1. トップ
  2. レビュー
  3. タイム兄弟誌
  4. ゆかにっし&みおにっき

ゆかにっし&みおにっき

作者 荒井チェリー 作者HP
掲載誌 ゆかにっし → まんがタイム(芳文社)
みおにっき → まんがホーム(芳文社)
単行本数 各1巻(連載終了)
Wikipedia ゆかにっし
みおにっき
チャート
内容 前田さんちはファンシーショップを営む3人家族。
店長で長女の「結花」・高校生で長男の「克樹」・小学生で次女の「実音」の3人が送るほのぼの(!?)ファミリー4コマ。
それぞれ別の雑誌で掲載されているが、舞台・設定は同じで、視点となる人物を変えて描かれる2作品。
姉の結花の視点から描かれる「ゆかにっし」、妹の実音の視点から描かれる「みおにっき」となっている。
作者特有の優しいタッチの絵と独自の笑いのセンスで、癒されながら笑える作品に仕上がっている。
また、両作品が非常にリンクしているのも特徴で、舞台や人物だけでなく、話でも両作品が絡む事がある。
ちなみに、みおにっきは作者が初めて完結させた作品でもある(連載自体は「三者三葉」が先に始まっている)。
感想 本来は別の作品なので、別々にレビューすべきなのでしょうが、やはりこの2作品はセット!ということで纏めてみました。
この作者さんの作品はみんな好きですね〜。4コマに限らず全作品持っています。
先生の初期の作品ですが、先生らしさはこの頃から全開♪
絵が可愛くてキャラクターが個性的。話の展開が綺麗で、オチのある4コマらしい4コマです。

両作品が密にリンクしている作品で、「みおにっき」で飼うことになった猫のファレノが「ゆかにっし」でも登場。
実音がひろってきたことが語られています。
両作品は視点が違うため、「ゆかにっし」ではいつもお店にいる結花を中心に家族3人や大人達を、
「みおにっき」では家族に加えて小学校の友人達が多く描かれます。

両作品でメインとして登場するのは前田さん一家。
末期的な料理のヘタさの一家の大黒柱の長女「結花」・パシリがいるのに家事が得意でタコさんウィンナーまで作る長男「克樹」・一家の家計を預かる髑髏好きの次女「実音」の3人です。
個性豊かすぎるでしょ?

舞台はファンシーショップ「ファレノ」なんですが、扱っている商品がまた個性的。
これがまた私のツボなんですね。
また別の作品でそういう商品が登場しないかな、と楽しみにしております(「ハッピーとれいるず」でも出てきていましたね)。
あと、結花の書く詩(?)とか。「ゆかにっし」P42の詩はツボでした。
その直後のP45/46の姉妹の年賀状も爆笑しました。

ご購入の際は2冊セットでのご購入をお薦めしますヨ♪
雑記 この作品に限った事ではないのですが、この作者さんの作品はお互いにリンクしていることが多いですね。
詳しくはこちらで解説していますが、ほぼ全作品がどれかとは繋がっていますね。
中には登場人物が別の作品に!なんてことも。ということは、また前田一家もどこかでひょっこり顔を出すかもしれませんね。
実際ちょこちょこ出演していますし。
こういう作品を越えたお遊びが出来るのも、作品数が多い先生ならでは、ですね。
そして、「三者三葉」でもお馴染の満腹食堂も登場!
その辺りの荒井チェリー先生の作品の間改正を紐解いたレポート「荒井チェリーワールド」もよろしくお願いします♪
単行本 発売日 ・ゆかにっし:2006年5月26日
・みおにっき:2006年5月26日
試し読み まんがタイムきららWeb:ゆかにっし
まんがタイムきららWeb:みおにっき
関連項目 ●ジャンル 家族モノ
お仕事モノ
小学生
●チャート 癒し
万人ウケ(高い)
●データ 資格(普通自動車運転免許)
小冊子(単行本)
●作品研究 荒井チェリーワールド
●作者別 作者別作品一覧 ●各巻感想
-

戻る