OpenPNE を 2.10.3 から 2.12.5 へバージョンアップ作業を行いました。
今回は作業で気づいた点などを書きとめた手記になります。
バージョンアップ自体はドキュメントが用意されており、その通りに進行すれば問題はありませんでした。
ただ、これはデフォルトの構成で運営している場合であって、構成を変更している部分については読み替えて作業しなければいけません。
尚、ここで述べていることはデフォルトの構成で運営されている場合のものです。
まずはデータベースのバックアップです。
作業を始める前は必ず行なっておきましょう。
(以前に軽んじて痛い目にあいました)
それから特に気をつけていただきたいのが設定ファイルの「config.php」です。
これはバージョンアップするたびに若干変更があります。
ただ単に移しただけでは問題があります。
新しいバージョンに含まれている「config.php.sample」と見比べて追加・削除・変更があった部分は修正する必要があります。
注意して確認して下さい。
それからFTPなりで全ファイルを配置します。
ディレクトリ「var」配下のディレクトリのパーミッションを「777」へ変更。
# chmod -R 0777 /home/アカウント/OpenPNE/var/*
最後にデータベース構造の変更を行うために「upgrade-2.10to2.12.sql」を実行します。
# mysql -u ユーザー名 -p データベース名 < /home/アカウント/OpenPNE/setup/sql/mysql40/upgrade/upgrade-2.10to2.12.sql
※ 「mysql40」の部分はご使用のバージョンに合わせて変更して下さい。
パスワードを聞かれるので入力すると実行されます。
後は管理者画面へ飛んで、デザインの修正などなど。
- OpenPNE バージョンアップ ドキュメント
- http://www.openpne.jp/docs/pne-versionup/
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