2023年08月13日(日)
季節は戻らないまま春を待つ
#nowplaying 自省のせい – 安藤なれど
今日はパシフィカ(Pacifica 112V)の調整を実施。
ナットの溝を結構削り、ローポジションの弾きやすさ向上を図りました。そして、サドルから飛び出ていたイモネジを短いものに交換(8mm&10mm→6mm&8mm)。以前まではイモネジが手に当たり、痛くてブリッジミュートがまともにできない状態だったんです。これで相当弾きやすくなったので、またパシフィカを使用する機会も増えることでしょう。
そもそもパシフィカは私が初めて購入したギターなんですが、当時はギターの機構やコンディションに関する知識など当然ありません(DTMの知識ではカバーできなかった)。後にテレキャスターを購入するまで、他のギターとの比較もできなかったわけで。
テレキャスを購入して驚いた点は、ナットの高さが全然違ったという点です。パシフィカが明らかに高く(=弾きにくい)、テレキャスが明らかに低い(=超弾きやすい)。そのせいでパシフィカはローポジションの弾きにくさが際立っており、コードが苦行でした。例えば6弦ルートのFm7とか、超思いっきり力を込めても6弦全て鳴らないんですよ。
で、「弦高を下げる」という情報に辿り着くわけですが、なんと初期の弦高で6弦2.6~2.7mmぐらいあったんですよ。いや高すぎだろとw そして弦高を下げてみると、冒頭の通りイモネジが痛くてブリッジミュートが苦行になるという…。しかも弦高を下げたところでナットの高さは物理的に削らない限りは変えようがないので、ローポジションのオープンコードとかは相変わらず弾きにくいままでしたし。
今思えば、よくこの状態で5ヶ月も弾けてたなと思います。テレキャス入手後はパシフィカの出番が全くありませんでした。今はギター調整に関する知識も少々身についたので、こんな感じで自分好みのセッティングを追い求められますが。
しかし、いくら個体差があるとはいえ、この初期セッティング(ナット高い&弦高高い)は初心者向けとは言えない気がしますが、他のパシフィカはどういう状態で出荷されてるんでしょうね。私のPacifica 112Vは、1弦&6弦のサドルのイモネジが8mm、他10mmで、弦高が6弦約2.6mmでイモネジが飛び出ない状態でした。ネジなどの細部の仕様がマイナーチェンジされる可能性があるのかわかりませんが、このイモネジが採用されている個体は、必然弦高も高めになっているんじゃないかなーと。
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