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学べる作品


まんが知識も知識は知識、なんて言葉があります。
そんなわけで、知識を得られる作品、「学べる作品」特集です。
意外と知識を得ることのできる作品というものはあるんですよ。
ちなみに「美術について学べる」「音楽について学べる」といった特定のジャンルに特化したモノはそういう括りで紹介しています。
ここでは一般知識や雑学などを学べる作品を紹介していきます。

何と言っても「四季おりおりっ!」は外せないでしょう。
学べる作品の代表ともいえます。日本の文化や行事、季節の移り変わりやその他もろもろ、学校が教えてくれないステキ情報が満載です。
学級文庫(指で口を横に広げて言ってみましょう)に置いていいんじゃないか、っていうくらいです。
「落花流水」も様々なことわざや故事成語が多用されていますし、それ以外のありとあらゆるジャンルがネタとして使われています。
言葉の解説がないことがほとんどですが、それをきっかけに自分で調べれば確実に知識が付きます。
ちなみに両作品とも当研究所でそういった情報は纏めているので、「手軽に学びたい」という方はそちらのレポートをご覧ください。
行事おりおりっ!:四季おりおりっ!の豆知識を纏めました
雑学流水     :落花流水の元ネタやことわざを纏めました

「野菜畑でつかまえて」はテーマになっている農業や野菜について!
リアルに農業を経験されているまつもと剛志先生ならではの作品です。

「じょしもん」はテーマが動物。
現実離れした動物達のオンパレードですが、リアルに役立つ動物知識も満載です。

「孔明のヨメ。」は文字通り、三国志で最も有名な軍師様の諸葛孔明が蜀に属する以前のお話。
登場するキャラクターに関する逸話だけでなく、当時の生活や風習なども勉強になります。

「スケブ」も学べる作品ですね。ジャンルは偏っていますが。
動植物に特化した情報が多いです。それ以外もありますが。
雑学に近いので、ジャンル分けせずにこちらで掲載しました。

「わ!」は幅広い雑学が学べますね。
社会派的なネタも多いことが特徴で、他の作品とはちょっと違った雑学が学べます。
それに、雑学のネタへの絡め方が絶品!まさに、お見事の一言です。

「紅井さんは今日も詰んでる。」はテーマが将棋ですので、それに特化した内容。
ルールや戦略、業界などなど将棋に関して様々な知識が学べます。

「うちのトコでは」は各都道府県の事が県民性という視点から学べます。
ウルフルズさんがとある曲の中で大阪について「他に比べりゃ外国同然」と歌っていましたが、
他府県も大概「外国同然」ですね。
そんな県毎の県民性の違いや県同士の関係などを楽しく学ぶことができます。
他府県の人と関わる前に読むべきバイブル?なんて思ってます。

「薬学女子」は現役薬学部の学生さんが書かれたエッセイ作品。
というわけで、がっつりお薬についての知識がいっぱい出てきます。
興味深いお話も多く、知的好奇心の強い方や「健康大好き!」な方なら是非とも読む事をお勧めしますよ♪

「信長の忍び」は文字通り、戦国絵巻。
コミカルに描かれていますが、内容は史実に忠実な点が非常に多いです。
何より、作者の重野なおき先生は中学校社会科の教員免許を持ってらっしゃいます!

「レッケン!」も同じく戦国時代!
様々な戦国ネタが練り込まれ、ハイテンションな賑やかな作品でありながら色々と学べてしまう作品。
「信長の忍び」は当時の戦国ですが、この作品は「現代に残る物」や「戦国のイメージと実像」なども扱っていて、また違う切り口となっています。

他にも、花について学べる「花やか梅ちゃん」や、妖怪や都市伝説について学べる「ざっちゃん」「かたつむりちゃん」、ペットについて学べる「PET WIZ」といった、特定のジャンルについて学べる作品はたくさんあります。
学びたい方向性が決まっているなら、そのジャンルの作品を読むと、知識だけでなく、楽しみ方も得ることが出来ますヨ。
私は正直、入口にはこだわらないタイプですので、興味を持つきっかけとして漫画、というのもアリだと思っています。
「キャプテン翼」を読んでサッカーを始めた子供たちがJリーグや世界のサッカーを支えていますしね(海外選手にもそういう人が多いのです)。
漫画で興味を持ち、楽しさを知り、勉強して、その世界を担う一人になる。
あるとおもいます!(天津木村風に)
そのうち「けいおん!」きっかけでバンドを始めた、っていうプロミュージシャンとか出てくるんでしょうかねぇ。
ちなみに、私は「四季おりおりっ!」きっかけで日本の文化や行事を再認識し、「GA 芸術科アートデザインクラス」で色彩に興味を持ち勉強し、「けいおん!」でギターに興味を持った人間です。
ええ、4コマ漫画で色々な世界に触れる機会を得ました。

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