酸素計画

日記など雑多な文章

日記未満のことを書きます。

『エクスペンダブルズ ニューブラッド』の感想です。
内容に触れています。
日記部分、パンフレットの内容、字幕と吹き替えについての感想もあります。
#鑑賞記録




・前売り券購入
あまり行かない映画館で購入しようとしたら、パンフレットなどを販売しているカウンターでは前売り券を売っておらず、せっかく見る映画が上映されるシアターのある階にいたのに受付のある階に移動して、機械ではなく有人カウンター(一つしか開いていない)でチケットを買う人の列で待機して前売り券を買いました。
私はただ前売り券を買いたいだけなのに、カウンターで買う人の迷惑では?と思いつつ買いました。
本当に気まずかったです。

前売り券は一枚ですか?と聞かれたので、三枚ください!と言ったら「三枚、ですか?」と確認されました。
すみません、オタクが混乱させて……
前売り券を受け取るまで結構時間がかかったのですが、特典の用意とデザインを三枚被らないようにしてもらったので時間がかかってしまったらしく、申し訳ないと同時に本当にありがたかったです。

それにしても前売り券で「公式がバーニーとクリスマスをCP認識してるんですか?!」と思っていましたが、実際に見たら「バーニーとクリスマスは仲が良すぎて公式で認められたニコイチ感がやばすぎる。……BLの可能性がまったくなくはないのでは?(そんなことは一切ない)」と思いました。


・感想
序盤からはちゃめちゃ銃撃戦が始まって、この感覚……懐かしいぜ!!!!と思いました。
最近はホラーとか、ドキュメンタリーを見る傾向があり、娯楽に振り切った金のかかった暴力映画をあまり見なかったため久しぶりにマックを食べた気分になりました。この映画はマックに加えてトンカツ、ラーメン、焼肉!!!!みたいなハイカロリーでアクションだけで笑います。
豪華すぎるアクションって、それだけで笑顔になれる。なぜなら本当に豪華ですごいから!!!最高!!!!

イコ・ウワイスさんの登場が早すぎて、「マジ??!!?!まさか主人公(違う)……?!!!今日もかっこいい!!!最高!!!」と心臓の心拍数が上がり、発汗するほどテンション上がりました。
ザクって私も刺されて、将軍の居場所を即座に言いたい!!!(夢妄想はあまりしませんが、モブになってやられたい!などこのあとめちゃくちゃ言います。)
あと睫毛が長いし、余裕の笑顔でファンサ(ファンサではない)をしてくれるのマジで……最高すぎる……

将軍を吐かせるために家族から痛めつけるのは、私も同じ立場だったらやるので「やれ〜!効率は大切だからな……」と思いました。
子どもも後になって証言とかされると厄介だからな……(こういう場面は悪役が救いようのない悪役としてヘイトを集めているのは分かりますが、現実だったらするなという考えで私は見ています。)
(へたな悪役より冷徹とかの方が好きです。好きな俳優さんが演じているのも好きな理由としては大きいですが……)
でも、子どもの手を引いているし、子どもは無傷なのが結構優しいよな……と気が付きました。
マジの暴力とか恐怖表現を突き詰めると、子どもが本当に怯えている顔を強調させたり、武器を突きつけて今すぐ殺すアピールしたり、見つけた瞬間に人質が抵抗する気力を削ぐために殴っていてもおかしくなかったり、手なんか引かずに首あたりとか掴んで引っ張るとか部下に抱えさせていつでも首を締めて殺せるアピールするので。
(こういう細かい表現とかを見ると、暴力映画ではあるけれどあくまで娯楽であって、無闇に怖さやリアリティを突き詰めないし、子どもとかに実際にやったらだめなこととか映さないようにしているんだろうなと思います。暴力で人を傷つけるのはしてはいけないことですが、物語上でどう悪役を印象づけるかにおいてできる限りヘイトを溜めつつ、恐怖や「現実でこうすれば犯罪しやすいのかな?」みたいな考えを避けている?ところがすごかったです。)

ここのアクションとか、敵の服を盗んで潜入するボスに「部下にやらせるだけではなくボス自ら仕事をするとは」と感動しました。
ただ部下は待機してくださいと言っているので、部下側としては計画的かつボスを危険に晒したくなさそうです。
ラフマトは「将軍が逃げるかもしれないのに何なまっちょろいこと言っているんだ」とか考えて一人で敵陣に乗り込んでいるのか、など妄想しています。
部下としては「うちのボス、何してんの?!」とお腹が痛くなると思いますが。

リー・クリスマスの痴話喧嘩、マジでシリーズのお約束になりかけていて笑います。
バーニーとクリスマスは改めて見るとすごくBLっぽい……?(BLではない文脈があるのに男の友情が強すぎるというか、二次創作でネタにされる要素がありすぎて、BLではない文脈が逆に作中でこの二人のラブがないだけで裏ではあるのでは?と想像を掻き立ててくるのかも……と真面目に考えていました。『AKIRA』とかと似ている……?)
(私のキモオタ度が上がって、ブロマンスとかBLを妄想する想像力が上がっているだけかもしれません。)

指輪を賭けで取られたのは分かるとして、返してもらうならもっと穏便にやれ!!!と笑いました。
店の人が大変だろうが!と思いましたが、そうでもなさそうなところも好きです。
また、ここで出てきた人が犠牲になるとは思いもよらなかったです。

仕事のときに新顔を三人も出す割にしっかり説明するし、そんなに説明感が強い場面でもないし、(これあとで回収されるな〜ちゃんと見ておこう)と見ているとしっかり回収される安心感があり、単なる暴力娯楽映画ではなく意外とストーリーがしっかりしていてすごい!!と感動しました。
(『アルティメットバトル 忍者vs少林寺』『無敵のドラゴン』みたいな面白いがはちゃめちゃすぎてよく分からない!!!ではなく、『アイスマン』『先生!口裂け女です!』みたいにはちゃめちゃながらも筋の通ったストーリーで最後まで見せてくる力がすごいです。)
(全体を通して過去作より、各キャラクターの描写の深みがぐっと増していて、「このキャラはこういう個性があるんだ〜」→「こういう展開につながるの?!面白い〜!!かっこいい〜!!」「みんな魅力的だな〜!!!」という流れを物語にアクションの息抜きとして差し込むのがうますぎて最高でした。)

ここのガンナーは、英語予告公開時から「は?あまりにも私好みすぎるビジュアルだな……私の頭が狂ったか幻覚か?これ……現実……?!??!!!!最高……!!!」とキモオタになりながら何度も見ていたくらい好みで、最高でした。
ネットで知り合った女の子に合わせてという緩い理由もらしくて笑いました。(次はその髪型で浴衣とか、セーターとか着てほしいです。)
(このあと戦場でスナイパーをするガンナーが眼鏡を外したのを見て「公式は分かっちゃいねえなあ!!!眼鏡のよさを!!」と思ったらすぐにまたかけてくれて、ありがとうございます……と手のひらをくるくるさせるオタク)

あとガンナーがスナイプのために移動したり、ガンナーだけみんなと離れていて落ちた飛行機のバーニー(バーニーではない)のもとにいなかったり、他の登場人物たちも「戦闘中って普通に地味で映画映えはない行動多いよな」としみじみ思いました。
戦闘の解像度が過去作より上がったというか、過去作で派手な戦闘のみ切り抜いたのを今作だと「実際、派手じゃないときもあるよな」と諦めて少し入れたことで緩急とか、リアリティにうまい具合に機能している気がします。

飛行機でクソクソお下品なお排泄物系下ネタ話に私にその趣味は理解できないんだよな、マジで最悪な空間だ……と笑ってました。
でも、黄金シャワーがこの後で回収される伏線とは思わなくてさらに笑いました。
ガンナーが断酒(禁酒?)の本を読んでいて、1の姿を思い出すと泣いてしまいそうでした。そのまま健康でいてくれ〜!!!
(その後で酒を飲むガンナーが面白すぎて笑いましたが)
(ガンナーがヨガとか瞑想とかしてたり、ヘルシー食とか食べたりしそうで、健康になってほしい……と本当に思いました。なんなんだ、この妄想……?)

それにしても飛行機を迎え撃ってくるところが、敵の強化を感じます。(予算が増えたとかが理由だと思いますが。)(敵に情報が漏れてるところが敵の強化につながり、しっかり伏線と活かされているのが本当にすごすぎる。)

飛行機に加えて機動力の高いバギーとかあったんですね?!と驚きました。
予算がある映画ってすげえ!!!と素直に思いました。

序盤のアクションからぶちかましすぎてて感動しました。
イコ・ウワイスさんはマジでかっこいいし、アクションはすごいし、エクスペンダブルズメンバーはそれぞれはちゃめちゃに強いし、クリスマスのコンビは車を平気で飛び移るし……これ普通のアクション映画ならメインくらいのアクションになるのにまだ序盤?!

バーニーが死ぬのはマジで信じていなかったため、「えっ……遺体がある……???何で???」と思いました。なぜならバーニーは死なないので。(書いてて自分でも怖いなと思いました。)

クリスマスがバーニーを助けようとするのは理解できるけど、これはバーニーとクリスマスが信頼しあってる描写がしっかりしているからだよな……仲がいい……と感動しました。
私なら任務を遂行しますが。なぜならバーニーは死なないので。

スタローンさんが卒業みたいなことはふんわり知っていたので、やはりキャラクターの死はシリーズを終わらせるために必要だな、続編が作りにくくなるからな、と考えていました。
(葉問シリーズは例外ですが。)

バーニーの死を悼む会が陽キャすぎて陰キャとしては見ているだけで疲れました。
遺体の腕があるし……少し……怖い……

仕事が仕事とはいえ、クリスマスが正論かつ容赦ないことで責められるのは見ていてつらくなりました。
ガンナーがフォローしてくれましたが、ちょっと……遅いよ!!!!

いらいらしたクリスマスが別の職を探すのは分かるけど、何でインフルエンサーの護衛をやってインフルエンサーの口が悪いからってボコボコにするんだ?!?!????と爆笑しました。警察沙汰になりますよ……
(ただ新聞で職探しをしていてよかったです。バイトとか転職アプリを見ていたら嫌だったので。)
あと私がYouTubeとかでよく見るのがオカルト・心霊系なので、心霊スポットに行ったり、怪談をしたりするのがインフルエンサーっぽい人(絶対に違うのは分かっていますが……)というイメージがあるため、「インフルエンサーってこんな〇〇パーティーとかするの?何で?見てて楽しい?」と真剣に分かりませんでした。
品のない承認欲求に飲まれたインフルエンサー、本当に怖いです。

このあとでむしゃくしゃして、うわ~!!!!!となったクリスマスがパートナーの家に侵入して金庫を開けているのがむちゃくちゃな流れで笑いました。さすがにエクスペンダブルズとはいえ展開が急すぎるだろ。面白すぎなので最高ですが。

バーニーが亡くなったことで物語を進めつつ、アクションを入れつつ、お色気シーンに移るのがうますぎて笑いました。(ホラーだったら死人が出るので久しぶりに安心してお色気シーンを見ていました。)
ただここのアクションが本気でやっているのではなくじゃれあいという感じで、もっと本気なのが見たい〜!!!それか『カラテキル』『ビーガンズハム』みたいな流れの方が好きかも……と思いましたが、自分はアクション(本能的な興奮がポイント?)が好きすぎて脳みそまで筋肉が詰まってんのか?と思いました。お色気シーンにまでアクションとか野性味を求めるな。

形見のナイフを託すぜ……と仲間から外された(はぶられた)クリスマスがかっこいいシーンなのに、発信機をナイフにつけていて追いかけるのが怖くて笑いました。クリスマス、バーニーのことが好きすぎるだろ……最高……

デーシャさん、マジでかわいい……かっこいい……めちゃくちゃ最高!!!!ありがとうございます……!!!
デーシャが指輪でバーニーと気がつくのは、指輪があまりにもバーニーのアイデンティティになりすぎていて笑いました。いつからあの指輪をつけてたんですか?!!?
あとクリスマスはバーニーの形見の指輪をつけている(物語をスムーズに展開させるためかもしれませんが)のも笑いました。それはもうBLの文脈では?

デーシャさんの「戦いに溺れかける自身に恐れ、戦いから一線を引いて平穏に過ごす」キャラクターが本当に……好きすぎて……でも、助けに来てくれて……最高……!!!
あと睫毛が長いし、笑顔が最高すぎる。最高。(睫毛が長いのが好みです。最高だから……)
それに私物のナイフって……トニー・ジャーさんの私物で斬られる敵が羨ましすぎです。

前情報を入れなさすぎて「トニー・ジャーさんはイコ・ウワイスさんと仲がいいので、二人はエクスペンダブルズの敵役で二人とも亡くなるのかな……やだーーーー!!!!」と思っていたため、トニー・ジャーさんが味方で安心しました。
でも、……イコ・ウワイスさんと共闘するトニー・ジャーさんも見たかったかも……(それなら『トリプル・スレット』を見ろよ)

船に招き猫が置いてあるのにびっくりしました。かわいい……

エクスペンダブルズメンバーで戦場に行く前にわちゃわちゃしているのが好きなのですが、武器を選ぶときに一緒のものを選んで手を握りあうのが「は?こんなの恋愛漫画だろ……もしかして恋愛が始まっちゃう!!??心の準備ができてないよ~〜〜助けて……(そんなわけないが、恋愛漫画の文脈に驚いて混乱している)」と思いましたが、おい〜お前さあ〜みたいなじゃれあいが始まって私の体が爆発するかと思いました。
やめろ、萌えすぎてヤバいから!!!(普段使わないようにしている萌えが出るくらい萌えました。)

マーシュがメンバーについていくうえ、飛行機から降下して船に着地できるので、「動けないで指示を出しだけのやつとは違うんだ!」と感心していたらまさかの敵でよかったです!どんでん返しが面白すぎです。
演技とか事前に決まっていたにしろ、しっかり敵に殴られてるのもしっかりしていて好きです。口は汚いし、最後は急に銃を捨ててタイマンを持ちかけてくるが……

ジェイソン・ステイサム映画か?!くらい暴れるクリスマスに笑いました。スタローンのポジションをステイサムに引き継ぐぐらいの意気込みでこの作品を作ってるんだ……と感動もしました。

インフルエンサーボコボコ暴力事件が拡散されて、密かにファンができているクリスマスにも笑いますが、「いつか会ってみたい」と言ってくれているファン感激(悲惨とも言いますが)な出会い(死)で感情がぐちゃぐちゃになりました。
ファンとしては嬉しいけど、こんな出会いはしたくないよ〜〜……
それにしてもインフルエンサーボコボコ暴力事件がこんな伏線回収されるとは……何????

仲間たちが拘束されている場所をせっかく聞き出せたのに、仲間を探すより敵を倒す方が目的になってないか?!と暴れるクリスマスに笑いました。何で強いバイクを見つけて嬉しそうに暴れてんだよ!!!さすがに敵も戸惑っているだろ!!
『AKIRA』みたいな戦い方が見られてで楽しかったです!

助けに来てくれるデーシャ、強いしかっこいいし、かっこいいし、強いし……最高……!!!アクションがかっこいい!!!回転して上段への蹴りを二回繰り出すのは体が動きすぎていて本当に最高……
あと貪狼とか狂獣みたいな前方への回転しての蹴り技とか、『ドラゴン×マッハ!』みたいにコンビをクリスマスと組むところで、アジア映画とかのアクションの表現を取り込んでいるのか……?と少し思いました。
それにしてもデーシャさんは『ドラゴン×マッハ!』の影響か、コンビで戦うのがすごく魅力的で……最高……これは実質二人はプリキュアでは??(オタクの狂った頭で見えている幻覚)
(あと過去の出演作でよく見た技や体の動きは比較的控えめで、ナイフを使うアクションが新鮮でした。各キャラのアクションが4ではすごく魅力的で最高です!)

銃器を持っていないデーシャがクリスマスに中〜遠距離相手の銃器を持つ相手を任せて後ろに下がるのが、リアルというか、現実問題それはそう動くよな……でもエクスペンダブルズだからやらないと思っていた……でもやっているな……かわいいかも……と頭が混乱しました。

というか銃器を持っていないデーシャに、本当に戦いから一線を引いたのに来てくれたんだ……優しい……と泣きそうでした。

排水用のところから脱出するか!になって、なんでその……用を足すところをみんな遠慮なく見てるんですか???特にガンナー……なんで???みんな小学生か????

あと急に舌骨が〜とか語り始めるところで、みんなが引いていて笑いました。今作でシュールな笑いとか息抜きポイントの入れ方が絶妙で面白すぎです。
あとボーイフレンドって誰だよ!!!すぐそういうのよくないよ!!!と思いました。小学生かよ……でも、オタクゆえにそうなの?!と都合よく妄想してしまうため自分のご都合主義に最悪!!と思いました。

黄金シャワーの伏線回収するなよ!!と笑ったうえ、トニー・ジャーさんが「小便の匂いだ」と認識する場面に、「推しの俳優さんが小便の匂いを感じて言及する場面があるんだ」と思いました。

仲間と合流したあとのデーシャさんとエクスペンダブルズメンバー間で微妙に「誰?」感がエクスペンダブルズメンバー、デーシャさんともにあり、デーシャさんが手持ち無沙汰っぽいところがめちゃくちゃかわいくて……何??かわいすぎる。(成人男性にかわいいというのはどうなの?と思いますが、キモオタが妄想しすぎで頭を狂わせて見ている幻覚です。)

戦闘中にデーシャが肘でポチッとボタンを押すところで、ボタンになりてえ!!!とキモオタになったので自分が最悪でした。

それにしてもデーシャのアクションがよすぎる……ラッシュの動きもすごくかっこいい!!!最高……

半年も断酒に成功していたのに、「もう飲もう」で飲んじゃうガンナーを見て、「アルコール中毒が心配だよ〜!!!(誰だよ)」と思いました。
ここ面白すぎです。お酒で強くなる(?)ガンナーが見られるの、最高すぎです。
ここは字幕より吹き替えの方が好きです。

ラフマトとの戦いもかっこいいし、イコ・ウワイスさんの動きが超よくて……武器も使えるし、素手でもいけるし、特に素手でのところは過去作品でのアクションを思わせる感じでめちゃくちゃ最高です!!!(アクションのことは詳しくないのですが、それぞれの俳優さんの見せ場の作り方とか、過去作で見せたアクションも少し出しつつ新しいアクションも見せてくれたりして本当に最高です。特に素手での連打とか、相手を突き放す動きとかが私は好きです。)
あとすごいかっこいい蹴りのあとに床に倒れて起き上がる動きも最高なうえ、お腹が少し見えるのがファンサ(ファンサではない)すぎて最高すぎて……何ですか……この……オタクに都合のいい現実は……本当に現実……???ありがとうございます!!!

今までやってきたことが悪人なので死ぬのは仕方ないなと思いますが、過去作で辛い目に遭いがちなイコ・ウワイスさんが痛そうなことをされていて「や、やめてください!!なんでそんなひどいことするの???!!!」となりましたが、このシリーズの悪役は死んで終わるので……

最後に敵の罠に気がついてピンチ!の中でどう逃げよう……となっている中で、「俺の船を使おう」と提案してくれるデーシャへの「早く言え〜!!」という突っ込みが字幕も吹き替えも面白すぎてマジで最高すぎでした。
デーシャさん、今までのトニー・ジャーさんが演じた役の中でもあまりなかった雰囲気の役で本当にかっこいいし、頼りになるし、でも厳しいわけではなく親しみがあって、マジで萌えすぎてヤバい……(語彙力の死)

船に降りてきた人たちをデーシャさんが支えてあげるところで、こんなに優しくされたら心臓が止まってしまわないか?!と心配しました。
優しいデーシャさん、マジで最高。

マーシュが命令に逆らった部下を殺すし、なぜか起爆用のボタンを捨てるし、パワハラ最悪上司でこいつ……なんで上司をしていられるんだ??と思いました。こんなやつは裏切って退屈な仕事を抜け出してやろうぜ!!!それでどこかで楽しいことしようぜ!!!(こんなパーティーからは抜け出してやろうぜの気持ちです。)

最後の最後まで爆発!!暴力!!敵の死!!があってすごかったです。最初から最後まで常にハイカロリー!!!!最高!!!
(核爆弾については諸々思うことがありますが……まったく架空の爆弾とかでは駄目なのか?)

最後で船に一発加えて沈ませたのは画面映えもありそうですが、沈めてできるだけ威力を落とそうとしたのかなと思いました。

シリーズ恒例のエクスペンダブルズメンバーの打ち上げにデーシャがいなくて、「そんな……どうして……」と泣きそうでしたが正式なエクスペンダブルズメンバーではないのと、本人が戦いから一線退いたためまた戦いに戻りたくないからいなかったのだと考えていました。
(現実は予算とか撮影スケジュールの都合かと思いますが。『SPL2』のイベントでウー・ジンさんとマックス・チャンさんはいるのに、トニー・ジャーさんは行けなくて等身大パネルが用意されていたのを思い出しました。あと『貪狼』でもトニー・ジャーさんはいないことが多かったのも思い出しました。)
あとガンナーが牛乳を飲んでいて、今作でめちゃくちゃコミカルなキャラになっいて過去作とのギャップが最高です。


・パンフレットの感想
結構充実していてデザインもおしゃれで、ページもたくさんあって、インタビューがたくさんあって、マジで最高です。
これは私の中では国宝にしたいです!
(ただキャラクター紹介に匂う映画秘○みたいな昭和サブカル中年男性みたいな雰囲気は、ちょっと令和にはきつい気がしました。初代プレステ時代に作られたゲーム攻略本みたいな文章で……)


・字幕と吹き替え
吹き替え版はすべて日本語吹き替えではなく、字幕で英語の字幕がついているセリフ(英語以外のセリフ?)は日本語吹き替えなしで原語のままでした。
字幕も吹き替えも見て、どちらも流れは一緒でストーリー改変などはないはずです。
私はどちらも好きですが、字幕の方がセリフの聞き漏らしの不安がなく安心して見られました。(私はアニメや映画の音声聞き取りがかなり苦手で、しばしば聞き取れないので)

個人的にはイコ・ウワイスさんとトニー・ジャーさんの吹き替えは今まで見ても「イケボ〜!でも、特に好きってわけでもないかも?」くらいでしたが、今作はかっこいい声がキャラクターに合っているように見えてマジで最高!!!!と思いました。
ラフマトさんはかっこよすぎて私設の軍隊でファンクラブがあって、ファン内でラフマトさんの肉声を録音したCDが出回ってそうなくらいかっこよかったです。


・考察というメモ
なんで関係者が亡くなったら公開される資料があるの?
→公開されたら関係者が狙われる可能性があり危険。
また、関係者を守りたいが誰も知らないのは困るから関係者がいなくなったのを見計らって公開することで、情報を引き継いで調査をしてほしい。

マーシュが起爆装置を捨てたのはなぜ?
→マーシュが負けを悟ったが悪あがきで捨てた?
それとも、自分が助かる手段があったか、自分が死んでも儲かるのは自分の身内とかの事情があった?

船に忍び込んだエクスペンダブルズメンバーがすぐに殺されなかったのはなぜ?
→マーシュが隠蔽工作をして罪をエクスペンダブルズメンバーに被せるために、すぐに殺すとあとで辻褄が合わなくて困る可能性があったから?

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