作者 | しんやそうきち | 作者HP | ||
---|---|---|---|---|
掲載誌 | ぱれっとLite(一迅社) | 単行本数 | 2巻(連載終了) | |
Wikipedia | ちゅうに! | |||
チャート | ![]() |
|||
内容 |
タイトルからも分かるように、中学2年生の女の子たちを描いた作品。 「水谷あまみ」と「高阪みやこ」・「里山みつか」と「野々宮まゆき」・「藤原アヤノ」と「越谷アキ」の3組のコンビが主な登場人物であり、ほぼこの6人で話が進む。 6人中3人がボケであり、ツッコミがまゆきのみという状況になることもある(みやこは傍観でアキは焦っている事が多い)。 中学生らしい独特の発想と高いテンションが最大の特徴で、元気なJCの日常を切り取ったような作品。 そのためクセが強くなく、非常に読みやすいことも特徴。 ハイテンションな言動の笑いもありつつ、ほほえましい笑いもあり、読んでいて優しい気持ちになれる。 明るさと元気のよさ、そして中学生という特別な時間が生み出す独特な雰囲気を持つ作品。 「ぱれっとLite」は特定の層を狙った作品が多い事が特徴の雑誌であったが、本作はごく普通の中学生4コマであり、万人ウケは決して低い印象ではない。 |
|||
感想 |
読んでいるとほっこりする内容です♪ 中学生らしい純朴だったり無邪気だったり勢いだったり。そして、ちょっと大人ぶってみたり。 まだまだ子供らしさを残してゆっくりと大人へと向かっていくその入り口。 この独特の空気が大好物です。 可愛らしい画風で、ネタも穏やかなものが多いです。 そのため、爆発的な笑いが溢れた作品のタイプではありません。 どちらかと言えば、微笑ましかったりクスリとしたりするネタが多いです。 でも、その中でたまに見事な一撃が挟まっていたり、大オチでそれまでの話を活かして見事にオトしていたりします。 無邪気なアホの子(大阪での“アホ”は最大級の賛辞です)が6人中2人。作風も相まって、非常に明るくて楽しい作品です。 基本、アホの子好きです。見ていて楽しいので。 本作でも全力で日々を楽しく生きています。この突き抜けた明るさと言動が作品のカラーそのものに繋がっているような気がしますね。 まさにいいコンビ!という3組です。絶妙のバランスが2人で取れていて、それが3組。その3組でもまた調和しています。 それでいて、作品全体がおっとりした雰囲気です。 くどいようなんですが、ホントに独特の空気なんです。楽しい雰囲気なんです。 あっさりしたのどごしで読みやすく、クセも無く、多くの方にお勧めのしやすい作品です。 時折挟まる爆発力のあるネタも愛らしいネタばかりです。 まだまだ無邪気で、でも多少は色々な事が分かってきている。 そういう絶妙な年齢の明るくて面白い子たちの楽しい日常を垣間見ている、そんな気分です。 本作も書きました。Wikipediaの記事。キャラクターや単行本についてはそちらを見て下さい。 |
|||
単行本 | 発売日 |
・1巻:2009年10月22日 ・2巻:2010年11月22日 |
試し読み |
|
関連項目 | ●ジャンル | ・中学生 | ●チャート | ・万人ウケ(高い) |
●データ |
・学校 ・誕生日 |
●作品研究 |
|
|
●作者別 | ●各巻感想 |
・1巻 ・2巻 |
||
あわせて読みたい |
|