『ウルフパック』の鑑賞記録です。内容に触れています。#鑑賞記録 続きを読む主人公っぽい医師がキャンプの医療施設で安楽死を示唆するのはどうなんですか? と考えてしまった。何が人道的なのか次第ではありますが、あまりにも患者の意志を無視していて「は?」と言っていました。緊急時で治療が難しい状況かつ、患者が苦しむ中で意思確認ができなければ他の患者の治療などを考慮して安楽死をさせてしまうかもしれませんが……そこまで追い詰められていなければ最善を尽くす姿勢くらいは見せてほしいと感じました。(内心はどうでもいいがポーズくらいは人命最優先くらいを見せてくれと感じます。)荷物を川に投げられて、拉致された先で正論言ったら薬で眠らされるのひどすぎて笑ってしまいました。医師がしっかり「拉致だぞ!」と言っていてなあなあに進まなかったのはよかったですが。えっ、黒ジャケットはおって黒系統の服でまとめたマックス・チャンさんかっこよすぎて……寄生を発して感謝の言葉を口にしていましたがあまりにも自分の行動がキモオタすぎて泣きそうでした。タバコ吸ってるし、セリフもかっこいい……「殺されたいか」って言われたら「はい!」と答えるかも……と自分に引きました。そんな返事して相手を引かせるな。でも、無茶苦茶な治療をさせられた医師が大変すぎて「これ、ブラックジャックですか?」と10回くらい言いました。その後ではちゃめちゃな交渉しはじめるし……無茶な仕事の誘い方するし、医師の隣に座ってくるし、かっこよすぎて夢女(男)子みたいなことを考えてしまったので「私は夢はしない!!!」と脚を叩いて理性を保つようにしていました。これを書いていて自分は狂ったのか?と思いましたが……「早く寝たほうがいい!」みたいなことを言うセリフが突き刺さったので「はい!寝ます!!!!」と答えたキモオタになりました。(このあといったん中断して本当に寝ました)医師が逃げるの当然すぎるな〜と思っていましたが、逃げるときに動けすぎていて医師なのにフィジカルが強すぎる……もしかしてブラックジャック先生並みに戦えますか?になっていました。オイルタンクの足場を崩す作戦はいいですが、オイルタンクの支えが脆弱すぎて現場猫を思い出しました。医師が強姦現場を見て見過ごせないのは心情的に理解できるけど、私は利己的な人間なのと「今やるべきこととこれからやるべきことで生まれる利益、生き残る人々」と「今ここで感情的に動いて発生するリスク」を意識してしまう方なので理屈的には「は?何余計な正義感振りかざして自己満浸ってんの?死にたいなら一人でやれよ」でした。すみません……物語的には傭兵の説明とか、鑑賞側の視点での説明をするために重要な役なのは分かりますが、自分は合理的な考えのキャラクターが好きなので、自分の好み的には微妙です。隊長がガムを吐き捨てるのを見てガムになりたいと思ってしまった最悪なオタクで本当にすみません。子どもに尋問するシーンで「自分の命がかかっているのでまあ尋問するよな」と思っていましたが、医師に倫理があって「それはそうだけど、私は自分の命が惜しいから共感できないな」と思いました。それにまだ爪も剥いでないし、指も切断してないし、骨も折ってないし、電気流したり、水責めしたり、火傷させたり、歯を抜いたり、四肢切断もしてないし、えっ……?尋問してないのでは?と思いました。(ホラー映画だったらもっとやるだろ!あと戦場だからもっと...やらないんですか?と物騒な姿勢で見ていたためです。戦争や傭兵ものは素直に見ると死人が出たとき辛いので、蛮族の思考で見ています。)隠れ家で白いセーターを着る推し、似合いすぎていて最高すぎます。あと煙草を吸うシーンがかっこよすぎて、「獄長より吸ってる、こんなに見ていいんですか?」などと言っていました。医師がめちゃくちゃ頭いいキャラクターなのは分かるけど、何でカンボジアの友人から暗号解析ツールをもらってここまで調べられるんだ?カンボジアの友人、何者?!あと第一次世界大戦の暗号とか過去に調べ尽くされていて解読されやすそうだから使うのやめたほうがいいのでは?(セキュリティにどこまで重きを置くか次第ではありますが)など考えていました。医師の本当のことを聞く!と隊長に向かい合うシーンで、壁ドンとかします……?と思っていたらしなかったので安心しました。ここらへんから子どもができた発言と、医師とマブダチになって死亡フラグを立て始めていて本当にドキドキしました。死亡フラグを立てるのやめろ!(結果的に死亡フラグが一人あたったのも悲しすぎる)隠れ家に突入されて黒い袋を被せられる隊長を見てはちゃめちゃにドキドキしたので、落ち込みました。いや、でも初めて見たからドキドキするのも当たり前なんだよな。自分でもどうしてドキドキしたのかマジで理解できなくて気持ち悪いですが。要人警護をしたあとに網膜認証をするところで、会社代表と大臣が命を張って認証してたのが単なるモブとは思えないかっこよさとキャラの立ち方に「こういう誇りがあって利他的に動ける人々は好き!!特に偉い立場の人は矢面に立ちたくなさそうなのに大きな危機に対しては進んで自らを危険にさらす選択もできるの最高!!」と思いました。隊員一人が亡くなったのは悲しいのですが、隊長が泣く場面で(マックス・チャンさんが泣く……?!あんまり見たことなかったな……こんなに泣く?!!えっ???)と脳がバグりました。今まで獄長や鬼眼さん、西狗さんのイメージが強すぎてこんなに泣くのが想像できなくて本当にすみません。あと私は状況を受け入れるのに時間がかかって、感情が出たり、自分は何を感じているのか理解したりするのが遅くて、今はひとまず生きないとと悲しむより黙々と別の何かをしてしまいがちなので、「何でこんなに泣くんだろう?」と思ってしまいました。落ち込みすぎて泣く元気がなかったり、憂鬱になってじっと横たわっていることしかできないので、こうした激しい悲しみの感情を受け入れて悲しみ、次のことに進めるのは強いからできるのだろうなと感じました。次の仕事は隊長の金を使って報酬をさらに倍にするって、ハンターハンターのジンかよとつい言ってしまいました。でもそうやって自分を削るのはよくないよ!美徳として表現するのはあんまり……と思いました。爆弾を止められなければ死の任務に、結局最後まで巻き込まれている医師がかわいそうでした。本人はいいのでしょうが、見ている側としては隊長が戦友の死から戦友の息子を見守っていた(監視)していたのも怖いし、傭兵に誘うよりもう少し別の方法もあるだろ!!!となったのでここのあたりの物語の咀嚼が難しいな〜(物語としては面白いけど、拉致してるし、隊長が無茶苦茶勝手に動くし、戦友の息子を命の危険にさらしているしで、人道的支援をしている傭兵たちでも他で倫理的に問題があるし(そもそも人道的支援をしているからってその集団が『人道的』という証左にはなるわけねえだろ……と引きました。マネーロンダリングとかペーパーカンパニーに金移してるとかで支援にかこつけた不正利用なんていくらでも考えられるし)、感情的にも他にも何か手段はあっただろ!という隙がありすぎる。防御力低めで、攻撃力がピーキーすぎる作品の印象です。)隊長が赤ちゃんの泣き声を聴いているのを示唆されて、「実は妻子を亡くしているのでは」と思うし、何もなくすものがないというセリフにも悲しくなりました。そういう悲哀や陰が似合うのは分かりますが、妻子元気!家帰るの楽しみ!みたいなキャラでフラグ回収されない悲哀を入れなくてもいいのに……と少し思っています。最後の戦場で、女性対女性のアクションがよすぎて「あ〜!こういうのが見たいんですよお!!!最高!」と思いました。最高!!隊長が戦う相手がカランビットナイフを使うところで、「あれ……どっかで見たな?」と思いましたが、その後のアクション含めて「『RE:BORN』とか、園村監督のアクションを思い出すな……」と感じました。ただカランビットナイフをせっかく使っているのに微妙にアクションの撮り方が合っておらず、すごく印象に残るアクションではありませんでした。つまり予算感に対してそんなに……よくなかったです……『RE:BORN』、『ベイビーわるきゅーれ』、『バッド・シティ』とかのアクションがよすぎたせいで、近接格闘は私の中でのハードルが上がりすぎているのが大きな原因ですが。(ちなみにこのあとで『ベイビーわるきゅーれ』を見て、やはり園村監督のアクションは体の動きがわかりやすいし、近接格闘の細かな動きも見やすくてはらはらするんだよな……なんでこんなにすごいんだろう?と真剣に考えていました。ストーリーで表現できるアクションシーンの場所の広さや状況にもよるのでしょうが)爆弾の解除は無理だ……の流れから隊長が来て分解しろ〜!!!になる流れが感情ジェットコースターすぎて笑いました。諦めムードでお通夜みたいに沈み込むのが早すぎるし、そこから隊長が来てからでいけるかも〜!!!になる落差がやばすぎる。あと主任に人望があって作業員の方たちが助けに戻ってきてくれるのに感動しました。(嫌な上司だったら私は見捨てて逃げるので)爆弾を外した後に必死で戦闘機に合図を送る隊長たちのがむしゃらぶりがリアルで笑いました。今までの冷静ぶりはいったい……?最後に仲間を見送る隊長の衣装がよすぎて、白手袋最高!!と言っていましたが、結局医師の件についていい感じで終わったので「そこはだめだろ!!!ちゃんと話したほうがいいよ!!」と思っていたらエンドでした。まあ……いいか……(『戦狼』みたいに2でめちゃくちゃ予算とかもらってもっとクオリティを上げた作品が出るのかな〜とか言ってました。医師を拉致した件は続編でしっかり解決しているといいなと思っています。)エンドクレジットの名前が小さすぎて読めないのがすごかったです。マックス・チャンさんの衣装がめちゃくちゃあるのと、過去作と比較すると割りと常識的(物語の文脈から理解しやすいキャラクター。ただし戦友の息子の引き込み方がとか見守り方がクレイジーすぎですが)ので、見れてよかった!!!ありがとうございます!!と思いました。でもこれよりは『大脱出3』とか『無敵のドラゴン』みたいにふりきりまくった作品の方が好きかも?と自分では感じています。なぜなら私はテンション上げて振り切っていくぜ!!!みたいな無茶苦茶なテンポで斜め上の展開をしまくる香港映画や低予算B級ホラー映画が好きすぎるので、アクセル全開で進む映画がどうしても好きになってしまう傾向にあるためです。これは個人の好みでの判断なので、この作品が特別うーん……と感じるわけではありません。畳む 鑑賞記録 2023/11/10(Fri) 12:38:38
内容に触れています。
#鑑賞記録
主人公っぽい医師がキャンプの医療施設で安楽死を示唆するのはどうなんですか? と考えてしまった。
何が人道的なのか次第ではありますが、あまりにも患者の意志を無視していて「は?」と言っていました。緊急時で治療が難しい状況かつ、患者が苦しむ中で意思確認ができなければ他の患者の治療などを考慮して安楽死をさせてしまうかもしれませんが……そこまで追い詰められていなければ最善を尽くす姿勢くらいは見せてほしいと感じました。
(内心はどうでもいいがポーズくらいは人命最優先くらいを見せてくれと感じます。)
荷物を川に投げられて、拉致された先で正論言ったら薬で眠らされるのひどすぎて笑ってしまいました。
医師がしっかり「拉致だぞ!」と言っていてなあなあに進まなかったのはよかったですが。
えっ、黒ジャケットはおって黒系統の服でまとめたマックス・チャンさんかっこよすぎて……寄生を発して感謝の言葉を口にしていましたがあまりにも自分の行動がキモオタすぎて泣きそうでした。
タバコ吸ってるし、セリフもかっこいい……
「殺されたいか」って言われたら「はい!」と答えるかも……と自分に引きました。そんな返事して相手を引かせるな。
でも、無茶苦茶な治療をさせられた医師が大変すぎて「これ、ブラックジャックですか?」と10回くらい言いました。
その後ではちゃめちゃな交渉しはじめるし……無茶な仕事の誘い方するし、医師の隣に座ってくるし、かっこよすぎて夢女(男)子みたいなことを考えてしまったので「私は夢はしない!!!」と脚を叩いて理性を保つようにしていました。
これを書いていて自分は狂ったのか?と思いましたが……
「早く寝たほうがいい!」みたいなことを言うセリフが突き刺さったので「はい!寝ます!!!!」と答えたキモオタになりました。
(このあといったん中断して本当に寝ました)
医師が逃げるの当然すぎるな〜と思っていましたが、逃げるときに動けすぎていて医師なのにフィジカルが強すぎる……もしかしてブラックジャック先生並みに戦えますか?になっていました。
オイルタンクの足場を崩す作戦はいいですが、オイルタンクの支えが脆弱すぎて現場猫を思い出しました。
医師が強姦現場を見て見過ごせないのは心情的に理解できるけど、私は利己的な人間なのと「今やるべきこととこれからやるべきことで生まれる利益、生き残る人々」と「今ここで感情的に動いて発生するリスク」を意識してしまう方なので理屈的には「は?何余計な正義感振りかざして自己満浸ってんの?死にたいなら一人でやれよ」でした。
すみません……
物語的には傭兵の説明とか、鑑賞側の視点での説明をするために重要な役なのは分かりますが、自分は合理的な考えのキャラクターが好きなので、自分の好み的には微妙です。
隊長がガムを吐き捨てるのを見てガムになりたいと思ってしまった最悪なオタクで本当にすみません。
子どもに尋問するシーンで「自分の命がかかっているのでまあ尋問するよな」と思っていましたが、医師に倫理があって「それはそうだけど、私は自分の命が惜しいから共感できないな」と思いました。
それにまだ爪も剥いでないし、指も切断してないし、骨も折ってないし、電気流したり、水責めしたり、火傷させたり、歯を抜いたり、四肢切断もしてないし、えっ……?尋問してないのでは?と思いました。
(ホラー映画だったらもっとやるだろ!あと戦場だからもっと...やらないんですか?と物騒な姿勢で見ていたためです。戦争や傭兵ものは素直に見ると死人が出たとき辛いので、蛮族の思考で見ています。)
隠れ家で白いセーターを着る推し、似合いすぎていて最高すぎます。
あと煙草を吸うシーンがかっこよすぎて、「獄長より吸ってる、こんなに見ていいんですか?」などと言っていました。
医師がめちゃくちゃ頭いいキャラクターなのは分かるけど、何でカンボジアの友人から暗号解析ツールをもらってここまで調べられるんだ?カンボジアの友人、何者?!
あと第一次世界大戦の暗号とか過去に調べ尽くされていて解読されやすそうだから使うのやめたほうがいいのでは?(セキュリティにどこまで重きを置くか次第ではありますが)
など考えていました。
医師の本当のことを聞く!と隊長に向かい合うシーンで、壁ドンとかします……?と思っていたらしなかったので安心しました。
ここらへんから子どもができた発言と、医師とマブダチになって死亡フラグを立て始めていて本当にドキドキしました。死亡フラグを立てるのやめろ!(結果的に死亡フラグが一人あたったのも悲しすぎる)
隠れ家に突入されて黒い袋を被せられる隊長を見てはちゃめちゃにドキドキしたので、落ち込みました。いや、でも初めて見たからドキドキするのも当たり前なんだよな。自分でもどうしてドキドキしたのかマジで理解できなくて気持ち悪いですが。
要人警護をしたあとに網膜認証をするところで、会社代表と大臣が命を張って認証してたのが単なるモブとは思えないかっこよさとキャラの立ち方に「こういう誇りがあって利他的に動ける人々は好き!!特に偉い立場の人は矢面に立ちたくなさそうなのに大きな危機に対しては進んで自らを危険にさらす選択もできるの最高!!」と思いました。
隊員一人が亡くなったのは悲しいのですが、隊長が泣く場面で(マックス・チャンさんが泣く……?!あんまり見たことなかったな……こんなに泣く?!!えっ???)と脳がバグりました。
今まで獄長や鬼眼さん、西狗さんのイメージが強すぎてこんなに泣くのが想像できなくて本当にすみません。
あと私は状況を受け入れるのに時間がかかって、感情が出たり、自分は何を感じているのか理解したりするのが遅くて、今はひとまず生きないとと悲しむより黙々と別の何かをしてしまいがちなので、「何でこんなに泣くんだろう?」と思ってしまいました。
落ち込みすぎて泣く元気がなかったり、憂鬱になってじっと横たわっていることしかできないので、こうした激しい悲しみの感情を受け入れて悲しみ、次のことに進めるのは強いからできるのだろうなと感じました。
次の仕事は隊長の金を使って報酬をさらに倍にするって、ハンターハンターのジンかよとつい言ってしまいました。
でもそうやって自分を削るのはよくないよ!美徳として表現するのはあんまり……と思いました。
爆弾を止められなければ死の任務に、結局最後まで巻き込まれている医師がかわいそうでした。
本人はいいのでしょうが、見ている側としては隊長が戦友の死から戦友の息子を見守っていた(監視)していたのも怖いし、傭兵に誘うよりもう少し別の方法もあるだろ!!!となったのでここのあたりの物語の咀嚼が難しいな〜
(物語としては面白いけど、拉致してるし、隊長が無茶苦茶勝手に動くし、戦友の息子を命の危険にさらしているしで、人道的支援をしている傭兵たちでも他で倫理的に問題があるし(そもそも人道的支援をしているからってその集団が『人道的』という証左にはなるわけねえだろ……と引きました。マネーロンダリングとかペーパーカンパニーに金移してるとかで支援にかこつけた不正利用なんていくらでも考えられるし)、感情的にも他にも何か手段はあっただろ!という隙がありすぎる。防御力低めで、攻撃力がピーキーすぎる作品の印象です。)
隊長が赤ちゃんの泣き声を聴いているのを示唆されて、「実は妻子を亡くしているのでは」と思うし、何もなくすものがないというセリフにも悲しくなりました。
そういう悲哀や陰が似合うのは分かりますが、妻子元気!家帰るの楽しみ!みたいなキャラでフラグ回収されない悲哀を入れなくてもいいのに……と少し思っています。
最後の戦場で、女性対女性のアクションがよすぎて「あ〜!こういうのが見たいんですよお!!!最高!」と思いました。最高!!
隊長が戦う相手がカランビットナイフを使うところで、「あれ……どっかで見たな?」と思いましたが、その後のアクション含めて「『RE:BORN』とか、園村監督のアクションを思い出すな……」と感じました。
ただカランビットナイフをせっかく使っているのに微妙にアクションの撮り方が合っておらず、すごく印象に残るアクションではありませんでした。
つまり予算感に対してそんなに……よくなかったです……
『RE:BORN』、『ベイビーわるきゅーれ』、『バッド・シティ』とかのアクションがよすぎたせいで、近接格闘は私の中でのハードルが上がりすぎているのが大きな原因ですが。
(ちなみにこのあとで『ベイビーわるきゅーれ』を見て、やはり園村監督のアクションは体の動きがわかりやすいし、近接格闘の細かな動きも見やすくてはらはらするんだよな……なんでこんなにすごいんだろう?と真剣に考えていました。ストーリーで表現できるアクションシーンの場所の広さや状況にもよるのでしょうが)
爆弾の解除は無理だ……の流れから隊長が来て分解しろ〜!!!になる流れが感情ジェットコースターすぎて笑いました。諦めムードでお通夜みたいに沈み込むのが早すぎるし、そこから隊長が来てからでいけるかも〜!!!になる落差がやばすぎる。
あと主任に人望があって作業員の方たちが助けに戻ってきてくれるのに感動しました。(嫌な上司だったら私は見捨てて逃げるので)
爆弾を外した後に必死で戦闘機に合図を送る隊長たちのがむしゃらぶりがリアルで笑いました。
今までの冷静ぶりはいったい……?
最後に仲間を見送る隊長の衣装がよすぎて、白手袋最高!!と言っていましたが、結局医師の件についていい感じで終わったので「そこはだめだろ!!!ちゃんと話したほうがいいよ!!」と思っていたらエンドでした。
まあ……いいか……
(『戦狼』みたいに2でめちゃくちゃ予算とかもらってもっとクオリティを上げた作品が出るのかな〜とか言ってました。医師を拉致した件は続編でしっかり解決しているといいなと思っています。)
エンドクレジットの名前が小さすぎて読めないのがすごかったです。
マックス・チャンさんの衣装がめちゃくちゃあるのと、過去作と比較すると割りと常識的(物語の文脈から理解しやすいキャラクター。ただし戦友の息子の引き込み方がとか見守り方がクレイジーすぎですが)ので、見れてよかった!!!ありがとうございます!!と思いました。
でもこれよりは『大脱出3』とか『無敵のドラゴン』みたいにふりきりまくった作品の方が好きかも?と自分では感じています。
なぜなら私はテンション上げて振り切っていくぜ!!!みたいな無茶苦茶なテンポで斜め上の展開をしまくる香港映画や低予算B級ホラー映画が好きすぎるので、アクセル全開で進む映画がどうしても好きになってしまう傾向にあるためです。
これは個人の好みでの判断なので、この作品が特別うーん……と感じるわけではありません。
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