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にぃづまごっこ

作者 おりはら さちこ にぃづまごっこ
作者HP おりはら さちこのブログ
掲載誌 まんがくらぶ(竹書房)
単行本数 1巻(連載終了)
Wikipedia
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チャート
内容 一人暮らしの大学生「川田誠」(21歳)の家に突然現れたのは自称“妻”の姪っ子で幼稚園児の「美咲」(5歳)。
ストレートに愛を伝えてくる姪っ子と、それにツッコミを入れる叔父。
年齢差と、身長差と、禁断の愛が織りなす最強のギャップラブコメ。
賑やかで個性的。素直で一途。そんな美咲に追われつつも保護者のような生活を楽しむ誠。
2人の日常をコミカルに描いた作品。

猛アタック叔父と姪
こういう日常です(P57左4コマ目)叔父さんと姪っ子なのです!(P59・4コマ目)

先生にとって初の連載であり、初のコミック。
感想 構図だけで言えばきららキャラットの「まゆかのダーリン!」に近いです。
主人公の片方の誠さんが大学生ということで、「ある程度大人」という点が違います。
姪っ子の猛烈ラブコール♪
取り敢えず、
「年齢差」「身長差」「禁断の恋」
この辺りの単語に反応した方は素直に手を挙げ、その手を単行本に伸ばして下さい。
間違いなく「これこれ♪」という日常が広がっています。
自称“妻”でちょっとませていて。でもやっぱり子供で。
何よりも熱烈&猛烈な溢れんばかりの直球の愛!
お相手は叔父さんで大学生。法律上は3親等のため結婚出来ませんが、そんな事はこの際関係ありません!
まっすぐな愛をぶつけてくる姪っ子にたじたじ♪
帯にも「攻め幼女 × 受け青年 まちがいない、最萌だ。」とありますが、そんな感じです。
ひたすらブレずにあの手この手で愛を伝える美咲ちゃんと、それをかわしながらも賑やかな日々を楽しんでいる誠さん。
この2人のコントラストは安定感抜群のラブコメです♪
登場人物も少なく、構図もシンプル。
読みやすさも優等生ですよん♪

さて、「まゆかのダーリン!」と構図が近いという話をしましたが、相違点は当然有ります。
1つ目は上で語っておりますように、男性サイドの年齢。
大学生ですし、バイトもしております。
2点目は雰囲気。
あちらは萌え4コマ誌という事もあり、「かわいさ」や「萌え」のウェイトが大きい気がします。
一方でこの作品は一般4コマ誌。ネタの色が濃い気がします。
あちらでは男性サイドもある程度受け入れている所がありますが、こちらはひたすらツッコミを入れたり訂正したり・・・という違いもあります。
寝言ですら「妻じゃねぇ 俺は叔父でお前は姪だ」としっかり否定するほど。
1本目は毎回のように「美咲ちゃんが“妻”を自称し、誠さんがそれを否定する」という流れになっていました。
そのネタだけでこんなにも沢山のバリエーションが・・・
そして3点目は周囲の方々。
あちらは2人の事を賑やかしく見守ったり女の子を応援したり萌え転がったり・・・
一方でこちらは「一緒に賑やかに!」という感じ。
具体的には・・・「吉本春菜」さん。彼女が準レギュラー。
この方がまたコメディリリーフなんだ、これが。
大人の方です。誠さんのバイト先の同僚さん。
なんですが・・・美咲ちゃんと波長がバッチリの方。
2人で遊んだり盛り上がったり!大人なのに抜けている所も多くて、見ていて楽しい方。
吉本さんにも想い人がいて、その辺りももっと見たかったな〜・・・
相手の磯崎さんも優しそうな人ですし、(いい意味で)にぶちんだったら・・・なんて想像も。
みさきちゃんの猛烈アタックを・・・というパターンも楽しいですが、
逆に「恋する乙女を美咲ちゃんが後押しして賑やかなトラブルに」とかもありだったかも?
実際、P83のクッキーのお話はそんな感じでしたし、バリエーションが作れそうでした。

吉本春菜さんブレない娘
友人の吉本春菜さん(P90右3コマ目)この1コマが作品を象徴している(P115左4コマ目)

賑やかなラブコメやギャップ大好き♪な方には是非是非お勧め。
それにしても・・・P9の「女は本能で恋する生き物・・・」は至言。
単行本 発売日 ・1巻:2013年2月27日 試し読み
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関連項目 ●ジャンル 少人数
ラブコメ
幼稚園・それ以下
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●データ 学校 ●作品研究
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●作者別
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●各巻感想
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ちとせげっちゅ!!
まゆかのダーリン!
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