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花やか知恵ちゃん


学べる作品は数あれど、「花」に関する知識が学べる作品と言えばこれ、「花やか梅ちゃん」
というわけで、作中に出てくる「花」に関する解説を纏めてみました。
師走冬子先生、他の作品ではマニアックな動物をネタにしたりしていますし、小箱とたん先生の様に動植物全般に造詣が深いんでしょうね。


出典 作品内の花知識
1巻
P13 スズランの花言葉「幸福は戻ってくる」
スズランの根は毒
P16 バラは枯れる前に首から切ってお風呂に浮かべるといい香り
P18 フローリストナイフ:花材を切るナイフ
ハサミよりも鋭く切れるので花もちがいい
P23 百合の花粉は付くとなかなか取れない(香りも強いですしね。というわけでお見舞いには不向きです)
P28 アロエは傷に効く(これは有名ですよね)
P35 キンモクセイは黄色い花
ギンモクセイは白い花
P40 バラは五分咲きのものがもっとも強く香る
P44 福寿草:「元旦草」とも呼ばれ、花言葉は「幸せを招く」
P46 花瓶に10円玉を入れると花が長持ちする
P47 お見舞いには小さいガラスの花瓶とセットで(花瓶を用意してもらわずにすむので)
P51 花の水揚げで、固い時はハサミよりも火で焼いた方が水を良く吸う
P54 レディース・スリッパ:パフィオペディルム(ラン科の花)の別名
P61 花風水:花には運気を上げる力があり、「難は花でかくせ」とも言う(良くない方向に物を置く時に、花を添えると凶を軽減したりできますヨ)
P62 西に黄色い花は金運だけでなく、生活もいい方向に変わる(「金運は総合運」という言葉もありますしね。金運がいいということは、「健康(病気で病院代がかからない)」で「家庭も円満(心配無く働ける)」で「働ける(仕事があり、順調である)」ということですので)
P64 花に付いた虫には「パイコラール」
P65 髪に花を飾る運気が上がる。昔の人は花や木に精霊が宿ると信じていたため。
P66 ジギタリスは毒性が高い
P73 アイリスの花言葉「吉報」「良い便り」
P75 エキノプスの別名「エキノス(ハリネズミ)」
P81 「アメリカンブル」「ポーチュラカ」「ペチュニア」はのびるのが早く、挿し木でもカンタンに増え、切りもどしすると丈夫な苗になる。また、終わりそうな花を摘み取ってオイルをふって乾燥させるとポプリになる。
P82 クフィアは広い地面に埋めると5mくらいの木になったりする
花はその面積に合わせて咲く
P83 アサガオは伸びるのが早く、花もよくつけて色も違う
P92 花瓶の代わりにティーポットやお皿に飾ってもカワイイ。折れた花はボウルに浮かべてもキレイ。牛乳パックやペットボトルも上部を切って花器になる。
P94 花を長持ちさせるには気温の低い所に置くこと。温度の高い場所は水が腐りやすくて花の呼吸が早くなって花持ちが悪くなる。
P99 マリーゴールドの花言葉「予言」「友情」
P103 クリスマスツリーを飾りたくても狭い時はフラワー・ツリー
P113 カランコエの花言葉「幸せを告げる」「幸運」
P117 立金花の花言葉「あなたに会える幸せ」
P123 安眠にはラベンダーのポプリ
P128 おひさまに背を向けて水を飛ばすと虹が見える(花知識ではないですが)
2巻
P5 ハイドランジア:別名「セイヨウアジサイ」
P8 造花もは花粉がダメな人にも安心で水変えの必要もない。癒しの効果も十分あるのでお見舞いにもいい。
P9 造花の観葉植物でも脱臭効果のあるモノもある
P13 マーガレットメリル:花弁が厚めで綺麗な純白のバラ
色毎のバラの意味(赤は愛の告白。白は無難。黄色いバラの花言葉は「裏切り」)。
P27 リキュウバイは水切りではなく根元割りした方がいい(固いので)
P31 コスモスは昔はどこにでも咲いていた
P34 コスモスの原産地はメキシコ。ギリシャ語の「コスモス(美しい)」に由来。ちなみに漢字で書くと「秋桜」。
P36 ドライフラワーのリースは長く楽しめる
P38 冬に咲く花も多い(カトレア・スイセン・シクラメン・ボインセチア)
クリスマスローズの根には毒がある。ギリシャでは「憂鬱を追い払う」とも言われる
P41 クリスマスローズの根の毒は、少量ならお薬にもなる
P44 カトレアは傷みやすくてもちの悪い花代表。そのため、カトレアが置いてある店は一流とも言われる。
P47 デンシフロルスの花言葉「私が勝つ」
P48 シオンの花言葉「ごきげんよう」
サネカズラの花言葉「再開」
アナナスの花言葉「貴方は完璧です」
P66 カーネーション色々
P72 キンセンカ:「金の杯」という意味で縁起がいい花
P78 ベニヒメリンドウは日光が好きな花だが、半日陰の涼しい場所に置いてあげて下さい
P88 月下美人は夜から深夜にかけてキレイな花が咲くが、明け方にはしぼむ短い命
P90 かすみ草を欧米では「ベイビー・ブレス(赤ちゃんの息)」と呼ぶ(私も甥っ子が生まれた時にプレゼントしました)
P91 水あげ色々
逆さ水:逆さにしてはの裏側を霧吹きで
根元割り:固い根元にハサミを入れる)
P96 フォックス・フェイス:キツネの顔に似ているナス科の花
P97 花屋で使う花を刺すスポンジの名前は「オアシス」
P102 ハンギングボール:花のくす玉みたいなの
3巻
P5 アマランサスの別名は「ハゲイトウ」
P13 「立てばシャクヤク座ればボタン歩く姿はユリの花」
シャクヤクは茎を伸ばした先に花が咲くのが美人の立ち姿に、ボタンは葉の上に座って咲くように見えたから。
P16 シャクヤクは夕方には花びらを閉じてしまいます
P17 桃の花には魔除けの力があるとも言われている(だから、鬼(厄)退治に行くのは「桃」から生まれた桃太郎なんです)
P23 クレマチス:昔ヨーロッパでは宿の玄関に置いてやさしく旅人を迎えていた。「大切な人を歓迎する」という意味もある。
P29 チューリップにもすらりとして大人っぽいものがある
P47 ニコティアナ(花煙草):煙草の仲間なので栽培禁止されていたけが、解禁された(ちなみに、1985年に法改正)
P48 ニコティアナ(花煙草):白い方が香りが強く、別名「ジャスミンタバコ」。ナス科。
P60 菊にも色々種類がある(マーガレットのような「スプレーギク」)
9月9日は「重陽の節句」で別名「菊の節句」。菊は日本の国花とも言われ、不老長寿の霊花とされる
P64 5月1日の誕生花は「すずらん」(このページに「あおヤマ」のあおいちゃん登場)。
P79 ポインセチアの花言葉は「祝福」
P81 シャガの花言葉は「反抗」。ちなみにアヤメ科で花も咲きます。
P83 カトレアの花言葉は「優雅な貴婦人」

出典
師走冬子著 「花やか梅ちゃん」1巻〜3巻(ページに関しては表の“出典”に記載)(双葉社)

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