄できてもその後に捕まって罪状が重くなる可能性は高い!!!!)

・しかし、脱獄メンバーに加入した刀疤さんは最悪だよ〜!!!と思いますが、舞台が刑務所のせいで脱獄メンバー=囚人=みんな罪状あり=そもそも脱獄メンバーへの加入が嬉しくなさすぎるのが面白すぎです。
登場する人たちは好きですが、大半が犯罪をやっている!!!!監獄長も2で刑務所にぶち込まれるし……こんなに増えて嬉しくないメンバーがあるんだ!!!!と感動します。

・2と3があるので、1で人が死ぬことはないでしょう!!!!と思いつつもハラハラしました。脱獄、がんばれ!!!(だめな応援。)

・入れ墨を入れている場合か?
(衛生面が心配です。)

・逃げる側と追う側を映すカットが効果的に使われていて好きです。
(他の映画でも見たことありますが、こうしたコミカル要素がある作品で効果的に使われているのをあまり見たことがないので。)

・最後の最後で「お前は逃げろ!!!」が発生してアクションが始まって笑うと同時に最高でした!!!!
激熱展開!!!!!!!!
そんな自分も逃げるために準備してきたはずなのに、他人に譲るなんて……兄弟!!!!になりました。最高……………………!!!(友情が好きすぎる。)

・監獄長が戦っていて最高です。トップが戦う〜?!!!!う、嬉しい……『ドラゴン✕マッハ!』の獄長みたいで……獄長はさすがにやりすぎですが……囚人に容赦なく手を下すので……拷問でお腹を切ってくるし……(削除シーンのため正式にはやっていないですが、水責めはしている……)

・脱獄した先に普通に看守がいて、刑務所側が無能ではないのも嬉しいです。ここで刑務所が無能だと「さすがに物語の都合がよすぎる!!」になるので。

・看守を後ろから殴っていいのか?!まあ……えっと……うーん……いいか?罪を償うなら……

・結婚式に無事に出られた滚筒さんが、外に出るところが本当にすごいです。
捕まるけれど、達成感と、娘さんに心配をかけたくない親心が見えて……最高……

・残りのメンバー(刀疤さんを除く)もボコボコになったことで病院へ行けるの万事塞翁が馬ってこと?!!?!こんなバグというか抜け穴を使った展開あり?!!!全然考えてもいなかった展開に笑いました。
ボコボコにされますが、腎臓移植は何とかなってよかったです!!!!!!
しかし、監獄長が重症そうで心配です。

・麥建天さんも刑期を何とか生きて終わらせられそうでよかったです。

・ハッピーエンドを爽やかに迎えられて本当によかったです。
脱獄ものかあ……どう見るんだ……?と思ってみていたのにめちゃくちゃ面白くて最高でした!!!!!!面白すぎる!!!



『逃獄兄弟2』の感想

・監獄長がボールをとめてくれたら、ぐへへ……と言って遊びに使わずに保管しそうで怖くなりました。ファンサービスですか?(違う。)

・看守の制服が冬服になっている……!!!!!??!!ああああああ!!!最高…………………………ありがとうございます。

・鄧瀚宗さんの制服(正式な制服?)もかっこよくて嬉しいです!!!!
『ドラゴン✕マッハ!』の獄長が原因ですが、看守の制服がめちゃくちゃ好きです。気持ち悪すぎる趣味だ……

・新人賀俊さんが刑務所メンバーに加入しました!!!罪人のため嬉しくないメンバーですが……と思っていたら、とんでもない暴れ方を見せてくれて嬉しかったです!!!!始まってすぐにアクションが始まる!!!!
刑務所って怖い……

・食事にネズミはやめろ!!!!衛生面が本当に怖いので。
これはボコボコにしていいです。(だめです。)

・戦闘において武器はやはり有効なのと、刑務所なのでがんばっていろんな武器が作られているところに悪意と人間の創造力を感じて好きです。

・図書室が出てくるのが嬉しいですが、普通に喧嘩が始まるうえに本が傷つけられていて「やめてくれ〜!!!!」になりました。

・賀俊さんはマインドコントロール・人心掌握・洗脳あたりが得意そうで「こいつとは集団生活をしたくないですね……」となりました。
限られた集団生活の中では暴力と恐怖で支配するのが有効なのですが、私は普通にそれらに屈するタイプなので……

・オレンジが貢がれていますが、そんなに食べられないのに?!となります。

・賀俊さんの刑務所内囚人ビジネス(搾取)が最悪すぎて……人間の悪意って最悪!!!!になりました。

・監獄長と二人きりでお茶をする場面で、「デート……?(違う。)」と思いましたが、そんなわけないだろ。ふざけるな。

・鄧瀚宗さんが賀俊さんから賄賂(?)を要求していて、さすがに「だめだろ!!!!!」になりました。だめだろ。
リスクが大きいし、そんな格の低いことをしないでください。するなら『ドラゴン✕マッハ!』みたいに刑務所内を支配して好き勝手しまくりましょう。監獄長に誰も逆らえなくしてください!!!!!
私の推しはこんな賄賂なんて受け取らない!!!!(むちゃくちゃ言うな。解釈を押しつけるな。獄長のやることを肯定するな。)

・滚筒さんのパートナーが襲われるところで「こんなの許していいわけがないが、手のうちようが限られていてどうすればいいんだ……」と絶望しました。

・鄧瀚宗さんが盆栽(?)を切っていて「は?何チョキチョキしてんだよ!!!」と理不尽に思えてよかったです。
チョキチョキしているだけなのに?!
監獄長の手元がめちゃくちゃ……きれいですね……になったので助けてほしいです。
制服の腰のベルトも「ふーん……だめだろ、これ……こんなの……公に見ていいんですか?」と思ったのでもうだめです。終わりです。

・白い粉トラップがクソすぎて「許せねえ」と思いましたが、「何か見つけました!!!!!」と看守に差し出したらどうなるんだろうと思いました。

・滚筒さんのパンチが鋭すぎて最高です。暴力への躊躇いがなさすぎる。

・賀俊さんが脱獄の協力を強制してきて最悪……脱獄したあとはどうするんだよ!!!と思いました。

・陳浩正さんは無事に出所……の前に足に入れ墨をまた入れていて衛生面〜!!!!となりました。

・本をくり抜くな。

・お風呂場での場面が謎すぎて笑いました。
いや、めちゃくちゃ体が鍛えられていて胸筋が大きいな……とは思いますが……えっ、公式も男性の上半身を出すことがサービスシーンだと思ってます?やめてください!!!!
邪な目で見てしまうので本当にやめてください。(それはそういう目で見る私が悪いのですが。やめたいですが、もう私はだめです。)

・刑務所からしたら、床をボロボロに削って掘られていてかわいそうです。

・監獄長の定期見回りにハラハラしつつも、見ていてファンサービス?と言ってしまうので終わりです。もうだめだ……

・看守がサンドウィッチを作っていたら喧嘩が始まってしまい、わくわくクッキングタイムがめちゃくちゃになっていてかわいそうでした。

・それにしてもパンチの勢いがめちゃくちゃいい……!!!!やはり香港映画のアクションは最高。(いろいろなアクション映画を見ましたが、香港のアクションは速さ、量、質すべてが最高なことが多く、本当にすごいです。最高。)

・壁を削って手に入れた粉ってジョジョ第6部でコイン削った粉を飲ませたやつと同じですか?

・針金でワインを開けられるのがすごいですが、私はお酒を飲まないのでたぶん使える機会はないけどやってみたい!!すごい〜!!!で終わりました。

・競馬に夢中過ぎて職務を忘れているお医者さんが面白すぎて好きです。むちゃくちゃ負けてる!!!!

・競馬の勝敗に左右される脱獄計画が、乱数次第のゲームみたいで笑います。

・お、お医者さんー!!!!!かわいそう……

・食中毒が発生していたら本当にヤバいので、食中毒ではなくて本当によかったです。

・救急車を利用して脱獄だ!!!
前作で想定外の脱出となった怪我・病気を利用し救急車で外には出られることから、救急車で事故を起こして脱獄につなげるコンボにつなげているのが最高です。発生させているコンボ自体は最悪ですが。
前作を踏まえつつ、それを越えたり、脱獄そのものの目的などを変えたりしていて作品に飽きさせないのがすごいです。

・そっと近くのものに捕まる囚人たちを見て「えっ、何?!」となる看守が好きです。はぶらないでくださいよ!!!!教えて!!!

・水のペットボトルがでかい!!!

・野犬は怖すぎる……襲われたら人間は死ぬ……(『MASTERキートン』を読んだため。)

・でも、犬がめちゃくちゃ尻尾を振っていて「遊んで〜!!」だったり、走り方が人に合わせたペースでかわいかったです。(あと野犬にしては毛並みがいい。)

・賀俊さんがすぐに脅すのどうかしています。怖すぎです。

・野犬は何だったんだよ!!!と思っていましたが、ハプニングを起こして麥建天さんが置いていかれるのが普通に伏線になっていてすごかったです。
無駄な描写がない……

・商店で巻き込まれた店員さんがかわいそうすぎる……賀俊さんを誰か早くとめてください!!!!

・刀疤さんが遠慮なく買い物(自分のお金はないため他人に払ってもらう前提で)していて好きです。

・香港映画でよく招き猫を見ますが「なぜ……?」と思います。

・三対一って『インビジブル・ターゲット』みたいでめちゃくちゃ嬉しいです!!!
(特典映像で怪我をしていて「や、やめて……アクションって危なすぎる……」と思いましたが。)

・賀俊さんの武器が喉や動脈を狙わないと致命傷にならないため、一度致命傷にならないところに刺すと、次の攻撃がしにくくなるので面と向かっての戦いだと難しいなと思いました。
(動脈を狙うのはマジで怖いので狙ってこなくてよかったです。)

・それにしても、警察がきてくれてこんなに嬉しい映画ないです。警察!!!!ありがとう!!!!
こういうのを見ると、税金を有効活用してくれ!!と思います。

・賀俊さんは本当に早い段階で裏切られていたというか、協力はおろか、脱獄メンバーたちを従わせられていなかったことが分かり、人望のなさが明らかになって辛かったです。

・監獄長のもとにICACが来てよかったです。有能!!!!監獄長は罪を償ってください。
それにしても、部下に裏切られていた(部下は裏切っておらず、職務をまっとうしただけですが。)のも辛いです。人望がない……!!!!

・ここで焦りを隠しきれずに煙草を吸っているところがかっこよくて好きです!!!!

・刑務所メンバーに元監獄長の鄧瀚宗さんが加わりました!!!!!う、嬉しくない!!!!!
10年も刑期があるんですか????!!!
推しに10年の刑期がつくことがあるんですね!!!さすがに複雑な気持ちです。(3ではさらにめちゃくちゃをするので、一層複雑な気持ちになりますが。)



『逃獄兄弟3』の感想

・賀俊さんの罪状がかなり長くて笑いました。脱獄より大人しく模範囚していた方が絶対にいいですよ。

・初っ端からタイマンが始まって最高!!!となると同時にアクションのぶち込みが早い!!!!さすが香港映画……!!!と感動しました。
アクションもかっこよくて最高です!!!!
最後に手を取るのもかっこよかったです!!!

・麥建天さんは頭脳派だったのにこんなに……戦うようになってしまって……いいんですか?私はアクションが見られて嬉しいですが。

・刑務所で賭け事するな!!!!ここは地下格闘技場か????
『九龍城寨之圍城』よりも運営が健全で好きですが。
持続可能な格闘をしてくれてありがたいです。(持続可能な格闘?)

・監獄長が元監獄長になって荒れている姿に、「やめてくれ〜!!!!脳が……あっ……!!!!なんかだめだこれ!!!!ギャップ萌え?!?!!!!これが闇堕ち????」になり、キモオタすぎて泣きそうでした。
すぐに萌えとか言うのやめよう……本当に……
(高貴というか、立場が上だった人が部下に正当な告発をされて、賄賂とかいう大義もなく自らの利益を優先したつまらない行いで今まで積み重ねた経験も、その結果いた立場も一気に変わって10年の刑期が出て、今までと全然違う姿と雰囲気が見られて私は最高!!!!と感じたことを萌えと表現しましたが、言語化するとすべてが最悪すぎる……)

・それにしても新監獄長は元監獄長のプライドみたいなところを刺激してそうで怖いです。逆撫でする気がなくても逆撫でしているようなものなので……
私なら「あ……っす……」で目を合わせないです。相手が怖いので。

・新監獄長の出してくれるコーヒーは特に何の意図もなくコミュニケーションの一環として出してもらってそうで躊躇なくいただけそうなので、元監獄長のお茶ってやっぱり怖かったんだ……になりました。

・やさぐれている元監獄長もかっこいいですが、こいつは絶対に独房から出さない方がいいなと自傷行為をしたところで思いました。
それか病室である程度拘束しておくべきでは?(人権侵害では?)

・賀俊さんは脱獄を考えすぎで笑いました。前作で失敗したのに?!(脱獄はともかく、逃げたあとに逃げきれるかが難しかったり、逃亡生活には協力者が必須だったり……など考えてしまいます。)
前作の悪役とたぶん今作の悪役がタッグを組むな。どちらも能力は高いのが厄介すぎる。
会わせるな、危険すぎる。

・元監獄長が来たぞ……のときの雰囲気が怖すぎる……帰りたい……となりました。

・麥建天さんは無事に出所されてよかったです。1から5年くらい経ったんだと感動します。おめでとうございます。本当に……(それなのにこのあと事件に巻き込まれる。)

・既に出所した二人と、服役中の二人の四人で話すところの場面がよすぎて最高です。
ビジュアルも印象的で、四人の仲もはっきりとしていてすごく好きです!!!

・新監獄長が刑務所を更生して社会復帰するための場所にしたいみたいなことを話していて「がんばってください!!刑務所は罰を与えるためではなく、社会復帰してもらうための場所にしてほしいです」と思いました。
『プリズンサークル』を見てから、刑務所ではいろんな人にいろんな可能性があってほしいと思います。

・鄧瀚宗さんが気を抜くと即座に襲われていて、暴力がすごい!!!!!怖い!!!!!と思いました。
私は立場が違うことで自分にとって嫌なことをしてきた相手が同じ立場になったとしても、「あ……もう関わらないでください……」でめちゃくちゃ避けるタイプなので、復讐したい気持ちがよく分からなくて怖いです。(復讐もののアクションやサスペンスは復讐する側に感情移入をしますが、刑務所ものだと「たぶん監獄長もやりたくて嫌なことをしていたわけではなくて、仕事だよな……」と思うところもなくはないので復讐したい気持ちはあまり想像できなかったです。)

・お風呂くらいゆっくり入らせて……
(武器を持っていないだろう無防備な瞬間を狙えるのと、水場で水責めして甚振るのが楽なので襲うにはちょうどいいな!と思いますが。)

・滾筒さんが助けてくれて、人徳が高すぎる……さすが兄貴……!!!!となりました。
私だったら一瞬で懐いてしまいます。

・お風呂場で襲撃する場面があると、……邪なことを考えてしまうので本当にやめてほしいですが、普通に私が最悪なだけなので「助けて!!!!私の煩悩をとめて!!!!」と頭を抱えました。

・ここでシャワーしか映されなくて「た、助かった……!!」と言っていました。よかった〜!!!!
(別に好きな俳優さんの肌とか、露出が多い場面を見たいわけではないので。)

・冷静に考えても黃德斌さんと譚耀文さんのアクションが多くて驚きます。あの……二人ともアクション俳優さんではないのですが?!
俳優さん側もアクションにOKを出しているから撮影ができているとは思いますが、香港映画はアクション俳優ではない方にアクションをさせすぎで心配になります。
私はアクションを見られて嬉しいですが、複雑です。

・賀俊さんと鄧瀚宗さんが組んだことで「いや〜!!!!」になっていて本当にすごい。やめてください。

・刑務所見学をするときの看守が少なくてハラハラしました。大丈夫なのは分かっていますが……
(刑務所次第ですが、いろいろな犯罪者がいるためです。)

・滾筒さんが優しくて……本当に……うっ……優しい……
でも、ゴキブリが出て普通に驚きました。ホラー映画はよく出るので平気ですが、ホラー映画ではないので。

・ボールを持っただけで圧がすごい鄧瀚宗さんに、笑いました。なんでボールを素直に渡さないんですか……(喧嘩を発生させるため。)
鄧瀚宗さんにボールをぶつけられたい気もしましたが、気持ちが悪いな……

・眠剤?か精神的な治療に使う医薬品か分かりませんが、『ごくちゅう!』で読んだ「らりるれろ」と言わされて薬を飲んだか確認されるやつだ〜!!!!となりました。何の知識?
でも、それすらごまかして薬を取っておいて悪用したり、他人に譲っていろいろするやつだ!!!となりました。何の知識?
それにしても人が口を開く演技をあまり見ないので少しドキドキしました。我ながら自分の好みとか、性癖?みたいなものが気持ち悪すぎる……

・薬を盛るな!!!!!

・薬を砕いているときの場面で膝が映って、「なんか……普段あんまり他人の膝とか見えないからか、見ているとだめな気持ちになるな……」と思いました。もう私はだめです。

・冷静に考えると2で脱獄グループが医者に粉を盛っているんだよな……同じことをしているのに物語で見え方がはっきり違うのは物語のコントロールやヘイトコントロールがすごいなと思います。

・刀疤さんが手紙を受け取るところで死亡フラグではないですよね……と思ったら死亡フラグで……そんな……

・薬、飲んじゃった……

・薬を飲ませて殺害するのは悪手では……?
殺害自体がリスク(この場合、重罪)に対するリターン(この場合、脱獄)が小さすぎる気がします。
脱獄はともかく、出てからの逃亡生活を継続できるかも大変なので……(そのため脱獄自体が私にとっては価値が低く、1のように一時的に外に出てある目的を達成すればいいだけではなく、脱獄して元の生活に近い環境に戻ることが目的だと難易度が高すぎて、脱獄はさっさとやめて模範囚になるか!!!になります。)

・何で殺したんですか?!
もっと事故か病気に見せかけて殺しましょうよ!!!!(カスの思考)

・自殺に見せかける気もなさそうで、真剣に人を殺せ……と思いました。(なぜなら殺害はリスクが高いためです。あの手この手を尽くして捕まらないようにするよう足掻くべきでは?と思います。)
動脈でもないのに自分の腕を切ってから自分の首を切る自殺者がいますか?(いるかもしれないですが、可能性としてはかなり低そうと考えられるのでは?)

・証拠の処分が雑すぎて疑惑が逆に向けられないやつですか?(そんな自分の居場所や持ち物に証拠を隠すわけないだろと思っています。しかし、人間は非合理的なのでやることもありますが。)

・鄧瀚宗さんがめちゃくちゃに疑われていて、それは確かに疑いますという気持ちと、容疑者をそんなに早計に決めつけていいんですか?(ミステリならミスリードのため)と思いましたが、ミステリではないのと、鄧瀚宗さんが普通に手強いのでちょうどいいバランスで見やすかったです。

・囚人服がハーフパンツのせいで、鄧瀚宗さんの脚がかなり見えるところで許せねえ〜!!!と思いましたが、私がそういう目で見ているのがだめなため、誰か……助けて……とめてくれ……と思いました。
映画を見ているとき、別に変なシーンでもないのに見ていいのか不安になるし、目を背けてしまう……

・新監獄長!!!!そんな……

・代理で監獄長の立場に立ったらめちゃくちゃな事件が起こるのが大変そうすぎて見ていてはらはらしました。私なら胃が溶けます。

・麥建天さんが出所したのに、会いに来てくれるのが嬉しいですね!と思っていたら大事件が勃発して「ひえ……」と声が出ました。
出所しても巻き込まれるのなんなんですか?

・鄧瀚宗さんが起こした事件がヤバすぎて笑うしかなかったです。私は情報の処理が自分の能力を越えると笑ってしまうので。
まさか銃が出てくるとは……え……死……?誰も死なないでください!!お願いします……

・1と2で主人公たちに脱獄されたことで、脱獄への難易度が上がっているのに元監獄長の立場のおかげで鄧瀚宗さんが脱獄チャレンジしていて……脱獄がちょうどいいバランスになっていて面白かったです。

・脱獄経験者からの協力と看守側も脱獄された経験があることで、鄧瀚宗さんの手際と計画がスムーズにいっているのに主人公たちが阻止していてすごかったです。お互いが過去の戦いから強くなっている!!!(違う。)
ここでお互いに脱獄したい側も、脱獄を阻止したい側もうまくやっていてストレスなく見られてすごいと思います。 

・賀俊さんも脱獄するつもりだったと早々に白状していて潔いのが好きです。
鄧瀚宗さんと賀俊さんはお互いに利用しようみたいなところが強くて、協力するみたいなところが少なかった気がしますが、もっとしっかり協力していたらヤバかったと思います。

・鄧瀚宗さんが上に何も着ないでつなぎを着ているように見えて(現実だと認めたくないためこのような書き方をしています。)、「やめてくれ〜!!!!下に何か着てください……あああああ!!!」となりめちゃくちゃ混乱しました。(峰不二子の着方で驚きました。私はつなぎを上着カウント?しているため、肌に直に触れる着方はこう……色気があると思っているらしいです。上着を着るときは何かを着て裸に直では着ないという固定概念があるようです。つなぎだけでこんなに混乱するな。)

・協力者の看守の人が結婚を控えているはずなのに?!普通は逆で、脱獄を阻止しようとしたら怪我とか死亡みたいな展開では?とめちゃくちゃ偏見に塗れたことを思いました。意外な展開で読めない!

・銃で脅して脱獄か……うまくいくか……?とかなり思いました。
武装した警察とかに包囲されると拳銃だとどうやっても突破できないし、へたしたら狙撃されて亡くなるし、そもそも人質が効く確証もない(そのうえ、人質の管理は難しい)し、うまくいく可能性が低そうですが……と考えてしまいます。

・滾筒さんが看守のトランシーバーをほぼ奪って使い始めるところが好きです。決断力とリーダーシップがありすぎて頼りになるところが最高です。

・刑務所のみんなで協力して元監獄長を探している展開が熱すぎです。刑務所全体が協力しているのが分かって好きです。

・鄧瀚宗さんが脚を撃っていて、殺しこそしていませんが最悪……になりました。
動脈を傷つけていたら亡くなる可能性も十分にあるので。

・ビー玉で気がついて……!とするのがハラハラしてすごかったです。

・内輪揉めが発生した瞬間に「イエーイ!!!内輪揉め!!!隙がありすぎですよ!!!!!」とテンションが上がりました。逃げろ!!!!

・拳銃を持っている人との近接格闘が好きなので最高でした。このお二人はアクション俳優さんではないのですが、アクションがきれいで最高です!!!!
香港映画のアクションは本当に質が高くて最高です。

・何とか解決してよかった〜!!!!
最後もハッピーエンド(犠牲者はいますが……)でよかったです。シリーズ作品がどれもそれぞれ特徴があって面白く、重い内容なのに笑って見られてすごいです。(1のときは続編が作られる雰囲気がなかったのに、そこから悪役を追加して見事に3まで面白さを持続して中弛みもせずに走りきっている!!!と感動します。)
鄧瀚宗さんは終身刑ですが。
模範囚をしていれば10年より短い服役で出られたかもしれないのに……
それにしても、推しの罪状が増していく作品はさすがに初めてで複雑な気分です。

・最後の回想で、1のゲロを吐いて看守を足止めするところがあって笑いました。ゲロが回想で出ることがあるんだ……

畳む

RSS