2014年7月28日
めっさ久々に雑学つぶやき。
評価の分かれる「生類憐みの令」。
悪法として有名ですが、近年は再評価する動きも見られます。
動物愛護、というだけではなくその保護の範囲に意外と知られていないところがあることが要因の一つ。
実は動物だけでなく、子供や年寄り、病人を捨てることも禁止していたんです。
「姥捨て山」など、当時は厳しい生活の中でそういったことも現実としてあり、それに待ったをかけていたんですね。
守りたかったのは動物だけではなく、社会的な弱者全体だったんですね。
また、「動物保護」の観点から見ても、当時は肉を食べるという文化がほとんどなかった点も忘れちゃいけないです。
教科書だけ見ると「犬の保護」ばかりに目が行きがちですが、そういった側面もあるのです。