全ての作品が円満に完結するわけではありません。
中には未完のまま終了してしまったり、諸事情で単行本の最終巻が発売されなかったり・・・
良作でありながら完結しなかったり、完結しても単行本にならなかったりする作品をご紹介します。
まあ、世の中には大人の事情っていうのがあるわけ、なんでしょうね。
ちなみに、ここで紹介するのは最低でも1巻は単行本が発売されながら、最終巻が発売されなかった作品のみとします。
また、一部作品(私が雑誌のバックナンバーを所有している作品)については「単行本未収録」に簡単な内容と雑誌での掲載号を紹介しております。
敢えて詳細な内容は語っていませんので、あくまでもご参考程度に。
まずは「ハイリスクみらくる」ですね。
まあ、諸事情があり(深くは語りません)、打ち切りということになってしまった作品です。
きらら無印・きららキャラットの二誌並行連載と人気もあり、私も大好きな作品なので残念至極なんですが。
単行本としては1巻が出ており、連載も続いていたのですが、諸事情で連載打ち切り。
事情が事情なので今後も完結することも、連載分が本として纏められることもないんでしょうねぇ・・・。
めっさ好きな作品だったので、ホントに残念です。
「天然あるみにゅーむ!」は先生の体調の都合により休載。
その後、連載再開の目途が立たないことからそのまま連載終了となってしまいました。
人気作であり単行本も順調に出ていた作品だけに残念です。
「ねじゆるゆる」「ポンチョ。」「半透明勤務薄井さん」では同人誌で未収録分が補完されています。
同じく「まゆかのダーリン!」も完結しているけど最終巻が出ていない作品。
こちらは直前に長期休載などもあり、短期連載で話を完結された後、先生自身が休筆状態に入られました。
そのため、他の作品とは違う理由での未単行本化作品です。
先生が復帰されたら、もしかすると単行本最終巻が出たり・・・なんて期待しています。
「はなまるべんと!」、は学校の購買部と調理部を描いた料理漫画(?)です。
単行本としては、2巻まで出ていました。
実は連載誌(きららMAX)では完結しているのですが、単行本にするには収録分が1話足りずに連載が終了してしまったため、第3巻が発売されていないのです。
これは編集さんのうっかりとかではなく、1話足りないことを承知の上での連載終了だったようです。
そのため完結しているものの、最終巻が出ない、ということなんですね。
かなり好きな作品なので、描き下ろしで水増しして単行本化・・・とかして欲しいです。
ん〜・・・芳文社担当様、何とかなりませんか?(ここで言ってもしょうがないんでしょうが)
私の場合は、結局該当のきららMAXのバックナンバーを揃えました。
・・・我ながら凄い執念。
「さくらリンク!」は一応完結しています。
が、その続編となる「少女えーす!」が連載中に掲載誌である「ぱれっとLite」がお亡くなりに。
そのまま運命を共にすることになってしまいました。
そのため、単行本にするにはお話が足りず、「完結はしているけれど単行本が出ない」という悲劇。
内容に関しては同人誌として纏められました。
「特ダネ」は先生の体調の都合により未完での終了。
元々休載などが続き、不定期での掲載が当たり前になっていました。
取り敢えず単行本(2巻)を出すまでは・・・ということだったそうですが、残念ながら連載終了。
最終回についても掲載されず・・・という形になってしまいました。
抱きしめたいほど好きな作品だっただけに、凄く残念です。
とは言え一番大切なのは先生の体。
また元気になって、ステキな作品を生み出して下さることを信じています。
「Smileすいーつ」は先生の出産・育児により連載が終了。
3巻が出た直後ということもあり、話が3話分しかなかったため単行本にならず。
ううむ、残念。
「はなまるっ!」・「ごちゃまぜMy Sister」は連載が完結はしているんですが、最終巻が発売されていない作品です。
何かしらのタイミングで、ページ数が足りないなら他の作品と併せてとかでも出てくれないかな・・・と思っています。
「ねこのひたいであそぶ」「はとがいる」「蝶のように花のように」は1巻が発売後に連載終了。
単行本にするだけの話が溜まっておらず、最終となる2巻が発売されません。
というわけで、この作品達も完結しているけど最終巻が出ていない作品。
きらら作品って、こういう消化不良になっちゃうことが多いです(「はとがいる」はコンプ作品、「蝶のように花のように」はタウン作品ですが)。
芳文社さん、この手の作品の単行本になっていない分を読める環境、作ってくれませんか?
Webで読めるようにしたり、松田円先生の「まど☆レーヌ」みたいに複数作品突っ込むとか・・・ね。
あ〜・・・こういう作品を紹介すると、なんか消化不良になっちゃいますね。
正味、結末だけ分かっていない、っていう状態なわけですから。