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出演者一覧


「インプロ!」はきららキャラットで連載中の真田一輝先生の演劇モノ!
先生の他の作品同様に魅力的なキャラクター達が誌面狭しと大活躍しています。
ここではそんな彼女達について笑本目線で解説を。
一応入手している情報については裏設定も含めて記載しているので、多分業界内で(先生ご自身の資料を除けば)一番詳細な資料集?
単行本以外のソースからの情報については出典も併記しています。
とはいえ、私的な感想も混じっていますので、あくまでも笑本クゥオリティ。その辺りはご承知置きの上ご覧下さい。


人物 概要
天野優希 響ヶ丘高校に入学したスポーツ万能な高校一年生の女の子。校内の人気も高い。
全力で青春を燃やし尽くしたいと思っていたのだが、どの運動部もあまり本気でないため部には所属していなかった(助っ人として運動部の活動に顔を出していた。)(文化部にも「おつむが残念」とのことで所属せず。)。
菜桜に誘われ、演劇部に体験入部という形で所属の後、正式に入部。それまでに演劇経験は無し。
深緑祭(6月に行われる大会)では主役を演じる。
「〜だよ」という喋り方をする。
明るく何事にも全力で、頭を使うよりも兎に角ぶつかっていくタイプ。
裏表が無く演劇にも純粋に取り組んでおり、本人も意識しないうちに帷の心を開かせていく存在になっている。
スリーサイズは上から 78・55・79。
石川菜桜 演劇部に所属している優希のクラスメイト。
優希を演劇部に誘った当人でもある。
沙耶を「姉御」と呼ぶ(実際は同学年。)。
また、沙耶に対し特別な感情を抱いている節がある。
明るく気さくな性格で、ボケ役・ツッコミ役のどちらもこなす。
食欲が旺盛であるかのような描写があるが、料理の腕は壊滅的。
沙耶曰く「お調子者のクセして根は真面目で打たれ弱い」。
期末テストでは優希と共に赤点を取っていた事から成績は芳しくない様子。
秋月沙耶 演劇部の部長。
「美少女がいたら耳をはみはみしたくなるのは生理現象」と言い放ついわゆる百合の人。
菜桜とは幼稚園の頃からの幼馴染で、姐さんタイプであることから彼女からは「姉御」と呼ばれている。
「スペアリブの刑」や「メロンパンの刑」といった、処刑シリーズ(いわゆるおしおき)があるらしい(実行されたことは無し)。
演劇においては演者から裏方までこなせるオールラウンダーであり(深緑祭では音響照明にナレーションに各器材の操作を一人でこなした。)、台本の制作も手掛ける。中でも童話や昔話の改編は十八番。
一見すると最強かつ最凶で、様々な噂の主ではあるが、どんな時でも筋は通す人であり演劇部を纏める器と実力の持ち主。
また、常識をわきまえており周りの人間を冷静に観察することも出来、演劇以外の所では意外と弱い面もある等、人間味に溢れている。
仁科美夜子 通称「ミャー子」。
獣耳のような髪形をしている(父方の体質であり、父も同様の髪形。)演劇部員。
実家は喫茶店を経営しており、普段はそこの手伝いをしているため、料理も出来る。
なお、喫茶店のモデルは先生のご自宅の近所の喫茶店であることがブログで語られている。
また、先生のサイトのBBSにて喫茶店のピアノを弾けることが語られており(裏設定)、文化祭ではバンド演奏のキーボードを担当した。
優希同様、演劇は未経験者(演劇部には大人な振る舞いを身につけるために入部。)。
無垢なのか天然なのか素直なのか、たまに素でとぼけた発言をすることがある。
スリーサイズは上から 70・51・72。

実は「落花流水」の「五条夕」と初期設定で繋がっている。
先生のサイトのBBSにてその大元となった「仁科 夜子(にしなやこ)」、通称「ニャー子」という猫っぽい女の子がベースになっている事が語られた。
夕もまた当初はミャー子に近い髪形の予定で純真無垢路線の筈が、手練手管が達者なキャラに。
ミャー子はその純真無垢路線を今度こそ、と生まれたとのこと。
鷹梨帷 クールでややきつい物言いの演劇部員。
舞台歴は長いのだが、演劇部には好きで所属しているわけではないらしい。
母が「鷹梨ひばり」という舞台の世界では有名な名女優(テレビや映画にはほとんど出ない)であり、自身も小さい頃から演劇をやっており、その世界では実はそれなりに名が通っている(10年舞台に打ち込んでいることが本人の口から語られている。)。
その一方で、周囲からは「七光り」と嬉しくない呼ばれ方をすることもある。ただ、その「七光り」という言葉がきっかけで優希に心を開き始めることになる。
クールな印象とは裏腹に負けず嫌いであったり大胆な行動を平然ととったりと、何かと一言では言い表すことの出来ない性格。
だが、優希との絡みが多いこともあり、ツッコミを担当することが多い。
実は何段階ものデレが用意されているらしい(真田先生のサイトのBBSより)。
それと同時に、『ある意味、今作で最も「裏表の無い」キャラ』とのこと(真田先生のサイトのブログより)。
母とは役者としての意見の相違によって衝突しており、そのためなのか現在一人暮らし中。
文化祭では主役を務める。
また、劇団時代にギター演奏を習得しており(先生のサイトのBBSで語られた裏設定)、文化祭でその腕を披露している。
バストサイズは美夜子以下と思われ、気にしている様子。
ブラックコーヒーが飲めない。

1巻のもう一人の主役とも言える存在であり、1巻は彼女の心の成長を描いたと言っても過言ではない。
当初は様々な想いから他の部員に対して一線を引いた様子ではあったが、「『演劇部』で成長する」という事を受け入れて以降は表情も柔らかくなり、周囲の人間に対しても積極的な言動が見られるようになった。
木曽路真綾 演劇部の顧問で英語の非常勤教師。
名字・名前を併せて「三十路ばあや」と聞こえてしまう残念なお名前。
連載開始当初は休暇を取っており不在であったが、深緑祭(6月)にて初登場した。
海外で売ってる漢字シャツを着ており、その字は毎回変わる(真田先生のサイトのBBSより)。初回(2011年12月号)では「併殺」だった(ここの文字で大量のボツが出ていることが真田先生のブログで語られている)。
響ヶ丘高校のOGでもあり、在学中は演劇部に所属していたが、実は演劇部廃部の原因を作った張本人。
メンバー中、唯一のメガネユーザー。
スリーサイズは上から 88・60・89。
軒下時雨 優希と菜桜の所属する1-Aの担任。
真綾とは10年来の付き合いで、同じく響ヶ丘高校のOGで、元演劇部部員。
真綾との熟年カップルであり、個性の強いメンバーの中で比較的常識人。

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