作者 | 空木あんぐ | ![]() |
||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
作者HP | ![]() |
|||||||||
掲載誌 | まんがライフWIN(竹書房) | |||||||||
単行本数 | 3巻(連載終了) | |||||||||
Wikipedia | 聖ジョルジュ女学園暗黒料理研究会 タベルナ | |||||||||
チャート | ![]() |
|||||||||
内容 |
名門校・聖ジョルジュ女学園の(元)名門サークル「タベルナ」を舞台に繰り広げられる、女子高生4人による“異食”のお料理サークル4コマ♪ 料理や食べることを作品のメインテーマに据えており、全ての話が料理に関わるネタになっている。 愛らしいキャラクター達が織りなす自由奔放な料理と、見事な食いっぷり、そして苦悶(約一名)がコミカルに描かれる。 登場するのは、部長でとんでも料理の元凶の残念な美人さん「スー先輩」・ミニマムな朴念仁「黒葉レンゲ」・無限の胃袋を持つ自由人「愛河アイ」・スタイルを気にする常識人「花菱さくや」の4人であり、2巻にてタベルナとは別の調理部「妃ヒカル」「嶋ショウコ」が加わり、それ以外の人物はほとんど登場しない。 大きな特徴として「料理がメインテーマ」「登場人物がほぼ固定」「サブカルチャーネタが多い」「セリフの量が多い」「タイトルが長い」がある。 ちなみに、主人公は「アイ」であり、単行本1巻の表紙でもある。
購読無料のWeb漫画のため、ネットに繋がる環境さえあれば誰でも読む事が可能。 なお、“タベルナ”とは作中でネタになっている「食べるな」だけでなく、イタリア語で「レストラン・食堂」を意味する。 また、作者の自画像はツインテールの女性で描かれているが、作者自身は男性。 |
|||||||||
感想 |
こういうサイトをやっている割には、実は4コマを読み始めてまだ日が浅いんです。 というわけで、レビューしている作品の多くは既に連載が終了していたり、途中から読み始めたりという作品達です。 その中で、連載開始時点から読み続け、発売日にコミックスを手にした作品は多くありません。 そして、その1冊が、本作です。そして・・・その発売日にレビューを書き、掲載しています。 ついでに、同時並行でWikipediaの記事を書いたりしています。いるかペディア(読んだ人にだけ伝わればいい)。 漫画界では定番の筈が、意外と4コマ界では料理をテーマに扱った作品って少ないんです。 その中でも本作は料理に関する専門的なワードや食材・料理名が頻出します。 料理4コマの中でも、ネタの中に料理をこれだけ織り込んだ作品は珍しいんじゃないでしょうか? ネタとしては「料理を作ること」自体よりも、「料理そのものや食材、食べ方」をネタにしたものが多い印象です。 当然、キャラクターの個性をそこに織り込んできていますので、非常に賑やかな作品に仕上がっています。
比較的セリフの量が多いです(かなり削ったらしいことがあとがきにて語られていますが)。 ただ、複雑な設定は無し。 メンバーは初期からの4人と2巻で加わった2人の合計6人で、それ以外のゲストキャラなどは基本的に無し。 それぞれの関係性も分かりやすく、直感的に理解出来ます。 この作品を楽しむために必要なのは設定の理解ではなく、無数に散らばるサブカルネタの解読でしょう。 さあ、あなたはいくつ分かるかな? とはいえ、私はサブカル方面はかなり疎いのですが、それでも4コマ作品として普通に楽しめましたよん♪ 意外とサブカルチャー方面のネタも多いです。とは言え、結構有名ネタが多いので私でも分かるネタばかりでした。 ただ、そのジャンルが・・・結構広い。 若い子は分かるかな〜?「面白かっこいい」とか、「ソースビィーム!」とか。 それだけではなく、いわゆる時事ネタもありました。 いやはや・・・まさか4コマのネタとしてお目にかかる日が来るとは。1巻P63の「ワカメ」のネタ・・・(元ネタのリアル事件自体がネタっぽい事件でした) お菓子ネタ、好きですねぇ。1巻P51の「きりかぶ」とか懐かしい・・・(あれ、美味しかったですよね) にしても、作者さんのサイトでの自己紹介の「好きなもの」に料理を加えて冷蔵庫の煮鯖と共にミキサーへ・・・ な作品ですね(そう、読んだ人にだけ伝わればいい)。 上でも書いていますが、Wikipediaの記事を書きました。単行本の発売日に書いたわけですから、Wikipediaのルール上、最速での記事掲載ってわけですな。 キャラクターの詳細についてはそちらを見て下さい。 ちなみに、キャラクターは「タベルナに所属した順番」で書きました。結果として主人公のアイが3番目に・・・ ああ、クラブハウスサンドぶつけないで(ホントに、分かる人にだけ伝わればいい)。 |
|||||||||
雑記 |
本作の大きな特徴の一つは「サブカルチャーのパロディネタ満載」です。 私はサブカルチャー方面にあまり明るい方ではありません、が! これでも4コマファンサイトの管理人。やりましょう! というわけで、「分かる範囲」で調べた結果をレポートに纏めました。 題して、『聖ジョルジュ女学園暗黒料理研究会研究会 シラベルナ』。 ・・・タイトル長ぇ!? 何だ、『研究会研究会』って・・・ |
|||||||||
さらに雑記 |
Mevyさんより 『「黒葉レンゲ」のキャラクターは、あっと氏作の漫画「のんのんびより」に出てくる「宮内れんげ」がインスピレーションになっていると見て間違いないと思います。』 というご意見を頂いたんですが・・・おおう、確かに似ている! 「のんのんびより」をご存知無い方のためにちょこっと解説。 コミックアライブにて2009年11月号より連載されている田舎を舞台とした日常系コメディで、非4コマです。 2013年10月〜 アニメ化されています。 「宮内れんげ」はそのメインキャラの一人で、小学一年生。 名前や髪の色が同じでジト目三角口無表情、両手を上げる癖があるといった特徴が共通しています。 ちょっと不思議な感性をしていて、語尾に「のん」を付けることがよくあります。 作品としては、日常系4コマと近い雰囲気を持った作品です。 ゆるっとした雰囲気で、田舎の女の子達のクスリとする日常を描いています。 あ、ごく稀に4コマでない作品も読みます。この作品もそんな1つです。 ウチのサイトで「管理人と趣味が近いな」と感じられた方にはオススメですよ♪ |
|||||||||
単行本 | 発売日 |
・1巻:2011年8月6日 ・2巻:2012年7月6日 ・3巻:2013年10月7日 |
試し読み |
「まんがライフWIN」(連載サイト) 竹書房 -TAKESHOBO-:1巻 |
||||||
関連項目 | ●ジャンル | ・料理モノ | ●チャート |
|
||||||
●データ |
・学校 ・誕生日 ・資格(一般資格) ・資格(普通自動車運転免許) ・4コマの読めるサイト |
●作品研究 | ・聖ジョルジュ女学園暗黒料理研究会研究会 シラベルナ | |||||||
●作者別 | ●各巻感想 |
・1巻 ・2巻 ・3巻 |
||||||||
あわせて読みたい |
|