多くの作品に1人いる「お嬢様」。でも、「作品のテーマそのものがお嬢様」という作品も!
というわけで、お嬢様がメインテーマの作品をピックアップしました。
同様に「御曹司」というのも考えたんですが・・・作品が少ないです。
というわけで、ここで一緒に扱います。
やっぱサブカルチャーで「お金持ち」を描くとなると「お嬢様」が基本なのかな?
元々サブカルチャーで男性が中心で描かれる事って少ないですしね・・・
あと、このジャンルの作品は執事やじいや、メイドさん達がセットの事もあるのが特徴。
基本的に、「お嬢様達の日常」という作品か、「お嬢様と一般人の比較」「お嬢様のズレた感性」という作品に分かれます。
「ひみつの花園」は典型的な「お嬢様達の日常」。
お嬢様学校の寮での生活を描いた作品です。登場人物の多くもお嬢様!
同じくお嬢様学校が舞台といえば荒井チェリー先生作品で度々名前が出ていた『迷迭香女学院』を舞台にした「いちごの入ったソーダ水」。
この作品はひょんなことからお嬢様となってしまった姉御風の女の子とお嬢様達のドタバタを描いた作品。
同じく荒井チェリー先生作品では「せいなるめぐみ」は舞台こそ普通の学校ですが、「お嬢様が主人公」の作品。
とはいえ、「お嬢様と一般人の比較」とはちょっと違うかもしれません。お嬢様の・・・中身がオッサンなんです。
異色のお嬢様作品。
異色といえば「ゆたんぽのとなり」も負けてはいません!
「お嬢様と一般人の比較」どころか、「お嬢様と超が付く貧乏兄妹の比較」なんですから。
両方向にふれ幅が大きいため、他の作品と違い「貧乏すぎる家庭との比較」という独自のネタが武器の1つです。
同様の作品が「晴れのちシンデレラ」ですが、違うのは「お嬢様」も「貧乏」も同じ人が担当しているという点。
元々超が付く貧乏。でも、突然お嬢様に!
結果として、「ズレを生み出す為の比較対象が過去の自分」という変わったスタイルに。
おまけに、貧乏時代に培った超人的な能力の数々が「お嬢様像」とかけ離れているというのが最大の魅力。
心温まるエピソードの多い、ちょっと変わったお嬢様作品です。
「おじょじょじょ」がある意味最もスタンダードかな?
なかなか素直になれないお嬢様と変わり者の男の子を描くラブコメ4コマ。
ネタ色はあまり強くなく、ラブコメとしての色が強い印象ですね。
さて、続いて御曹司モノ。
取り敢えず今のところ気がついただけでは以下の作品だけです。
少ない・・・
「えすぴー都見参!」はかなり有名ですね。
大きなお屋敷・控えめな御曹司・ほのぼのという特徴。
優しくて控えめな御曹司と、彼を守る護衛の小さな女侍。そして屋敷のSPやメイド達。
ほのぼの作品で、ラブコメテイスト。
設定やお話は「お金持ちならでは!」ですが、主人公は「御曹司!」という感じではなく優しそうなお兄さんです。
「ことはの王子様」は逆に「いかにも!」というお坊ちゃま。
とはいえ、幼稚園児です。彼とメイド達の日常が描かれます。特に、タイトルにもなっている「ことは」が中心。
正直、「御曹司モノ」よりも「メイドモノ」の色の方が圧倒的に濃い作品。ちょっと毛色が違うかな?