作者 | 玉岡かがり | 作者HP | 仮るなてぃな倉庫 | |
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掲載誌 | まんがタイムきららMAX(芳文社) | 単行本数 | 3巻(連載終了) | |
Wikipedia | ぼくの生徒はヴァンパイア | |||
チャート | ![]() |
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内容 |
「ブラム」が家庭教師にすることになったのはなんと吸血鬼の女の子「カミラ」。 ところがカミラは人間の事がとっても苦手。 最初はブラムの事も怖がっていたけれど段々親しくなってきて・・・ 作者お得意のラブコメ。今回の舞台はヴァンパイアのお城。 ヴァンパイアの姉妹(「カミラ」と「ガブリエラ」)に使い魔(サキュバス「メイベル」と元黒猫「ミナ」)とごくごく普通の人間「ブラム」が同居する不思議なお話。 可愛らしい画風とカミラの素直になれない(というより自分の気持ちに気付いていない)言動や表情豊かな様に癒される作品。 「ラブコメ」という分類ではあるが、「コメ」よりも「ラブ」や「癒し」の成分が多い印象。 作者特有の、「基本となる登場人物が初期のままから変わらず人間関係や状況の方が変化する」というちょっと変わったタイプの作品。 ヴァンパイアなどのモンスターがキャラクターではあるが、怖いシーンは一切無く、むしろ愛らしいキャラクター達による人間関係とその気持ちの変化に重きを置いている。 |
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感想 |
この方の作品の特徴がふんだんに詰め込まれた作品ですね。 登場人物に大きな変化が無いため、感情移入しやすく、その上で人間関係に変化が出るため、読めば読むほどその世界にはまっていってしまいます。 なんだかもう、誰を応援していいのやら♪な気分になっちゃいますね。 この方の作品の特徴としては、「ダブルナイト」でもそうだったのですが、途中で設定が変わるということですね。 本作でも最初はブラムを怖がっていたカミラが次第にブラムに懐き、惹かれていき・・・ その一方でメイベルとブラムの間にも特別な感情が(それもなにかと紆余曲折があって)。 ブラムの姉のシェリダが加わったり、帰ったり。 さらに、舞台もお城から街に変わったり、またお城に戻ったり。 他の方の作品と違い、ベースとなる登場人物には全く入れ替わりは無く状況だけが変化するので違う魅力がありますね。 基本的に1話完結ではある4コマ漫画ですが、全体にストーリー性があって常に人間関係が移り変わっていくスタイルです。 ラブコメ要素でストーリー。当然その中心にいるブラム(男性)はにぶちんです。 そしてトリックスターのガブリエラとミナのコンビが彼らの関係をいじって・・・ やはりラブコメ要素がふんだんに盛り込まれた作品です。 後半は不思議な恋愛模様が入り混じり、こちらも感情移入しているため、上で書いたように「誰を応援したらええんやろ!」ってなっちゃいました。 |
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単行本 | 発売日 |
・1巻:2007年11月27日 ・2巻:2009年5月27日 ・3巻:2010年11月27日 |
●試し読み |
まんがタイムきららWeb:1巻 まんがタイムきららWeb:2巻 まんがタイムきららWeb:3巻 |
関連項目 | ●ジャンル |
・ラブコメ ・ファンタジー |
●チャート | ・癒し |
●データ | ・身長 | ●作品研究 |
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●作者別 | ・作者別作品一覧 | ●各巻感想 |
・1巻 ・2巻 ・3巻 |