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うぃずろーれ


元々は「うぃずりず」のレビュー自体に色々雑記を書いていたのですが、あまりにも量が多く、まだまだ書きたいことがあったので研究レポートとして独立させました。
この作品では、ちょっと懐かしい小ネタや、日本の風習等に関する情報が沢山あります。
それらをピックアップして、簡単に解説させて頂きます。
なお、作品中の解説で完結しており、特に私が蛇足る隙の無い内容に関しましては省略させて頂いております。
また、季節ネタで既に別のレポート『行事おりおりっ!』で解説済みのものも省略しています。

P.S. ちなみに、拾い忘れや勘違いが予想されます。そのつもりでご覧あれ。
また、そういった点に気付かれたらご連絡下さい。すぐに修正します。
可能な限り正しい情報をお伝えできるよう鋭意努力していきますので、ご協力をお願いします!


出典 作品内情報 いるかの蛇足
1巻
P13 お茶四杯で眠れないって
黒船
幕末の川柳が元ネタです。
「太平の 眠りを覚ます上喜撰
たった四杯で 夜も眠れず」
これは当時の玉露茶の商品「上喜撰」(濃茶)を飲むと興奮して眠れなくなる事と、たった4隻の蒸気船(黒船)が浦賀に現れただけで驚き、心配で夜も眠れない事を風刺した作品です。
これは川柳というよりは、社会風刺や皮肉を含んでいるので「狂歌」の方が正しいですね。
ここでは外国人さんに怯える日本人、という皮肉で使われています。
P20 ダニ○ル・カール ダニエル・カールさんは山形弁を流暢に話すアメリカ人の翻訳家兼タレントさんです。
日本人みたいな外国人さん、っていうことでリズと共通しているわけですな。
P24 マージーカール バーナー
あるなしクイズ
解説・・・必要でしょうか?
「マジカル頭脳パワー」という番組で行われ、全国の学校でブームを巻き起こしたゲームです。
・・・あの番組は「ミステリー劇場」が好きでした。
P26〜P32 ディスコ
ジュリアナ
東洋の魔女
レックス
アバンギャルド
クリスタル
バブリー
リゾラバ
回転レシーブ
纏めて一気に解説しちゃいます。

ディスコ:音楽を流しアルコール飲料を提供し、お客さんが踊る店舗の事。日本では風営法の関係で「クラブ」という名前に変わっています。

ジュリアナ:バブル期に東京にあった「ジュリアナ東京」というディスコのことです。バブルの象徴でもあり、派手な服装(ボディコン)で羽根付き扇子を振り回す姿は今も「バブル期の映像」として頻繁に目にしますね。ちなみに、「ジュリアナ東京」自体はブームの終了と共に収益悪化で閉店しています。

東洋の魔女:かつて日本がバレーボール最強と呼ばれた時代の愛称です。特に女子バレーが強かったためこういう名前だったんですね。これで空前のバレーボールブームとなり、「サインはV」や「アタックNo.1」が生まれることになりました。

レックス:昔の邦画で、恐竜を育てるお話です。正式名称は「REX 恐竜物語」。安達祐実のデビュー作としても有名ですが、公開後に監督の逮捕というセンセーショナルな事件があったりしました。

アバンギャルド:前衛芸術の事なんですが、1970年代以降あまり使われなくなった言葉です。

クリスタル:1980年に田中康夫氏が書いた「なんとなく、クリスタル」という小説から生まれた言葉です。「なんとなく、クリスタル」は当時の流行語にもなり、映画化もされました。主人公が女子大生兼ファッションモデルで、当時の流行や風俗を描いた作品。田中氏のデビュー作でもあります。この作品から、当時の女子大生を「クリスタル族」なんて呼んだりもしました。

バブリー:バブル時代に行われた、景気よくお金を使う様のことです。ちなみに、英語にも「bubble」の形容詞で「bubbly」という単語がありますが、こちらは「泡立つ」などの意味で全く意味が違うんですよ。

リゾラバ:女性が海外リゾート地で男性とその場限りの恋愛をすることです。「リゾート・ラバーズ」という和製英語の略なんですね。今や完全な死語。

回転レシーブ:上記の「東洋の魔女」が得意とした技です。ボールに飛び込んでボールを上空へ弾いた後、回転して体勢を立て直す一連の動きで、日本女子バレーの強さの秘訣の一つでした。
P42 SS
KKK
SS:これは色々考えられます。ナチス親衛隊やイギリス情報局保安部、シーシェパードなんかもSSですね。まあ、仙台市地下鉄の略称ということは無いでしょうが・・・

KKK:クー・クラックス・クラン (Ku Klux Klan)というアメリカの白人至上主義を唱える秘密結社。
P56 パッチンガム 説明は・・・一応しておきますね。
昔流行ったイタズラグッズです。
ガムを取ろうとすると、“バチン!”とネズミ捕りのように指を挟まれる、というおもちゃです。
む?むしろ「ネズミ捕り」の方が解説必要ですか?
P69 ビート板 “ビート”は、“beat”で、打つ・叩くという意味から、バタ足、という意味があるとされています。
P88 ライク デビットソン 第1回のWBCで日本でも有名になったメジャーリーグの審判です。 兎に角誤審が異常なまでに多い上、WBCではあからさまにアメリカに有利な判定を繰り返し、世界中からバッシングをされて「今大会のMVPはデビットソンだ」とすら言われるほど(そんな彼を起用しても第2ラウンド敗退したアメリカって・・・)。 “ライク”は言わずもがな、「〜の様だ」という意味ですので、「デビットソンかよ!」という意味です。
P90 ビフテキ まあ、和食の数々に関しては省略させて頂きます。文字で説明出来るものでもありませんし。
「ビフテキ」、というのは「ビーフステーキ」。正味な話、ステーキのことです。
昭和の頃はこういう呼ばれ方をしていたんです(今でもレトロなお店では見かけますね)。
P93 四六時中 ネタに絡んでいる言葉でもないですが、解説を(全く必要無いですが)。
四六時中で、一日中という意味なのですが、なぜ四と六で一日中?なんて声が聞こえてきそうです(幻聴ですか?)。
これは、「四×六=二十四」で、「二十四時間中=一日中」ということなんです。
なぜか数字を素因数分解した表現なんです。
P94 ニューヨークに行きたいかー
オー!!
お馴染、「アメリカ横断ウルトラクイズ」の伝説的掛け声です。
あの当時はアメリカと言えば多くの日本人にとって憧れの国でしたしね。
P100 ちょー 気持ちいー!! もう過去の言葉の仲間入りなんですねぇ・・・
タイトルにもありますように、2004年のアテネオリンピックで金メダルを獲得した北島康介選手がインタビューで放った言葉で、流行語大賞にも選ばれました。
P115 二礼二拍手一礼 さらに丁寧なやり方いになると、「一揖二礼二拍手一礼一揖」といって、最初と最後に軽いお辞儀がさらに付きます。
ちなみに、参道を歩く時は真ん中を歩かないようにご注意を。あそこは神様の通り道、ということになっているのだそうです。
2巻
P45右 アルハラ 「アルコールハラスメント」の略です。
酔った上での暴言や迷惑行為だけでなく、飲酒の強要や一気飲ませといった行為もこれに当たります。
P45左 昭和なテイストの宴会芸 そーだね・・・いちいち
解説するのも面倒くさいし
先行くわ・・・
P57 往年のヒーロー いや・・・流石に古いって、リズさん(あなたの祖父の世代くらいですよ?)。
もう若い人知らないでしょうね、「月光仮面」という伝説的ヒーローのテーマソングです。
「どこの誰かは 知らないけれど 誰もがみんな 知っている 月光仮面の おじさんは 正義の味方よ 善い人よ」
という歌詞でした。
実は、ヒーローとしては特殊で、超人的な力や特殊能力は無く普通の人間であり、悪人でも決して過剰に傷つけないポリシーを持った正義の味方でした。
P65 「アタリマエダノクラッカー!」
「カクゴノウエダウマノスケ!」
色々と「死んだ日本語」が登場する本作ですが、このイズっちのセリフは是非とも解説せねばならないと思いまして。
「アタリマエダノクラッカー」というのは1960年代に人気を博したコメディ時代劇「てなもんや三度笠」のオープニングコマーシャルのネタです。
主役の藤田まことさんが「俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー」というセリフでした。
提供が亀田製菓だったからなんですね(このネタは「ちとせげっちゅ!!」でも使われていますね)。

「カクゴノウエダウマノスケ」は・・・同じ頃活躍したプロレスラーの「上田馬之助」さんをもじった言葉・・・で合ってますか?
すいません、こちらも時々見かけるネタなのですが、詳細は私もよく知らないです。
P70 不穏コネクト 右のタイトル「不穏コネクト」、これは同誌で連載されていた「ふおんコネクト」という作品と引っ掛けたネタですね。
こちらも同誌で人気の長期連載作品でしたね。
おまけにきららのサイトでも連載をしていた作品同士でもあります(ふおんコネクトはスピンオフ作品の「みちかアクセス!」)。
雑誌で読んでいた人向けのネタでしたね。
P81 銀杏パーティ 実は私も小学生の頃、部活で銀杏パーティーをした(させられた)思い出があります。
いや・・・ホントあればウェポンですよ。バイオテロですよ。
顧問が銀杏好き(通称銀杏先生)で、毎年の恒例イベントでしたね。
拾って皮を取って、ガスバーナーと石綿付き金網で煎って、塩化ナトリウムをかけて食べた記憶があります。
ちなみにブドウ糖を水で薄めたものも一緒に飲みました。
・・・ええ、全て理科室にあるものばかりです。
何せ、「理科部」というよく分からないクラブでしたから。
P97 リズのモノマネ 最初のモノマネは「水野晴郎」さん。「金曜ロードショー」の解説で、「いやぁ、映画って本当ホントにいいもんですね」というセリフが有名な方です。「シベリア超特急」という映画シリーズの監督としても有名です。
次のモノマネは「淀川長治」さん。「日曜洋画劇場」の解説で、最後には決まって「それでは次週を御期待下さい。サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・・」というセリフと共にお別れすることで「サヨナラおじさん」の愛称で親しまれていました。
ちなみに両名ともお亡くなりになってます。長年に渡り素晴らしい解説をありがとうございました(私も洋画好きなのでよく拝見していました)。
3巻
P11 オキュパイド 敗戦後、1947〜1952年の間は、日本が海外に輸出する製品には「Made in Japan」以外にも、「Made in Occupied Japan」と表記する義務がありました。
「Occupied」とは、占領された、という意味です。
P20 女相撲
新相撲
女相撲:女性による(男性との取り組みもある)相撲の興行です。明治5年に男女の取り組みと女性の上半身の裸の禁止となり、急速に衰退しました。

新相撲:こちらは男女の区別の無く出来る相撲。廻しではなく、競技服があります。オリンピック競技を目指すために女子での普及が必要ということで作ったアマチュア競技の一種です。

まー・・・私も男女差別の根深いスポーツを推すのは抵抗がありますね。
ちなみに、今現在も、相撲の国技は「自称」です(過去ログ:雑学(一般)にもちょろっと解説しています)。
P26〜P32 鬼子母神
八百比丘尼
鬼子母神のおっしょさん初登場でした。
んで、「鬼子母神」は4巻P92で解説されているのですが、「入谷」に住んでいるから、だそうです。
東京の入谷には「恐れ入谷の鬼子母神」で有名な「真源寺」があります。
「八百比丘尼」というのは人魚の肉を食べて不老不死になった娘の伝承ですね。
漁村で見つかった人魚の肉には不老不死の効果があると言われていたのですが、村民は不気味がって食べなかったそうです。
ところが八百比丘尼の父はその話を知らず、自宅に持ち帰り、娘がつまみ食い。
そして八百比丘尼は不老不死になってしまった。
そんな伝承があるんです。
ま、そういうわけで、「いつ見ても若いまま」という比喩表現で付いた呼び名、ってことです。
P35 アメノウズメ 日本の神話で岩戸隠れで天照大神が隠れた際に、色々な神が色々な方法を試したが彼は出てきませんでした。
ところが、「アメノウズメ」がエロティックなダンスを踊るとそれを見ていた神々は大笑い。
隠れていた天照大神は何事かと顔を出し、そのまま引きずりだされた、というお話です。
無理やり引っ張りだすのではなく、興味を惹いて自ら出てくるのを待つ、という意味ですね。
P53 さのばうぃんど 「Son of a bitch(サノバビッチ)」という言葉は御存じですか?
これは映画などでもよく使われる相手を最も侮辱するきつい言葉で、「bitch」とはあばずれ女や娼婦といった意味です。
まあ、「あばずれの子」と罵られたらケンカになりますわな・・・
というわけで、「Son of wind」で、「風の子」です。
次ページの「さのばにしん」も同じですね。
P61 花咲じじい 民話「花咲か爺」のストーリー、忘れている方もいらっしゃると思いますので、物凄く簡略化して一応解説。
1. 老夫婦が白い子犬を育てる。
2. 犬が「ここ掘れワンワン」で老夫婦がっぽり。
3. 隣人夫婦が犬を誘拐し殺害。
4. 老夫婦は犬の亡骸を埋め、その傍らに木を植える。
5. 数年後、木は大木に成長し、その木で臼を作り、餅を搗くと財宝が溢れ出た。
6. 隣人夫婦が臼を強奪するがガラクタしか出てこないため臼を破壊し、燃やしてしまう。
7. 老夫婦は燃やされた灰を返してもらい、枯れ木に撒くと見事に満開となり、それをたまたま見た大名が褒美を与える。
8. 隣人夫婦がそれをマネるが、何も起こらず灰が大名の目に入り罰せられることになった。
というあらすじです。
つまり、桜が咲くためのプロセス中で、犬はお亡くなりに・・・
P76 蛇頭 中国福建省を拠点とする密入国を斡旋するブローカー犯罪組織のことです。
P95 省エネルック 今の「クールビズ」の源流で、オイルショックの時に日本政府が推奨しました。
あまりに見栄えが悪いことでも有名。
P105 さっちもさん 分からない人(多分、分からない人の方が多いと思いますし)のために解説しておきます。
かつて20世紀を代表するジャズ・ミュージシャンに「ルイ・アームストロング」という方がいました(錬金術師ではありません)。
この方の愛称が「サッチモ」だったんです。
で、問題の猫さんは縁の下が好きで、「縁の下の力持ち」。
そこから本文中の「アームストロングって力持ちな感じ」。
そして「アームストロング → サッチモ」の変換がおこなわれ・・・
ということで「さっちも」さんになったんだと思います。
わっかるっかなあ〜? これも若い人には馴染みのないワードですね。
松鶴家千とせさん(マルチタレント?)の「わかるかなぁ!、わかんねぇだろうなぁ!」から来ているのだと思います。
漫談の中でよく使われます。
4巻
P29 「さっー!!」 説明するまでもないんでしょうが、卓球の「愛ちゃん」こと福原愛選手の掛け声ですね。
厳密に言えば、スマッシュの際ではなく、点数が入った時に上げていましたので、「よっしゃー!」に近いものだったのかもしれないです。
P63 42.195km マラソンのルーツについては作中で解説済みのため省略。
マラソンは元々は細かい距離が決まっておらず、大会毎に長さもまちまちでした。
そんな中、第4回ロンドン大会で当初は42kmで走る筈だったのですが、王女アレキサンドラが「スタートはうちの城の窓から見たいんや。ほてから、ゴールは競技場のうちのロイヤルボックスの前にしてんか」と注文。
結果として距離が伸び、42.195kmになりました。
その後、第8回パリマラソンで「いい加減、距離を固定しようぜ」ということになり、その時参考にしたのがロンドン大会。
それ以降この距離が公式なものとなったわけです。
P88 燃料サーチャージ ホント、小学生ってテレビで言っている言葉をよく知っていますよねぇ・・・
運送業界における燃料の価格に追随する、運賃とは別建てで徴収される料金のことです。
原油高が上がれば運賃も上がるよ、っていう仕組みのことですね。
P107 六つめのアレ 洋画「シックス・センス」のことですね。
レンタルしようと思っていたら、友人に思い切りネタばれされてしまい、結局今も観ていません。
・・・この作品だけはネタバレしたら・・・ねぇ?(同じ人から「ヴィレッジ」のネタバレもされました。なにもM・ナイト・シャマラン監督作品をピンポイントでネタバレしなくても・・・)
5巻
P11 神社とお寺の違い ま〜、正直しっかりと区別のついている人っていうのも最近は少ないかもしれませんね。
物凄くざっくり言うと、神社は神様の家、お寺は仏様の家です。つまり、宗教が違います。
神社は「新道」、お寺は「仏教」なんです。
日本ではこの二つの宗教が融合しているような状態なので、ごっちゃになっちゃんですよね。
おまけに江戸時代の「寺請制度」で、神社がお寺の管理下に置かれる事態があったもんやからなおのことややこしく・・・
ちなみに、柏手は神社のみ、お寺ではしません。
P13 おみくじは何度引いてもいい まあ、正直なところ何度引いてもいいというのが一般的です。
色々説はあります。1日以上空ける、木に結んだらOK、凶が出た時だけ引き直しOKという説がメジャーです。
ちなみに、凶は枝に結ばずに持ち帰って何度も読み返しながら生活を見直す方がいい、という説もあります。
P19 ねこ(名前)はイヌ科 タイトルに「ラクーンドッグ」とありますように、狸は英語で「raccoon dog」です。
そして、イヌ科タヌキ属です。
まあ、厳密に言えば「哺乳綱 ネコ目(食肉目) イヌ亜目 イヌ科」なので、極論を言えばみんな「猫の仲間」でもあるんですけど。
P44 カーサンドラー タイトルにありますように、ギリシア神話に登場する「預言者」の王女様のことです。
ただ、「悲劇の予言者」としての色が強いです。
というのも、「彼女の予言を誰も信じない」という呪いが掛けられていたからなんです。
実は「トロイの木馬」作戦を予言で見抜いていたのですが、誰も信じてくれませんでした。
その後も何かと呪いのお陰で不運の連続。
そのためイタリア語では「不吉・破局」という意味があります。
映画「スコーピオン・キング」(ハムナプトラシリーズのスピンオフ)でも預言者として登場しています。
P79 娑婆 仏法では「人が生きる世界」を指す言葉です。
んで、江戸時代に遊郭を「極楽浄土」に例え、その外の世界を「娑婆」と呼んでいました。
しかし、当の遊郭の女郎達にとって、外の世界(娑婆)の方が自由だ(女郎たちは外に出ることも出来ず、自由など全くない束縛された生活をしていました)、ということで、「刑務所などの束縛された場所と比較した外の世界」という意味で使われるようになりました。
P81 クレバになれ 英単語「clever」です。単なる翻訳ですが、一応解説しておきます。
利口・賢い・巧妙、等の意味です。
P88 おもひでぱしゃぱしゃ ジブリ映画「おもひでぽろぽろ」のパロディですね(ホントはそれの原作の漫画)。
そういえば、「おもひでポニョポニョ」ってネタもありましたね・・・(ジブリコラボネタ)
P93 だばでぃ トルシエ監督の通訳の「フローラン・ダバディ」さんのことでしょうか?(自信無いです)。
監督の言葉の意味だけでなく、感情も伝えるかのような通訳の仕方(監督と一緒に語気を荒げたり)で有名です。
通訳兼大切なパートナーということでリズとイズの関係性の比喩・・・で合っていますか?
P107 ゼイゴ 鯵の仲間に見られる尾の両側にあるトゲトゲ(鱗の変化したもの)のことです。
鯵を料理する時はまず、この「ゼイゴ」と鱗を外す作業から始めます。
刺身などのように、皮を食べない時は省略しても構いませんよ〜。

出典
里好著 「うぃずりず」1巻〜5巻(ページに関しては表の“出典”に記載)(芳文社)

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