作者 | 娘太丸 | 作者HP | ||
---|---|---|---|---|
掲載誌 | まんがタイムきらら(芳文社) | 単行本数 | 2巻(連載終了) | |
Wikipedia | こどもすまいる! | |||
チャート | ![]() |
|||
内容 |
一見園児と見分けのつかないみく先生(松原みくる)は、小さくて童顔だが立派な保育園の先生。 まなみあ保育園を舞台に、園児と先生たちが送る明るく愉快な日々を描いたハートフル4コマ作品。 子供たちの伸び伸びとした姿と、マニアックな小ネタが織りなす不思議なハーモニーが魅力。 分かる人には分かる、という小ネタが頻繁に挟まれ、クスリとすることも多い。 子供たちは、子供らしい一面が全面に描かれることが多いが、一方で大人びた発言や、笑いに厳しい面もある。 最後のネタの4コマ目には「お疲れ様です」(もしくはそれの亜種)のコメントが必ず付く。 また、途中から柱には各キャラクターへの一問一答が付くようになり、作者の後の作品にも受け継がれている。 |
|||
感想 |
んまぁ・・・好みは分かれますよ?決して万人ウケする作品ではないです。 ネタ自体は特異ではないですが、マニアックな小ネタは多いですし。 キャラクターは子供だけでなく、登場人物たちはかなりデフォルメされているので、ちっちゃいですし。 まあ、みく先生はそんなことしなくても初めからちっちゃいですけどね☆ それでも、可愛い子供たちの伸び伸びとした姿を楽しみたいという人や、私のように笑いを求める人にはお薦めです。 ええ、笑えますとも。特にやえちゃんがね。 この子のキャラは光りすぎ♪多分、この子の存在が私の中のこの作品の評価の半分くらいじゃないか、っていうくらい。 子供たちもみんないい子たち(いいキャラしてる)ばかりですよー! コメディベースで、ほのぼのしたり子供たちの生き生きとした姿にほほ笑んだり。 ネタも楽しいですし、サブカル方面の小ネタが分かる方ならなおのこと楽しめますし(あまり詳しくない私でもすごく楽しめましたので、大抵の人ならほとんど拾えるネタだとは思います)。 子供たちが狙ってボケに行ったりする姿も可愛くてナイスです。笑いに厳しい姿もナイスです(2巻P96右)。 あと、子供なのにチョイスが渋かったり(子供3人が『月の歌』で連想したのが『荒城の月』って・・・)。 皆テンション高いですしね(2巻P19左の一連の流れはお見事!) ほのぼのして、ちょっと感動して、思い切り笑える。そんな賑やかな作品です。 それにしても、各地の方言がちらほらと出てきますね。舞台の地域が絞り込めにゃい・・・ それぞれひとコマくらいの発言ですが、出ているんですよね。 ナナミンがツッコミで大阪弁や日常会話で神奈川弁、やえちゃんが博多弁、ヒデが岡山弁。リッコは大阪弁。 さらにみく先生が「粉モノ大好き」と大阪人的発言していますし(関西ではないです。粉モンは「大阪」限定です。我ら炭水化ブティズム)。 それに2巻P32右3コマ目で雪マークが関西(兵庫県のあたり)にあり、さらに1巻P18右のモノローグより家が海の側。 兵庫県の日本海側か瀬戸内側か・・・というところでしょうか? 荒れる海に漕ぎ出したり。日本海っぽい描写が時々ありますね。そっちかなぁ? てんいち(天下一品:京都発祥の関西で最も有名なラーメンチェーン)という単語が出てくるあたり、先生自身は、関西の方なんでしょうね。 Wikipediaは第2の我が家。乃凪いるかです。そちら単行本の情報と登場人物の紹介を書いておきました。どぞ♪ |
|||
雑記 |
やえちゃん七変化!はこの作品の見どころの1つ。 でも、それ以外にもサブカルチャーネタは色々と・・・ というわけで、それらを纏めてレポート化! 題して、『こどもすたいる!』。 意外と奥が深いサブカルネタをご覧あれ。 |
|||
単行本 | 発売日 |
・1巻:2008年11月27日 ・2巻:2010年1月27日 |
試し読み |
まんがタイムきららWeb:1巻 まんがタイムきららWeb:2巻 |
関連項目 | ●ジャンル | ・幼稚園・それ以下 | ●チャート |
・感動 ・癒し ・万人ウケ(低い) |
●データ |
・学校 ・誕生日 ・スリーサイズ ・資格(自動二輪車運転免許) |
●作品研究 | ・こどもすたいる! | |
●作者別 | ・うさかめコンボ! | ●各巻感想 | ||
あわせて読みたい |
|