大学生をメインとした作品、意外と少ないです。
何かと描きやすそうな雰囲気ではあるのですが、直後に就職が控えていることや、もはや大人!ということで避けられるのでしょうか?
高校を舞台にしたものと比べ、数が少ないような気がします。
「CIRCLEさ〜くる」は大学の漫研を描いた作品。
学生としての最後の時間を仲間たちと過ごす、学生特有のノリが描かれます。
登場人物が非常に多いのも特徴。
各学年3〜5人いて、それが4学年。そりゃ人数も増えますわな。
「あおヤマ」は・・・大学生ですが、大学のシーンは皆無。
本屋4コマとしての色が圧倒的なので、大学っぽい所はほぼゼロですね。
「うちのざしきわらしが」、も同じく大学生としてのシーンはほぼありません。
この作品は主人公が大学生ではあるものの、メインは座敷童子ですからね。
「ひなたフェードイン!」も大学よりもバイト先の結婚式場がメインですね。
ただ、時折見せる学生風景はやはり高校のそれとは違います。
車の教習所に通ったり、大学生ならではのエピソードもちらり。
この作品は上記の作品と比較して、「大人としての大学生」の印象がありますね。
そのため、どこか落ち着いた雰囲気があります。
「かみおとめ」では大学での風景はほぼ描かれず、神社が舞台。
主人公の和夏と友人の森村が大学生です。
ちなみに美大の建築学科。
「花と泳ぐ」でも大学での風景はあまり描かれず、自宅の描写が多いです。
これは主人公が大学生ながら、他のメインキャラが自宅からあまり出なかったり高校生だったりするため。
「椿さん」はちょっと変わっていて、稔君は当初高校生でした。
が、作中で進学。大学生に。
とはいえ、メインは家政婦さんである椿さんのため自宅の描写がほとんど。
大学が描かれるシーンは少ないです。
「うちの姉様」は家も大学も両方が舞台。
大学の中でも「東大」という特殊な環境。
やっぱり風変わりな学生さんと教授の皆様です。
「MEDIGIRL」は医学部というなかなか知ることのできないその実態を描く作品。
原案・監修が付いているということでこの作品でしか描けない要素がてんこ盛りです。
「数学女子」はドストライクで「数学科の大学生キャンパスライフ」を描いた作品。
授業風景も多く、全作品の中で最も「大学生を描いた作品」といえます。
「薬学女子」は大学を舞台・・・というか、現役大学生の実情を描いたエッセイ作品。
作りモノではない、実録薬学女子の姿を描いています。
薬学部って・・・こんな勉強してはるんやねぇ。
同じく「女子大生生活様式」は大学生である事を描いたり生かしたりすることの多い作品。
大学生の実態というよりはタイトル通り「大学生の生活様式」を描いています。
「まじかるストロベリィ」はメインキャラの多くが大学関係者。
生徒と、教授、そして妖精たち。
大学での光景も多く描かれ、「大学生」であることを活かした作品。