タイトルは『オールスターものまね王座決定戦』のパロディです。
ちなみに、私は「モノマネされる側」をほとんど知らないタイプの人間です。
総得票数は73票と予想通り伸びませんでした。
ま〜、ほとんどの人は雑誌の違いを意識して・・・というのはないでしょうし、「作品」単位ですよね。
リアルガチで最後の最後まで趣味でした。
そう、今回がアンケート企画のラストでした。
では、結果をどうぞ!
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雑誌名 | 得票数 |
まんがタイムきららキャラット(芳文社) | 15 |
まんがライフオリジナル(竹書房) | 11 |
まんが4コマぱれっと(一迅社) | 9 |
まんがタイムジャンボ(芳文社) | 7 |
まんがタイムきらら(芳文社) | 7 |
まんがタイムスペシャル(芳文社) | 6 |
まんがタイムきららMAX(芳文社) | 5 |
まんがライフWIN(竹書房)(Web) | 4 |
まんがライフMOMO(竹書房) | 3 |
まんがくらぶ(竹書房) | 2 |
まんが4コマぱれっとonline(一迅社)(Web) | 1 |
4コマnanoエース(角川書店) | 1 |
livedoorデイリー4コマ(livedoor)(廃刊) (追加) | 1 |
まんがホーム(芳文社) | 1 |
予想通り、「ひだまりスケッチ」・「GA 芸術科アートデザインクラス」・「キルミーベイベー」・「Aチャンネル」といったアニメ化作品を多数抱える「まんがタイムきららキャラット」が堂々の1位。
改めてフルネームを出すと・・・地味に長いなぁ。
「まんがタイム」から派生した「まんがタイムきらら」からさらに派生したのがこの「まんがタイムきららキャラット」ですからね。
コメントからはその中でも特に「GA 芸術科アートデザインクラス」人気が強かったです。
単純に「萌え4コマ」というジャンルというわけではなく、その中でもネタがしっかりしている作品が多かったり、一般向けな要素も含んでいたりする優等生。
最近は作品の入れ替えが尋常ではなく激しく、さてさて・・・これからどう変化していくのか・・・
というのが気になる所。
特に「ひだまりスケッチ」は3年生組の受験が終了し、残った時間は少なく・・・
果たして連載や展開がどうなるのか。
ちなみにですが、私自身も毎月定期購読が試し読みをする前から決定している唯一の雑誌がこのキャラットです。
バックナンバー集めもあるのですが、2009年1月号以降はコンプリート。
それ以前についても2005年11月号以降であれば大半が揃っているという「え・・・?うちの書庫今どうなってる?」という状態です。
2位は一般誌のランクイン!
ウチのサイトでホントお世話になっています!竹書房様の「まんがライフオリジナル」!!
今現在連載中の作品のうち、当サイトでレビュー済みの作品が5作品と多い事から、私もこの雑誌がお気に入りであることが分かって頂けるでしょう。
アニメ化した「リコーダーとランドセル」・「しばいぬ子さん」を抱え、千葉の4コマ王・重野なおき先生の「よんこまのこ」や、最近私がグイグイプッシュしている「晴れのちシンデレラ」が連載中!
比較的ベテラン勢が多く、その一方で若手の攻めた笑いも共存するすそ野の広い雑誌です。
ウチのレビューではベテラン勢の作品のレビューがホント少ないですが、それは私が「攻めた笑い」を求めるから。
実は4コマ界全体でも「攻めた若手」と「ベテラン勢」のバランスが一番いい雑誌かもしれません。
また、連載期間が長い作品も非常に多いです。
90年代前半から続く作品と、最近始まったばかりの若手の作品の共存。
また、4コマ形式でない作品も混じっていたりします。
「ライフMOMO」で連載され、アニメ化もされた「せんせいのお時間」は本誌で連載がスタートしたのは意外と知られていない事実です。
これはメディア路線のやや濃いめの「ライフMOMO」の創刊にあたり、その柱とするために移籍したからなんですね。
多分、萌え4コマとしては最古参作品なのかな?
その「ライフMOMO」もしっかりランクインしています!
3位は個性派作品が揃っている「まんが4コマぱれっと」!
きららと共に萌え4コマ誌の群雄割拠時代を生き残った数少ない4コマエリート。
多くの雑誌が消えていく中、残ったその実力は本物です。
当サイトといえば「四季おりおりっ!」ですが、それが終了後も割と購入頻度が高いです。
と言いますか、相変わらずほぼ毎月買っています。リアルな話。
看板作品でもあり、1回目のアンケート、「あなたが選ぶベスト4コマ」でも首位を獲得し、最強作品であることを証明した「スターマイン」に加え、姉妹誌の「ぱれっとLite」の休刊に伴うリニューアルによって参戦した「みりたり!」。
それ以外にも業界では名の通っている荒井チェリー先生や湖西晶先生も抱える、攻めた中にも安定感がある布陣。
ゲーム系の作品が多いため、そこは好みの分かれるところではありますが。
実は読者参加型の企画を行っている珍しい雑誌という側面もあります。
また、「ぱれっとonline」ではそちらのみの連載に加えて、本誌での連載作品のサイドストーリーが展開されるなど独自の構成が目を惹きます。
意外とこの雑誌からのアニメ化は未だ無し。
ドラマCD等も積極的でなく、そういったメディア展開と最も親和性が高そうでありながらほぼ縁が無いという不思議な面も。
人手不足かなぁ・・・
一昔前までは「読者プレゼントがなかなか届かない」という嬉しくない噂が強かったですが、最近は改善している様子。
ただ、「ひみつの応募券」についての遅延は現在なお進行中。
しかしながら、第1弾の発送が2012年12月より開始されるそうです(当初は2011年秋ごろの予定)。長かった・・・
ちなみに、あたしは余裕でポイントが溜まっているので15ポイントも30ポイントも両方申し込み済みだぁ!!
「まんがタイムきらら」は萌え4コマの草分けとして、「この雑誌の歴史が萌え4コマの歴史」ともいえる存在。
堂々の安定感で上位にランクイン。
同じく芳文社様の「まんがタイムジャンボ」「まんがタイムスペシャル」といった、タイム兄弟誌の中でもきららに近い所のある両者の中間とも言える2誌も強いです。
票がかなり割れた上に上位3誌は別々の出版社さん。
ただ、全体的に見ますとやはり多くの雑誌を抱える芳文社様が強い傾向。
雑誌の数がホント凄いもんなぁ・・・
近年は他社さんからも4コマ誌が出てきたり、きららからさらに派生した姉妹誌が誕生したりと不況というご時世の中で数少ない「攻めの商戦」が見られる業界。
紙媒体ではなくWebを媒体としたり、その中でも「ブログを使った作品発表」等々、さらに多様化を見せてもいます。
これから業界全体がどういう形になっていくのか、かつての群雄割拠時代とは全く異なる新たな戦国時代を私達は目にしているのです!
それでは、例によって最後にアンケート実施会場であるFC2さんへのリンク。
「投票結果 - オールスター4コマ誌王座決定戦」
御参加頂いた皆さん、改めてありがとうございましたっ!
今回が一応本企画の最後でした。
これ以降はまた単発企画として思いついたようにやってみたいと思います。
私の完全な趣味にお付き合い下さいました皆様、本当にありがとうございました!
「笑本」はこれからも新しい企画を模索し続けます!