妖怪が登場する作品は多いです。その中でも妖怪がメイン、
いわゆる「妖怪モノ」特集です。
妖怪以外でも、基本的に人外のモノが多く登場する作品はここに纏めます。
「ざっちゃん」と「ワンダフルデイズ」は共に座敷童子がメインに登場する作品です。
それに付随するかのように多数の人外が登場します。
どちらも通常の人間より、その類のキャラの方が多く登場しますね。
特殊な作品とも言えるのが「かたつむりちゃん」ですね。
「学校の怪談4コマ」という特殊なジャンルを生み出した作品です。
妖怪だけでなく、幽霊や都市伝説がモチーフとなっています。
まあ、一部「自称妖精」もいますが。
「0からはじめましょう」も学校の怪談でお馴染の妖怪たちが登場。
それと同時に、心霊モノとしての一面も持っています。
似ているようで実は全くの別物の2つの属性ですが、この作品でそれらが融合しています。
「となりのカワンチャさん」では「カワンチャ」「カタキラウワ」「キュクロプス」が人外。
マイナーな妖怪たちの上、国籍もバラバラです。
それぞれ、ネパールの神・日本の妖怪・ギリシャの一つ目巨人、です。
「タマさん」は1巻のあとがきでタマさん自身が「妖怪マンガや」と言い放っていますね。
もっとも、タマさん自身は「ただの猫やで」らしいです。
「おーがちゃん」は3人の鬼の娘が登場。
それぞれ、赤鬼系・青鬼系・秋田県鬼(なまはげ)です。
「天国のススメ!」はメインとしては「幽霊」です。
でも、それだけではなく物の怪や妖精も登場します。
代表的な所で言えば、「河童」でしょうか。日本の妖怪代表!。
「トイレの花太郎」は心霊モノでもありますが、こちらにも名前を。
花太郎の存在が霊なのか妖怪の類なのか不明という事もありますし。
帯や裏表紙では「妖怪」となっていますが。
まあ、カワイイからどっちでもいいか。
全作品に共通しているのは、本来怖い筈の妖怪たちが可愛らしく描かれていることですね。
まあ、怖いままで描かれてもそれはそれで笑えませんが(4コマは笑えてなんぼ)。
それにしても、ざっちゃんは3巻で完結しましたが(それでも4コマとしては長い方)、長期連載の作品が多いですね。
やはり、個性のあるキャラクターを作りやすい題材、というのもあるんでしょうか。